ハイル禅師語録

ハイル禅師語録で奇跡の開運

善人なのに不幸な人

2017年02月13日 | 教え
質問者:ハイル禅師 善人なのに不幸な人生を送る人が
なぜいるのですか?

私:世間よく善人にして不幸な人がいるが
かかる人は前世に於いて罪を重ね 
死に際し霊界で翻然と悔悟し 
自分は未来永劫 悪は一切なさないと固く決心し
その想念が霊魂に深く染みついており
浄化不十分のまま 再生するをもって
悪を嫌い 善を行うにも拘らず
不幸の境遇を辿るのが真相なのであります

政治家などで暗殺される善人も この理により
因果で言う 負のカルマを持ち 前世の罪穢の
払拭が済んでいないからである

しかし劫がやや軽い場合は稀にある期間不幸が続き 
罪穢が払拭されるに於いて一躍幸福者となる例もある

人の寿命とは神よりの受命者として人生に於いて 
霊体に罪穢が堆積しそれと共に肉体も病気などで 
受命を遂行しがたくなるから 一旦 身体を捨てて
霊界に復帰するが これを「帰幽」すると言う

昔から霊の抜けた体を「ナキガラ」といったり
肉体を「カラダ」と言うのも そう言う意味です

霊魂が霊界に入るや大多数の人は罪穢の浄化作用から
始まり 霊界生活に於いての高下と 浄化次元の長短が
あるのも当然であります 

霊界の浄化期間については早きは数年・数十年 
遅きは数千年・数万年に及ぶ者さえ存在します