大声で怒鳴りつけるとか感情の起伏が激しい上司

質問者：ハイル禅師　大声で若い人達を怒鳴りつけるとか
感情の起伏が極めて激しい会社の上司がいますが
社員は委縮して活力が湧いてこない感じです

私：人格的に問題を抱えている人間も会社には当然
存在していますが叱る際には正当な事由がなければ
相手に反省を促す意味ではなく　自身の憂さ晴らしで
しかありません

また大声で他人を怒鳴りつける人は　なぜか自身も第三者から
怒鳴りつけられるようになります

例えば企業の部長さんで正当な事由もなく
若い社員をいつも怒鳴りつけていましたが
此の部長さんの会社が倒産したので転職しました

転職先の会社で中途入社した部長さんも平社員であり
今度は自分が若い社員から偉そうに怒鳴られる

給料は部長だった時の半分以下になり仕事場では若い先輩の
社員達から怒鳴り散らされる状況に陥ったのですが
身から出た錆とも言える

カルマの法則とは神の意志であり自分で発した事は自分に
返って来ます

現在パワハラをやっている人も早く法則に気付いて止めなければ
いづれはどこかで自分に大きく跳ね返ってきます

また社員に対して怒鳴りつけるのではなく冷静に問題点を
指摘して上げて本人が自発的に改善する気を起こさせる事が
肝要なのであります

道祖神や地蔵に手を合わせる行為の是非

質問者：ハイル禅師　道端の道祖神や地蔵に手を合わせる
行為は崇敬神の現れであり僕自身は良い事だと思いますが
実際はどうなのでしょうか？

私：道端にある道祖神や地蔵に手を合わせたくなる行為は
信仰心の発露であり素晴らしいのですが非常に残念な事に
副作用が生じる場合があるのです

ただし道端にある道祖神や地蔵の過去の経緯を調べて
地元の崇敬者にも確認する事で安全な場合もあるので
一概に危険と言う訳ではない

しかし山奥の寂れた場所にあったり　いわくつきの場所にある
地蔵などには人間の不成仏霊や動物霊が蝟集している事が
多々あるのです

その場所で個人的な祈願をしたり手を合わせようものなら
霊達が「この人は良い人だから何とかしてくれそう」という事
で憑依してきます

憑依された人は身体が痛く成ったり重く成ったり障りの影響で
具合が悪くなるが　地蔵に手を合わせたつもりが地蔵に屯して
いる霊達に手を合わせた形になるからである

なぜなら地蔵を頼って蝟集する霊が現実には多いからであり
どうしても崇敬者の人間に助けて貰う為でもある

だが道祖神や地蔵尊巡りをした後で「救霊」を受けるなら
功徳を積む意味もありますが　そうでなければ簡単に何でも
手を合わせるのは止めた方が良い

地蔵が邪霊集合霊界の危険性がある場所も存在するから
であります

ロシアの占領によるウクライナ人の虐殺は必然的な災禍を受けたのか

質問者：ハイル禅師　ウクライナ北部の住人やロシアに
占拠されていた土地の住人達の老若男女が殺害されて
いますが犠牲者達も必然的な災禍を受けたのでしょうか？

私：どんな時代に人は生まれても過去世で善徳を積み一方で
罪障である劫がほとんどない人は必ず災難は免れるのです

ウクライナのロシアに占領された地域では無法者のロシア兵が
滅茶苦茶な収奪を行い住民を虐殺しましたが犠牲者の過去世を
三代遡ると悲運な運命になった原因が判明します

つまり過去世では犠牲者達が加害者側の立場になっていた等
だがカルマの法則は厳然たる神の意志であり因果応報の形に
帰結するようになっているからである

実は日本の北海道がロシアに攻撃されて占領される話があり
ロシアがウクライナを攻撃する五年以上も前から
北海道にロシアが上陸してくる予言があった

その際は自衛隊も米軍も本格的にロシアを攻撃せず
放送で「ロシア軍は日本固有の領土から撤退して下さい」と
流すだけです

ロシアの機密文書が露呈した為　北海道の占領計画が
本当に存在した事が明らかになった

プーチンは先にウクライナを攻撃して二週間で屈服させ
その後に北海道を狙う計画に直前で切り変えましたが
ウクライナで挫折したのであります

ミイラなど体が残ってしまうと魂は成仏しにくい

質問者：ハイル禅師　ミイラなど体が残ってしまうと魂は
成仏しにくいのでしょうか？

私：政治家や聖職者などのミイラが教会などで公開されている
ケースがありますが当人達の魂は成仏せずにミイラの周りで
徘徊している事が多々あります

自分のミイラの周りを徘徊するので当然成仏はしておらず
稀にミイラの中に入って頭や首の向きを変えたり目を開けたり
瞬きをする事もある

精巧に作られたミイラで尚且つ深い崇敬心の対象になっている
ミイラは特にそうであり崇敬者の願いを叶えて上げたりもしている

基本的に現世に自分の肉体が残ると残留思念が強く働き成仏し
にくいのであります

私の知る話で一般人が完全に死亡した直後は
自分の死体を付近から観ている状態になりますが
生前に特に体のどこかを患っていた人などは霊体が
やや重く感じる

ただしこの霊体の重さは自分の死体を焼くことで
軽やかになって霊界に行きやすくなったと証言する霊が多い

つまり未練や執着が自分の肉体に残っていたが
肉体が消失した事で覚悟が決まり完全に霊界の人になる

ゆえに成仏しにくい理由は自分の遺体が残って執着が残る事
にあるが特に信仰の対象にされると使命感が湧くので
普通に成仏するのは難しいのである

なぜ日本の国土は世界大陸が凝縮した雛形になっているのか

質問者：ハイル禅師　なぜ日本の国土は世界大陸が凝縮した
雛形になっているのでしょうか？

私：世界の国々は独自の神界を持っていますが
日本神界だけ最奥極微神界に繋がっている事と
日本大陸が世界の雛形である事は不即不離の関係にあります

例えば日本文化の情緒の流れを観ると万葉時代の
「まこと」から始まり平安時代の「もののあはれ」「をかし」
南北朝・室町期にかけての「幽玄の美」
安土桃山時代の「わび・さび」江戸期の「いき」などと変遷して
きている

いずれも含蓄ある情感による格調が見受けられるが
日本人特有の幽玄微妙な感性と情緒鑑賞力を独自に
構成しているからです

つまり日本神界の奥襞（おくひだ）が拡がりを持っている訳であり
日本人の魂がそれだけ奥深い多面的な咀嚼要素を有している
証でもある

昔から日本人は単純な思考回路しか持たない欧米人から
複雑怪奇で難解な思考と行動様式を持った民族と思われて
いるのも頷ける

日本が世界の雛形であり民族が宗教に寛容で繊細な理由は
最奥極微神界の有り様を映し出しているからであります

要するに意志と想念の世界が霊界だが　この奥にある情緒の
襞が深いという事は　それだけ日本人の内面的神界が奥深く
神霊界が緻密だからなのである

日本の神社であればどこで祈願しても安全なのでしょうか？

質問者：ハイル禅師　日本の神社であればどこで祈願しても
安全なのでしょうか？

私：手入れの行き届いていない社殿や鳥居が壊れている
神社などは御神霊が居られず邪悪な霊が存在する場合が
多々あり注意も必要なのであります

御神霊が居られない空き神社や廃神社のような場所は
種々の悪霊やハグレ眷属の溜まり場になっており大変
危険だからである

つまり神社であっても上記のような雰囲気のおかしな場所で
我欲祈願などするとかえって不幸になる危険性が生じる

神主が定期的に来られる神社であればまだ大丈夫ですが
次のようなケースに該当する神社は避けた方が無難です

①社殿や鳥居が破損している　
②参道に石畳や玉砂利が無くゴミが散らばり雑草だらけ
③社殿の前など境内が全てコンクリートで無味乾燥な神社

また木々が無い神社も御神霊は居られないし
繁っていても陰気臭くてジメジメしている神社も良くない

しめ縄が腐っていたり賽銭箱が破損している神社や
金ピカだが荘厳さが感じられない神社なども避けるべきです

更に社務所の人達や神主の容姿が狐か狸そっくりになっており
目に明浄正直の輝きが無い神社も要注意です

稲荷神社も副作用があるので先祖代々続けている家系以外は
避けた方が良いでしょう

禅師の語録を読まれる方達は基本的に宗教に入信されている人が多いのですか

質問者：ハイル禅師　禅師の語録を読まれる方達は
基本的に宗教に入信されている人が多いのでしょうか？

私：語録の内容は一般の人でも理解出来るように
専門用語はなるべく使わずに平たく解説しておりますが
それでも読解力と理解力とさらに咀嚼力が必要なのであります

私の語録を読まれる方は二十代～六十代の人が多いですが
質問者からの投稿は三十代～四十代の方が多い印象です

確かに語録の読者は既存宗教の入信者が多いですが
彼らは人一倍探究心が強い傾向があります

さらに若くして私の語録を深く理解して下さる方は
相対的に精神面や肉体面で瑕疵やハンディーを持っていたり
劫が重かったりしますが苦労人の要素が無いと理解しにくい
のも事実だからです

上記の方達は既に独自の宗教に入信されている場合が多い
ですが　宗教の経典などを読んだことが無い一般人には
宗教的な話の部分は解釈が難しいと言えます

それでも私は裾野を広げて一般人にも得心して頂いたり
理解して貰う為に話題を色々と散りばめております

深く語録の内容を理解して下さる人に宗教の入信者が多い
理由は文章を読みなれていたり読解力や咀嚼力が豊かであり
御魂の進歩が著しい事も共通点に挙げられます

階段が無限に続いてショッピングモールからしばらくの間 出られない事態に陥った

質問者：ハイル禅師　私はショッピングモールからしばらくの間　
出られない事態に陥りましたが階段が無限に続いていたのです

私：ショッピングモールは買い物客が賑わう大きな店舗が多く
三階以上の施設も結構あります

経営者は広大な敷地を安く入手する為に墓地や問題ある
土地を整地の上で建立する事も多いのです

私の知る話でショッピングモールの建物は４階建てだが
霊感が強く問題を抱えた人がエレベーターに乗ると
１６階が表示されており１６階に行けるのです

１６階に着いてドアが開くと一面が真っ暗であり
目を凝らすと遠方に蝋燭の灯がぼんやり見える

ある高齢男性は１６階で降りたが雰囲気的に危険を感じ
咄嗟にエレベーター内に戻る手前で足を掴まれた

こういう所は降りない方が正解なのだが降りると危ないのです

このモールでは屋上から普通に歩いて下に堕ちて死亡した人
が数人おり１６階で降りた人達が引っ張り込まれたのである

この店では階段を何段登っても何段降りてもいつまでも
無限に続くなど問題が多く　謎の１６階で降りた御婆さんも
死んだ御爺さんの降りるな！早く戻ってこい！という声で
エレベーター内に戻ったが爺さんの霊体の姿はなかった

埼玉県の越谷レイクタウンも火葬場の跡地と言われる店舗で
心霊現象が多発している話もあります

私は女性ですが不細工な容姿で何を目指すべきか

質問者：ハイル禅師　私は女性ですが不細工な容姿で
現世では希望がありません　何を目指すべきでしょうか？

私：小・中・高・大学と私も女性や男性をじっくりと容姿は
観てきましたが　平均すると女性の方が容姿がやや良い
と言うのが結論でした

つまり女性の方が容姿の平均が良いのは男性から求婚され
易くする為でありましょう

確かに女性の容姿は男性より良い事に越したことはないし
悪いとイジメの対象にもなり性格が更に暗くなります

自分の容姿が悪く明るい未来が無いからと
自害する人もいますがこれは解決にならず
霊体に体罰を受けた後は来世に課題を持ち越します

しかし容姿が悪くても賢い女性は宗教に入って徳積みを
一生懸命する人が多いのであります　

私がその女性になぜ熱心に功徳を積もうとするのかと聞くと
私は御覧のように容姿が悪く現世ではまったく希望が無い為
来世に良い容姿で転生して明るい人生を送る為ですと答えた

確かにその女性は見た目（容姿全体）が良い事はなく
男性から声は掛からないのは納得でした

と言う訳で結論から言えば現世の時間を有効に使って
功徳を沢山積んで来世に希望を叶える努力が最善だと
私も思います

徳積みは容姿が悪くなくても不本意な人生になっている人には
特に有力な手段なのであります

現実界の方がなぜ霊界よりも御魂磨きになるのか

質問者：ハイル禅師　現実界の方がなぜ霊界よりも御魂磨きに
なるのでしょうか？

私：霊界では似た魂同士が同じ霊層で生活するシステムなので
善霊は善霊達のみで集まり悪霊は悪霊達のみで集まる様に
変化がありません

御魂磨きや魂修行と呼ばれるのは人間が肉体を持って地上に
生まれてからの内容であり　この地上は変化に富んでおります

つまり霊界では魂が磨かれて進歩発展する事はほとんどなく
霊層を上げるのも相当な年月と労力を要します

人間が悪霊の徘徊する危険なこの世に生まれてきたのは
全て御魂の進歩発展の為なのであります

また潔癖主義の人は人間は善人であるべきだ！と主張しますが
真理を深く研鑽し霊的レベルがドンドン向上してくると
「善も悪も凡て神の内」だと悟る事により
初めて悪に対する慈しみも湧いてくる

善の存在も悪の存在も御魂の霊的進化の為には絶対必要で
あり　双方の本質を深く知悉する事で御魂の進化に貢献する
訳であります

ただし地上ではカルマの法則がある為　善の行いも悪の行いも
必ず相応の報いを受ける形になりますが
それは真の平等を果たす為です

現世では善の行いで徳を沢山積んで来世に生まれて来る
自分自身の運勢全般の条件を良くしてあげる事が
最善の行いなのは言うまでもありません

人の運命は偶然に不幸な目に遭うという事はないのか

質問者：ハイル禅師　人の運命は偶然に不幸な目に遭う
という事はないのでしょうか？

私：観音様は「この世は全て因縁によって支配されており
吉凶禍福も全て徳分相応である」と言われております

この世で生じる幸運も不運も全てが因縁に因るモノであり
不幸になる人は過去世で自身が積んだ劫の塊である悪因縁を
浄化する為であります

例えば前世で殺人鬼だった人は現世で普通に生活をしている
のに突然暴漢に襲われたりして命を理不尽に奪われたりする

これは天の命数の範疇であり逆に善徳を積んだ人は危機一髪
で誰かに助けられたり大金が手に入ったりする

前世の徳と劫は霊界に詳細に記録されており「無形の徳分」
か「無形の債務」という形で厳密に数値として出ているのです

これらが次に転生した際に因縁相応に現象化する訳であり
多くの人は独自の「霊的借金」を背負っております

つまり不幸が多い理由は前世の徳が非常に少なく
悪い霊的借金である罪穢れが多いからであります

要するに前世に多くの人を助けて劫をほとんど積んでいない
善人が現世で極端な不幸になる事はない訳です

また金持ちの子供で生まれても必ずしも幸運とは限らず
病死や事故死などで寿命が短い子もいる

やはり最終的には神様が言われる徳分相応であり因果の通り
の人生になるように法則が働いているのであります

どういう人達が悪霊に憑りつかれ易いのか

質問者：ハイル禅師　どういう人達が悪霊に憑りつかれ易い
のでしょうか？

私：悪霊に憑依され易い人にはいくつか特徴がありますが
特に性格上の癖や偏りが強く　どんな悪事も正当化しようと
する狡賢い輩が多いのであります

魂で言えば癖のない円満な人とはギザギザが無い球形に
近い状態であり　その上純粋で光り輝いており神仏や高級霊
が掛かりやすい特徴があります

つまり神社にある真澄の鏡のように澄み切ってすべてのモノを
映し出す状態になれば御神霊も宿り易いのです

神霊や高級霊がかかる人は動作も行いもごく自然であり
変化があるとすれば容姿が高貴になり気持ちが豊かになり
情感が素晴らしく成って他人から敬意を持たれる部分になります

また高級霊の定義ですが一般的には神様のように昇華した人の
霊の事を指すことが多いが　ただ本当の意味での高級霊とは
神霊の事を言うのであります

悪霊に憑依され易い人は神社で御祓いを受けるか
救霊で外してもらうのが最善ですが　大多数の人は悪霊に
憑依された破天荒な人生をそのまま送るのであります

産土神（うぶずなかみ）とはどのような御働きがあるのか

質問者：ハイル禅師　産土神（うぶずなかみ）とはどのような
御働きがあるのでしょうか？

私：出産・入学・就職・結婚・死亡等　特にこれら五つに関しては
産土神が御働きになると言われております

村の鎮守の神様とはこの村の住人から言えば村の鎮守様が
産土神となります

産土神は人間の御魂を霊界から運んでくる
コウノトリの役目をなされますが
その人の一生涯の運命を知っていて
守護神や守護霊にも指示される立場にあります

つまり私達を守る守護神や守護霊は産土神の仲介によって定まる

また産土神の御働きとは神秘霊妙であり一般の人々が預かり
知らない事がほとんどです

霊力についてはその土地の風土を培っている霊的エネルギー
の代表であるから風を起こす龍神・雨を降らす龍神
・植物や動物或いは湧水を育み守る白蛇
・天狗や稲荷・蛇などの御眷属を多数従えておられる場合が多い

彼ら眷属によって強い霊的パワーを発揮されるのですが
御神霊の霊力とは主神の神権を授かって働かれる時以外は
配下の御眷属の種類と絶対量によって決まる

産土神は「身体を健康にする霊力・現実界の閉塞を打開する霊力
・家庭内の問題を解消する霊力」に関しては絶大な力を持ちます

人はなぜ生まれながら幸福な運命と不幸な運命になる人に分かれるのか

質問者：ハイル禅師　人はなぜ生まれながら幸福な運命になる
人と不幸な運命になる人に分かれるのでしょうか？

私：人は偶然に生まれてきて幸福や不幸になるのではなく
持って生まれた「天の命数」に従って人生を送る様にプログラム
されているのです

人が生まれ持った悪い性癖や性格を変更出来れば先天的な
天の命数を変える事が可能だが　ほぼ不可能なほど難しい

人が生まれながら幸不幸の人生がいわば確定している理由は
前世での徳と劫の割合や質量に因るからであります

極端に言えば前世で百人助けた人と百人殺めた人が
次の世に赤子で生まれた時点で運命が違う事が分かる
と思います

人は基本的に徳よりも劫を積みやすいが
現金や財物が自分の有利性になる環境だからでもある

徳積みとは神社仏閣や慈善団体及び困窮者を
金銭や労働で助ける事ですが金銭は蓄えるモノで
労働は対価としか捉えない人も多い

それでも前世に劫を積んだが比較的聡明な人は
正しい宗教に入信して徳積みの重要性を学んで
実践していくので命数が徐々に改善してくる

結局は徳積みや霊的債務の返済の必要性に気付くか
どうかで寿命の長短にも深く関わりますが真理を真摯に
学ぶ姿勢も大切なのであります

神社はどのような経緯で日本に存在しているのか

質問者：ハイル禅師　神社はどのような経緯で日本に
存在しているのでしょうか？

私：日本各地の神社は神様の住居や一時的に降臨される
聖なる場所や空間と解答する人が多いと思いますが
神社を作って御神霊を祭るのは人間の為なのであります

神社の正神界の神様は高貴で次元の高い繊細な霊的存在で
あり肉体を持たないので暑さ寒さや雨や雪からしのぐ為に
木製の立派な家に住みたいと思っておられる訳ではない

ちなみに太古に創建された伊勢神宮とは
元々は三種の神器を安置する為に出来たのであります

神器の神鏡には御神霊が宿られており
それを安置する社にも当然御神霊の神気が漲っております

しかし一般の神社の方は成り立ちが違っているのであります

成り立ちから言えば太古の昔　
人々は山・岩・木といった特定の場所に
神が降臨されたり御宿りになっていると考えた

そこを禁足の場所にしたり神霊が降臨する為の岩石で囲んだ
霊域である磐境（いわさか）を作ったが　
これが御神体となる事もあった

人々はこうして特定の日のみならず
毎日御神霊が降りる様に熱心に拝むようになったのです
　
これが「神社の起源」となったのである　

また御眷属は神域内の森や池に住んでいる事が多いのです