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旧東海道ランニング「東海道走膝痛シ」・・・新居~吉田・その1(店はありません)

2014年08月04日 | 東海道走膝痛シ(旧東海道ランニング)
朝は6時に起床。
シャワーを浴びる。

昨日、洗濯したランニング衣類は肌に気持ちよく、そしてホテルのバイキング朝食でエネルギー満タン、しかも朝早いからまだ涼しく、新居の駅に降り立ったときは御油宿までの40kmほどを走るつもりでいた。


まずは歩きながら調子を整えていく。
するとすぐ、国指定特別史跡の新居関所に着く。
安政2年(1855年)当時のままの貴重な関所である。


昔は昨日走った新居宿~舞坂宿は浜名湖により1里半ほど隔てられいたらしい。
(いまじゃ、橋によって陸路を走れるけど・・・)

そのため旅人はここから船に乗る必要があり、新居関所は、船に乗り降りする際に必ず通らなくてはならない場所だった。
(関所の横に船着き場跡があったけど、写真忘れた。
先ほどの写真の手前に水らしきものが写ってる。)

東海道というと俺は関所が沢山あるものだと思っていたが、箱根とココの2か所しかない。
だが、箱根同様に抜け道がない要所に作られていて、厳しく吟味するに打ってつけの場所であったのだ。


中を見学できるのだが、その時はまだ、朝が早くて中には入れなく残念だった。
しかたなく柵越しにパチリ




これは紀州藩の御用宿だった旅籠「紀伊国屋」である。
やはり、朝はやくて見学できない。


これ、金松酒店です。
なんんか、立派なんで撮ってみた。


本陣跡


走っていると、前方右手になんだか
ゴチャゴチャ感に満ちた店舗
が見えてきた。


ゴチャゴチャ感を醸し出していたのは、この完全に昭和風なスーパー「かきこや」という店の、軒先に突然に展示してある店の歴史ボードである。

俺が東京練馬に住んでいた時の近所にあった、いまはもうないスーパー土支田によく似た感じの店だった。
(誰も知らないよね!)

(朝早くて開いてないので、南浜名湖SHOPSよりコピペしました。)

現地でみたときは、どこにでもいる
変わり者の類の変なスーパーマーケット
だよなぁ、と単純に思った。
展示物は、見たその時、高校生の文化祭ばりの模造紙に書いた商品説明や店の歴史ボードとしか見えなかったのである。

だが、帰ってきて店舗のことを調べ、さらに下記の動画を見て印象は変わったのだ。

いやぁ、これはもう、
地元のために本当に頑張るスーパーの見本になる店
である。
歴史ボード、商品説明は店員の努力と工夫の賜物だったのだ。



これを観ると誰もが、純朴な青年社長の姿を見て「社長、従業員の皆さん、がんばれ!」と言いたくなると思う。
東京では、こういう店舗は絶滅危惧種となりつつある。
商店街はなくなりつつあって、あるのはコンビニや巨大スーパーチェーン店ばかりで、特色のない平準化された店ばかりだ。



新居の町で、写真は撮ったつもりなのだが、写っていなかったものがある。
(スマホ買ったばかりで慣れてないためである。
三割ほどが撮れてなかった。)


(写真はどうまいで、たべてみりん!よりコピペしました)
個人の家々の玄関先に花火の筒が何本かおいてあったのだ。

どうも江戸時代より「東海道の奇祭」と言われ、約300年続く夏祭りで新居諏訪神社奉納の遠州新居の手筒花火というものらしい。
まさに1週間後に行われるらしく、その準備だったようである。


狂喜乱舞の世界。
参加したくなるけど、火傷してもおかしくない祭りである。

そら出せ出せよ!そら出せ出せよ!


という掛け声らしく(そういう風には聞こえないが?)、以前書いた藤枝大祭りの掛け声「やれやれやれよ~」によく似ている。
(こちらは、どちらかというと大人しい祭りだ。)

新居の宿を抜けたあたりで、道は直角に遠州灘沿いになる。
(このあたりにウナギの良い店「かねはち」があって、そこのひつまぶしは旨いらしい。
だが、食べたらランニングはできなくなってしまうから我慢である。)

遠州灘沿いだが、海は全くみえない。
旧東海道の美しい松並木だけはしっかり残っていて、昔は海岸線のそばにあっただろうから美しい場所だったと思われる。


ただし、潮見坂でまた内陸に登る坂を走り、白須賀宿に至る坂まで
コンビニ、販売機、WCの類は一切ないから要注意
用意するに何かを買う場所がないのである。
事前に新居で準備されたい。

実は、俺自身が途中でWCに行きたくなり、旧東海道をわずかに外れ。国道1号線にあったGSのトイレに寄っている。
だから、気が付いた人がいるかもしれないが、走った軌跡は一部迂回しているのである。
(緑の○の部分です。)


さてさて、白須賀ゴルフ場の風力発電の大プロペラが見えてきたら、じきに潮見坂なのだ。


潮見坂は、なんとなく旧東海道をイメージさせる坂である。
坂をあがると「おんやど白須賀」という無料の立派な白須賀宿歴史拠点施設があり、休憩もできるのだが、10時からであり、早すぎて開いてなかった。

 
坂の上から海の写真をとるも、スマホの性能が悪くきれいに写らない。

やはり、次回はデジカメを持参しようと思った。

(つづく)



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