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旅ラン「甲州道走膝痛シ」…蔦木宿~諏訪大社、その4(諏訪湖)

2021年04月22日 | 甲州道走膝痛シ(旧甲州街道ランニング)

  
    

朝早くホテルを出立し、前日に到達した旧甲州街道の地点に向かいました。

その途中、山下清の放浪美術館という建物を見かけました。
もちろん、朝早いので開いていません。


天才放浪画家、山下清は諏訪湖の花火大会が大好きで、よくこの地に来ていたそうです。


箱店屋横丁大家の店番日記よりコピペさせていただきました。

日本のゴッホ・・・山下 清


山下清には実際に会ってみたかったです。
(ちなみに、棟方志功には会ったことがあります。
とある人気のない版画展にいったとき、
物凄いド近眼の、頭が爆発したような髪のオジサンが夢中で見ていたので
すぐわかりました。)




夫婦道祖神(甲州街道ではよくみかけます)



街道を外れて、少林山頼岳寺(曹洞宗)に立ち寄りました。
ですが、寺は奥がかなり深く門前で辞めました。



しょっぱなの寺見学で疲れてしまってはゴールができないので、・・・。
情けないですね。

街道に戻る時に、とあるものに気が付きました。



道路脇の排水溝が宙に浮いている?
かなりの水量が流れてます。

まあ、だからどうしたというわけではありませんが、
単純に
なんだこりゃ!?



また、街道から外れて急な坂道を登り、
頼重院(らいじゅういん、曹洞宗の寺院)に寄ってみました。
南北朝時代の武将であり、諏訪大社の神職、祝(ほうり)であった諏訪頼重の菩提寺です。
昨日みた供養塔のその人です。

正直に言えば、諏訪頼重に興味があって行ったのではなく
高いところから諏訪湖を眺めてみたいという単純な気持ちからでした。



ですが、密集した家々があるので、よく諏訪湖は見えませんでした。
昔なら見えたでしょうね。



残念でした。



街道の交差点のド真ん中に常夜灯がたっていました。

秋葉山常夜燈と道標「左江戸みち 左大明神江」




上原城跡(桑原城の間違いでした

諏訪頼重の居城です。(上原城の支城です。)


諏訪湖の際を走るようになると、高床式の家屋を見かけるようになりました。


諏訪湖は氾濫することが度々あるようですね。



諏訪湖には31の河川から水が流れ込みますが、
流れ出るのは天竜川のみらしいです。

ですから、天竜川への排水がうまくいかないと危なくなるわけですね。

この治水の要となるのは釜口水門だそうです。
次の動画は参考になりました。

水害と戦ってきた釜口水門の歴史


(つづく)


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