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旧東海道ランニング「東海道走膝痛シ」・・・吉田~岡崎・その1(花火の謎)

2014年08月20日 | 東海道走膝痛シ(旧東海道ランニング)
豊橋の吉田神社にある手筒花火の記念碑
吉田神社は旧東海道沿いにはありませんが、国道1号線を挟んで吉田城とは反対側にあります。
(ここには寄ってないので、鮮魚の帝王のブログよりお借りしました。)


再び、この場所に戻ってきた。
ここから走りだしスタートである。
(始めはウォーミングアップのため、豊橋駅からここまでウォーキングでやってきた。)


本陣跡である。
吉田宿には本陣が2軒、脇本陣1軒、旅籠はなんと65軒もあったというから、おおきな宿であった。
ここには現在、うなぎ懐石の老舗「丸よ」が建っている。

よくよく、シャッターに描かれた看板みると、恐ろしいほどにウナギが巨大化して、しかも蛇のように立ち上がっている。
そのウナギを、なんとか捕まえようと格闘している男が見える。

これは、葛飾 北斎の代表作『北斎漫画』の「鰻登り」ってやつだ。


今回、東海道ランでは、どこかで食べようと思っていたウナギだが、そのタイミングが悪く、またその腹に対する重量感から、途中のエイド食感覚では食べ難いご馳走である。

この店の値段表などをウェブで見ていたら、あることに気が付いた。
ウナギ料理は数々あれど、ウナギの刺身っていうのはあまり聞いたことがないな、と…。

そこで、検索してみたらウナギの刺身はあったのだ。


だが、刺身があまり馴染みがないのには理由があったのである。
鰻の血が有毒だったのだ。

ウィキペディアで調べたら、以下のように書かれていた
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ウナギの血液はヒトおよびその他の哺乳類に対して有毒である。ただし、この毒は60℃で5分以上加熱すれば変性して毒性を失うため、加熱調理した分には危険はない。また、生でも血液を完全に抜いて酢で〆れば刺身で食べることもできる。
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知らなかった




東海道沿いにある銃砲火薬店を見つけた。
東京じゃ、そういった類の店舗は見たことがない。
走りながら、豊橋の花火大会のポスターをみていたが、多分これと関係あるだろうと、とりあえず、何でもない店の写真だけは写しておいたのだ。

この豊橋は徳川家康ゆかりの地だけあって、鉄砲、花火と深い関係があり、豊橋市関屋町の吉田神社が中心となっておこなわれる豊橋祇園祭といって、新居宿で見かけたのと同じ手筒花火の祭りがある。



というか、この吉田神社が手筒花火発祥の地であった。

困ったときのウィキペディアによると
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日本で花火が製造されるようになったのは16世紀の、鉄砲伝来以降である。

『宮中秘策』(1741年)によれば、1613年に徳川家康が江戸城内で花火を見物したという。
この花火の1種が、手筒花火である。

徳川の砲術隊が、三河岡崎にこの技術を持ち帰り、三河・遠州で、花火(手筒花火)が盛んになったともいう。
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俺の住む町も徳川家に関係ある鉄砲の町、百人町である。
百人鉄砲隊といって有名なのだが、何故か手筒花火の祭りはない。

何故ないのか?


三河花火の歴史にこういう文章の行があった。
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反乱や一揆に対し必要以上に神経過敏であった家康がもっとも恐ろしい殺人武器である火薬およびその主剤となる硝石の採取などを幕府発祥の地である三河のみに限らせ、かつ三河においてのみ製造貯蔵を奨励したのは、全く当然のことであり、ここにおいて「お国もの」の特権が生じたのである。
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従って、三河だけが手筒花火を行うことができた、ということなのだろうか?
チンプンカンプンだ。
まだまだ、花火の謎、疑問である




東惣門と同様に西側にも西惣門のミニチュアが飾られていた。






佃煮屋である。
朝早くて開いてない。
花火同様に徳川江戸幕府と深い関係の豊橋にも佃島で始まった佃煮が広まったらしい。
俺は「山椒ちりめん」が大好きで、開いていれば購入したかった。



このころから、急に天気は妖しくなってきた。
そろそろ豊川にかかる豊橋を渡る。


吉田宿船会所(東海道五十三次 吉田の宿を考える会?)という開いてない渋い施設。
ハッキリしないが、多分、観光施設である。


地名になった豊橋からの景色
ポツ、ポツと雨が降ってきた。
走りながらも足が重い気がする。

だが、どんなに雨が降ってもカッパなど着る気はない。
とにかく、蒸し暑いのだ。
とりあえず、ザックにオーバーカバーを取り付けた。

(つづく)



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