敗戦の日ですね。
エッセイ漫画を寄稿したヤングアニマル別冊「漫画で読む『戦争という時代』」で取り上げた国道駅の写真をいくつかUPします。
昭和5年完成の駅舎、アーチ形の鉄骨が意外とモダンです。
駅舎の屋上がホームになっており、下へ降りると中にトンネルがあって橋が架かってます。
橋から見下ろした駅舎内トンネル。
ガッカリなのは当時の改札が造り替えられてしまってた事。
特に文化財に指定されてる訳でもないのでまぁ仕方ないです。何でも指定すれば良いという訳でもないでしょうし。
トンネルは雰囲気出てます。昭和24年の黒澤明作品『野良犬』のロケ地だとか。
(今度観てみようと思います)
ありました。出口付近に機銃弾の跡。
(詳細はエッセイ漫画「戦争遺跡探訪記」をご参照ください)
戦闘機によるものと思われますが、B-29機銃砲塔による民間人射殺もあったと聞きましたのでそっちかもしれません。
昭和の面影を留めたままの看板。しかし駅舎テナントはほとんど空き家です。
機銃弾跡と共に駅舎も特に何かに指定されてる訳でも無いようですのでいつか建て替えられてしまうかもしれません。
おわり
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