一昨日の話ですが打ち合わせも兼ねて巣鴨のモンゴル料理店シリンゴルで編集さんにご馳走になりました
いくつか資料写真も撮ってきました。
一番遊牧民の料理っぽいと感じたのがこれ、「羊肉の塩茹で」です。
肋骨あたりの肉を単に塩で茹でただけです。
自分の一押しです。モンゴル料理店に来たらこれを食べないと意味がないと思います。
モンゴル伝統料理には「肉を焼く」という調理法がありません。
そして茹で汁も余す所なく使用します。
(なので「ジンギスカン」は北海道郷土料理なんですね。)
これをビニール手袋して骨を持ち、小刀で肉を削りながら食べるのです。
驚いた事に全く臭くありません!
普通羊肉には独特の臭味がありますよね。
店長(※日本人)に聞いたら「匂いは部位によるもので、日本国内の羊肉は余さず食用にするための形成肉だから臭い部分も一緒に混ぜてある」んだそうです。
ただ旨い事は旨いんですが相当の「脂」です。
食べ終わった後手袋も小刀もべっとりしてました。
モンゴル人の箸の使用はチンギス時代からとは聞くんですが…この食べ方と同時進行させるのは無理じゃないかと思います。
夏バテ防止には良さそうです。
そのほか、「羊の脳味噌」もありました。
鳥肝みたいな感じで美味しかったです。白子にもちょっと近いかもしれません。
あと鍋や野菜もあります。
この辺りは内モンゴル風で中華料理に近いですね。
モンゴルの人は基本肉食で、野菜は死ぬまで食べない人もいるそうです。
ビタミンは内臓などから摂るのかもしれません。
この他小麦粉麺(うどん)などもありました。
モンゴル料理は美味しかったです。
しかし結構重いので一食で一日過ごせてしまいそうです(笑。
余談ですがこの日巣鴨駅に10年以上ぶりに降りました。
駅の「ブックエキスプレス・アトレヴィ 巣鴨店」にダ・ヴィンチの特設コーナーがあって、売り切れて商品札だけになってましたがアンゴルモアも置いてくださってました。ありがとうございます!(&補充よろしくです!)
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