プライマリー隔日記

日記と言えば、小学校の夏休みの宿題でしか付けた記憶が・・・;
きばらずきままに綴っていこうと思います。

ドンさん魔の水曜日&年末の出来事 ~2017.12.27

2018-02-20 23:40:40 | ドン 備忘録
昨年末、肝を冷やした話しを今頃ですが認(したた)めておきます。

~ ~ ~



ドンが最初の嘔吐をしたのが昨年2017年12月27日の朝6時27分頃。
そして7時前くらいだったでしょうか? 二度目の嘔吐。その時にリードの一部が黄色い液状のなかに。



(・・・と言うのは・・・
実はその前の週の木曜日か金曜日の夕方、首からぶら下げてる布製の短引きリードを誤食(誤飲というのかな?)。
しかし、日も経っている事だし本人もケロッとしているので“出てしまったのかな?”とそれほど気にかけていませんでした。)

ところが、その後昼前までに10回程嘔吐。
固形物の無い黄色い液状の嘔吐。
全く水すら受け付けず危険な症状。
症状は二年ほど前、ティーツリーローションで中毒を起こしたと思われる時の症状に酷似しています。


この日が水曜日で無く、且つ年末年始を控えていなければまだ余裕があったのですが、
28日の木曜日は魔の休診日・そして29日から元旦明けまで病院は休みなのではないだろうか?という焦りも。
もし翌日も病院が開いているようならば一日様子を見ようと思ったのですが翌日が休診日。

嘔吐の回数も尋常でなく脱水症状が続き、このまま水も全く飲めない状態で益々電解質バランスが崩れると
今でさえかなり衰弱しているのに危険です。
幸い病院は30日の午前まで診療しているのこと。
27日は年も押し迫り仕事も抜けられない時期。病院に行けるのが6時と遅い時間。
29日も開院しているのならば、この日は応急処置で吐き気止めの薬を、
出来れば栄養補給か電解質の輸液だけでもして頂けたらと連れて行きました。


心当たりは前の週の誤食ともうひとつ。
25日の昼過ぎ、あまりにもてんとドンが家の中で大暴れ&ギャンギャン騒ぐので庭に二時間半ほど出していた事。
てんは普段も庭で遊んでいる子なのでもケロッとしていたのですが、ドンはギャンギャン。
26日の朝九時過ぎにも散歩から戻った直後に玄関で六時半過ぎに食べたフードがそのままの形状で嘔吐。
歳を取ってからあまり長い時間出すことも無かったので体調を崩してしまったのかも知れないと。
誤飲が起因しているには日が経っている為、この事も先生に伝え。

嘔吐の原因として考えられることについていくつかの要因を説明、
そして腎蔵機能の低下・誤飲両方面から考えられるかも知れないので
吐き気止めの注射だけでなく、輸液・レントゲン・血液検査の提案を。

さすがに遅い時間だったので、応急処置のみで腎臓疾患の疑いを調べる血液検査はもし必要ならば金曜日に、
この日は誤飲の可能性を確認するレントゲンと吐き気止めの注射・電解質の輸液を施して頂きました。
輸液の点滴も落とす時間に多少は左右されますが、それでも時間が掛かります。
病院が閉まるのが7時、既に患畜も居て診て頂いたのが閉院20分前くらだったのに、
本当に申し訳ない気持ちです。

レントゲンの結果、胃や周辺の臓器の膨らみ具合からして胃や十二指腸に滞留している可能性は低いとの事。
ただ大腸は膨らんでいるので便が溜まっているだろう…連れて行ってあげてくださいねと。
(この日は朝から吐き続け衰弱してしまったので排泄もろくに出来なかった)

そして万が一何か急変した時は明日が休診日でも留守電に入れてくださいと言って頂き、
気持ちが楽になりました。
明日になって突然急変し、成す術もなく衰弱していく事が怖かったのでこのお心遣いはありがたかったです。


この日は吐き気止めの注射を病院で打ったお陰で、帰宅すると直ぐに水入れに向かって飲みたそうな仕草を。
しかし、まずは胃の粘膜保護薬スクラルファートを服用させ、注射から一時間空けて水と給餌をさせてくださいとのこと。
一時間後、朝から全く飲み食いしなかったのに少なく減らしてふやかしたフードをがつがつ一気に食べました。


薬の処方は、
・吐き気止め(セレニア)
・給餌30分前に服用させる胃の粘膜保護薬(スクラルファート)
・誤飲の可能性も捨てず消化管蠕動薬(ブロナミド)


翌日の朝、前日に丸一日ろくに食べていなかったのでお腹が空いていたのでしょう。
元気ないつもの食い意地の張ったドンに復活。
でも暫くはフードをふやかし一日三回に分けての予定で。
もちろんお薬もセットで^^;

この日はてんてんを先に散歩に連れて行き、その後10時過ぎにドンを連れてと別々に。
その10時過ぎの朝の散歩の排泄の時に・・・出ました!
しかも、10cm以上の丸々の形のリード。硬い布芯が噛みきれなかったにしても丸々出て来るとは驚きました。



一応、病院の留守電に返信は要らない事を伝え誤飲物が出た事を報告。



やれ 一件落着です ^^;

それにしても13年近く使っていた短引きリードを何故急に食べてしまったのか。
それにこれまで全く食べなかった布の類を一年程前から布を食べる奇行が始まったのも不思議です。

歳を取ってから変な行動を始めることもあるんだなぁ… 
と今後も注意しなければなりません。

~ ~ ~



もし、
嘔吐があまりにも多い時は、出来るだけ早く病院に連れて行ってあげてください。
全く飲み食いできず吐き続ける様なら、脱水症状・体の電解質バランスもかなり崩れてしまい急激に衰弱して危険です。
数年前、ティーツリーローションで中毒を起こしたであろうと思われた時は
四日間嘔吐が続きこの時はかなり危なかったです。(改めて当時の記事を読んでみると、
相変わらず焦りはしたものの今回は回復が早かった^^;)
毎日嘔吐の回数と時間を記録して当時の院長にお見せした記憶があります。
一日に10回以上繰り返す時は、嘔吐の色や嘔吐の頻度等もメモしておくと、もしかすると診察の時に役に立つかも知れません。

当時の記事→お迎えにはまだ少し早い








この記事についてブログを書く
« セントバレンタインデー ?! | トップ | 早朝の天丼 ~2018.2.19 »