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名取のパソコン教室から

みちのく仙台に隣接した名取市に在る「ゆっくりたのしくパソコン教室」から日々の話題をお伝えします

名取まで大遠征してきました

2011年03月22日 | 震災関連
昨日の夜から、こちらの地域でもやっと水道が使えるようになりました。叔母はうれしさのあまり子供のようにはしゃいでいました。

今日は、名取のかかりつけの医院へ薬をもらいたくて同じ病気の母を伴って行ってきました。
いつもなら車での移動でしたから、どうということもなかったでしょう。しかし、ガソリンが
不安で、もしガス欠にでもなったら帰ってこれないということで、動き始めた公共機関を使いました。
バス、地下鉄、バス、と乗り継いで最後は徒歩で病院へたどり着きました。ゆうに2時間以上。
病院の職員は出てこれず、先生一人で沢山の患者さんを診ていました。当の先生も被災者で自宅は
床上浸水、家族は親戚宅に避難しているそうです。診察費は誰からも取りません。
調剤薬局では、家が全壊・半壊の患者からは当面5月まで薬代は取らないそうです。

帰りに名取市役所へ寄ってきましたが、有益な情報は全く入手できませんでした。
避難所の避難者リストをみて、特に親しかった方の面会を試みましたが、実際には立ち寄っても
いなかったようで、情報の交錯ぶりは目を覆います。道々出会った方と話をする度に、
市民の市役所に対する不満感情は日に日に高まっていると感じます。このままでは、
閖上やその他壊滅的な打撃を受けた地域の人たちはちりじりとなり、二度と地域の再生は
出来ないでしょう。一刻も早く手を打たないと名取市からの人口の流出は止まらないことでしょう。

帰りは出来るだけ早く帰りたかったのですが、仙台駅前からは帰宅ラッシュとも重なり、
バスに人が乗り切れず停留所に着くたびにすったもんだするもので、なかなか進めず。
結局名取からトータル4時間近くかかってやっとたどり着きました。
足も痛くなったし、疲れたので今日は早く寝ます。オヤスミナサイ。