名取のパソコン教室から

みちのく仙台に隣接した名取市に在る「ゆっくりたのしくパソコン教室」から日々の話題をお伝えします

ネガティブになってはイケナイと自分に言い聞かす

2014年03月28日 | Weblog
ブログ更新も久しぶりです。

いろいろあって落ち込んでますが、今月中に底入れ→来月からアゲアゲを

目論んでします。


原因のひとつは今月末で富谷教室を閉めることです。

ここ一年ぐらいは赤字続きで悩みましたが、前教室長が家庭の事情、次期教室長候補が

変心といった事情が重なり相次いでリタイアしたため教室の継続は困難と判断しました。

もっと、場所が近くなら自分がやりたい教室でした。通常は車で1時間掛かり、

渋滞時はもっと掛かるとなると毎日の通勤は無理ですね。


生徒さんからもお叱りの電話をいただきました。「年配の生徒さんたちが、溜まり場として

楽しみにサロンのように通っているのに、教室側が勝手に閉めるとはなにごとだ。」と

いうような趣旨のことでしたが、その場は平謝りするしかありませんでした。

本当に申し訳ないと心の中で繰り返し頭を下げています。


もう一つは、我が街 閖上のことです。

先の見えない復興計画で、街を離れて行く人が後を絶ちません。

自分もいち早く離れることを決めた人間の一人ですが、復興計画を潰したいと

思った事は一度も有りません。その逆でとにかく前に進めてもらって、今現在も

仮設住宅などにお住まいで生活に支障をきたしている人たちに本来の心休まる生活を

おくってほしいと願っています。

あるSNSの中のご意見を紹介します。

「1500人も住まないなんて話が聞こえてきますが、私もそう思います。舵取りを完璧に
間違えたわが町の復興プラン。コミュニティの持続とか言われてましたが、
誰がそのコミュニティを引きちぎったか。皆、口に出さなくてもわかってます。
いずれ「その時」が来るような気がします。…同じ規模の津波が来ると浸水してしまうのなら、
また多くの人が命落とすと思うのですが…新しい街大丈夫なのかな?」

ご本人には許可取ってませんが、実際自分とほぼ同じ考えなのでご紹介しました、ごめんなさい。


3.11から9カ月後、震災前に5,500人規模だった街に対して、全く同じ人口の街を同じ場所に作るという

無謀な計画を知らされた時、絶望にも似た諦めの感情を抱きました。

なんて馬鹿な計画を作るんだ

未曾有の大震災を直接被った住民の感情を全く無視していると思いました。

その後、多くの人たちの反対意見を無視して現地再建にこだわった計画は変えられる

ことは有りませんでした。

行政対住民側という対立構造が出来上がっていきましたが、未だに両者間の信頼関係は

築かれないままで、お互いとても不幸なことだと思っています。

それでも、閖上に帰らざるを得ない人たちが大勢います。今後の事を考えるととても心配です。