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【管弦楽】“ラ・ヴァルス”を聴こう

2012-07-24 23:16:46 | 音楽
お久しぶりです!


夏休みですね。ですがまだテストは続きます。
前回、だいぶ前ですがボレロを紹介しました。そして前回に引き続き今回はラヴェルのラ・ヴァルスを紹介します。

ラ・ヴァルスとはフランス語でワルツという意味で、ウィンナワルツを意識してつくられているのですが・・。いささか、ラヴェルらしいカオスな曲となっております。


低音の重々しい刻みから入り、ん?ってなる冒頭。ちょwwこれww何wwwww。というのが私の第一印象でした。ワルツって聞いたのになぁ。しかし、すこしづつワルツらしい美しい旋律がでてくると「あ、やっぱワルツじゃん」ってなります。

あまりに綺麗すぎて、このまま綺麗なワルツで終わって欲しいのですが、、そういう訳にいかないのがこの曲。少しづつ。本当に少しづつ、ワルツが崩れてくる。あれ、なんかおかしいと思っても気づいたら普通のワルツに戻る。でもまた変になる。不思議なワルツですね。


しかし、次第に本格的にワルツが崩れ始める。結局この最初の美しい旋律は第一次世界大戦で滅びるオーストリアの終わりの始まりを象徴しているのだろうか、、と言わんばかりにボコボコになる。もうこのへんになると頭がもう変になってしまいます。


カオス→さらにカオス→もっとカオス→ラスト2小節で強制終了

一見さんご遠慮くださいの曲とはこの曲のことを言ってるのでしょうか。まぁでも聴いてみて。




バーンスタインのラ・ヴァルス。凄じい演奏。バーンスタインの色気ある指揮とカオスなこの曲がマッチしすぎて鼻血出すレベル。奇跡の演奏だと思うね。
ラヴェル 「ラ・ヴァルス」


吹奏楽版。世界に誇るギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団の演奏。近代の曲なので吹奏楽でも十分におたのしみいただける。むしろワルツを崩壊させる不気味さを出すことに関しては、オケよりも優れている。
M.ラヴェル / ラ・ヴァルス 【吹奏楽】





ラ・ヴァルスは胸張って言える名曲です。心して聴くように!

ほなねん♪




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