春一番・・・一番悩ましい季節

春一番が吹いた。1989年以降で２番目に早いらしい。春一番は気象用語でしかなく、本当にこれから春が来るわけではなく、あすから日本海側は大荒れになる。
小生相変わらず大学にこもっている。ほとんど学生は試験や補講が終わり、大学内はめっきり人が少なくなってきた。これから教授陣は成績付けに追われ、レポートを山のように読み、一年で一番忙しい時期に入る。小生に非常勤授業の成績をつけなければいけない。毎年いろいろ考える。優・良・可と昔と評価は変わっていない。小生の授業は試験があるわけではない。実習のみだ。始まる前と終わった後に一応学生の感想を聞く程度にレポートを書いてもらっている。成績の参考にはしていない。なにを価値判断にすればいいのか。みんな一生懸命にやってくれる。たしかに能力さはあるが、それが成績の差なのかはわからない。この成績付けが一番の苦手だ。担当教授の意見を聞くわけにもいかない。毎年のことだが、この授業でサボるとか、ふまじめにやるとかの学生はいない。みんな一生懸命にやっている。しかもみんな楽しいそうにやってくれる。それが小生はうれしい。成績提出のぎりぎりまで悩むことにする。