NARAYA CAFE のできるまで

歴史あるリゾート、箱根宮ノ下駅前で、古い建物を利用したカフェ&ゲストハウスをオープンするため、改装にはげむ日々を綴る

柱磨き

2007-06-13 23:55:02 | カフェ棟改修作業
先週から今週にかけては、最後の要である足湯の工事がなかなか進まず、ちょっと苛立っていました。
ようやく明日にはコンクリートが打てる状態になりました。ただ、梅雨入り間近の空模様が心配ですが・・・。

昨日は母と叔母さんが手伝いに来てくれて、柱と梁を磨きました。
磨き方は奈良屋旅館秘伝(?)のおから磨きです。


まず、お豆腐屋さんに行って豆腐の絞りかすであるおからを大量に貰ってきます。
おからは布の袋に入れて、バケツに汲んだぬるま湯の中で「ぎゅっぎゅっ」と絞っておきます。


そして、まずは水拭き。柱・梁についた埃を落とします。
ちょっと拭いただけで、バケツが真っ黒に濁りました。(写真左)

次におからを絞って白濁したぬるま湯(写真右)で拭き、それが乾かないうちに乾拭きして拭き取ると、良い感じの艶が出ます。
この作業、奈良屋旅館時代はいつも年末の大掃除のときに従業員総出でやっていました。
その時のおからの匂い、子供の頃から慣れ親しんだ匂いです。


母の指示のもと、2階ギャラリーの天井、柱、1Fカフェの柱、吹抜部分の梁と進んでいき、ほぼ全部の柱と梁を磨きました。
しかし、50年間埃にまみれていた天井裏の梁たちはかなりの強敵でした。
拭いても拭いても埃が取れず、バケツはすぐに真っ黒になってしまう。
墨汁で雑巾がけしているのではないかと思う時さえありました。

内部の資材が片付いたら、オープン前にもう一度磨くとよいかもしれません。
けど50年の眠りから覚めた柱や梁達と触れ合い、そして磨くというこの作業、けっこう楽しかったです。

来週は足湯周りの工事と同時に電気工事もはじまるので、照明器具を注文しました。
レジ用のPCも発注したし、厨房器具も入れないといけないし・・・。

いよいよ忙しくなってきました。
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5 コメント

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Unknown (otona)
2007-06-14 08:58:54
古家の改修工事はよくあるので、
「おから技」頂きます!!

コンクリートは、打設中に雨が混じらなければ、
晴れてる日より、雨のほうが良いですよ。
散水養生する位ですから。
おお~。 (みゆ)
2007-06-14 11:49:57
本格的になってきたねぇ。
手伝えなかったのが、本当に本当に本当に残念~
Unknown (にしよし)
2007-06-15 00:30:28
へえ、「おからで磨く」とは、さすが老舗の技ですね。
古き木材たちが、味のあるCAFEを演出してくれるのでしょうね。
ますます完成が楽しみです。
上海より (かつき&ちえ)
2007-06-16 01:03:04
初めてブログ拝見しました。奥さんの元同僚です。今は上海からコメントしてます。ちらっと話は聞いてましたが、すごいことになってますね。こちらにいると、日本の温泉街が懐かしくなります。これからもたまに拝見させてもらって、いつか泊まりに行ける日を楽しみにさせていただきます。
コメントありがとう。 (あんどうえみ)
2007-06-17 11:18:56
かっちゃん、ちえさん、お久しぶり。ブログ見てくれてありがとう。刺激のある都市でエネルギッシュに働いていることと思います。

今は岐阜の実家にいるので、奈津と千世の顔を見に、会社の人も何人か来てくれました。退社して1年にもなるのに、繋がりが嬉しいです。

帰国して、箱根方面来る際は連絡下さい。
携帯は変わってないよ。

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