風に吹かれて~撮りある記

身近な自然の撮影
詩・雑文・ペット・簡単料理レシピ等

何もない

2010-03-05 18:57:37 | 花撮り
+こんばんは

晴れましたね。

暖かくていい気持ちです。

春ですね。

今日は春の詩を紹介しましょう。

皆さん知ってますよね。

どこかで春が
                 百田宗治


            どこかで「春」が
            生まれてる、
            どこかで水が
            ながれだす。 

            どこかで雲雀が
            啼いている、
            どこかで芽の出る
            音がする。

            山の三月
            東風吹いて
            どこかで「春」が
            生まれてる。



         作者(百田宗治)について


  明治26年(1893)大阪市に生まれる。本名・百田宗次。
  
  昭和30年(1955)に死去。大正、昭和の詩人、児童文学者。
  
  高等小学校卒業後、個人的にフランス語を学ぶ。大正四年、
  
  はじめて百田宗治の名で詩集「最初の一人」を刊行。

  人道主義、民主主義の傾向に移り、詩集「ぬかるみの街道」を刊行するに及んで

  民衆詩人として世に認めらる。

  大正15年、三好達治、丸山薫、北川冬彦などと「椎の木」を創刊、
 
  主宰。

  このころから詩風は一変し、日本的な心境詩に転じ、俳句的味わいを

  もった閑寂な短詩となる。
  
  昭和7年、児童作文の指導詩「工程」によって、波多野完治、

  滑川道夫らとともに全国の小学校教師と連携して綴り方運動をはじめ、
 
  生涯の仕事となった。


小学校唱歌になってましたかね。

百田宗冶の作品です。

耳になつかしいですね。

ネットから引用しました。

でも私が一番好きなのは次の詩です。

………【何もない庭】………

   日がかげれば

  何もない庭はさびしい

  日さへ 照ってゐれば

  万朶(ばんだ)の花の咲きにほふ心地がする



どうですか。


詩人というのは、すごいですね。

時を越えてなお感動を人に与える。

冬から春にかけて、

この詩はよく思い出します。

万朶(ばんだ)とはたくさんという意味です。

春の日差しの中で

この詩を口ずさんでみてください。

そのよさがわかります。

昼休みに利根川の土手で見つけた

オオイヌノフグリです。

ヒメオドリコソウもありました。

菜の花やたんぽぽもありました。

だんだんあたりが春になります。

なんだか楽しいですね。



      

      

      

      

      

      

      

      

      

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