9月1日の”子どもの自殺”日別平均では断トツの上位に

内閣府が毎年発表する「自殺対策白書」のデータでは過去約40年間の日別自殺者数を集計してみると夏休み明けの９月１日に最も自殺者数が多くなるほか、春休み、ゴールデンウィークなど、学校の長期休業明け直後に自殺者が増える傾向があることを指摘しています。


（グラフは平成27年版自殺対策白書より抜粋）

これは過去何年も指摘されていることでありますが、学校の長期休業の休み明けに前後して、児童や生徒らにとって生活環境等が大きく変わる契機になりやすく、また、休み明けごろでは家庭内でもよくあると思いますが、宿題や学業の振り返りなど、大きなプレッシャーや精神的動揺を与えやすい環境になりがちでもあると思います。

少なくとも、家庭、地域、学校。
共に、この時期の子どもの変化をいかに早くキャッチし、見守り、相談などを行っていくかが大事なことなんだと思います。