「消費税率据え置きなら、解散を」と主張していた麻生財務相が安倍首相と会談し、了承した段階で「6月1日の衆院解散」は無くなりました。
議席は無くても、何がしらかの形で政治に携わってる立場からすると、衆院解散があると1ヶ月近く日程に影響が出ますし、選挙もタダではなく衆院選だけで600億円ほどの税が投入されます。その観点から「無くて良かった・・・」というが正直な感想です。
ちなみに「オメー、いい加減なこと書きやがって」と思う人も一人ぐらいは居るかもしれません。
怒った方が居たらごめんなさい。この書き込みをするまでの間に「やる可能性が60~70%あります。その時はお願いします」という連絡は2名ほど来てたのよ・・・という内輪話の披露でお許し願えればと存じます。
じっさい、2014年暮の解散劇では「解散しないだろう」という観測だったものが突如「解散」となりました。それでも1ヶ月前には情報が入っていたと思うのですが、今回と全く同じ表現でのものです。こういうものを、昔から「解散風」という表現をしたりしますが、この風の吹き方はいつも解らないものです。
いわゆる69条解散(内閣不信任案の成立による内閣総理大臣が持つ解散権)はそのまんまなので解りやすいのですが、7条解散(天皇の国事行為による解散権)は、天皇の国事行為であり、その実質的権限は内閣にあるため「内閣が解散したいと考えたときに解散する」ものであり、戦後の衆議院解散の殆どが7条解散(逆に69条解散は現行憲法施行から4回(第二次吉田内閣、第四次吉田内閣、第二次大平内閣、宮沢内閣)しかない)であり、最近はその時期が読みづらくなっているように思います。
もっとも本質は「内閣が解散したいと考えたときに解散する」ものであり、やっぱり、その時の政権与党にとって都合が良い時期を見計らうものです。
「都合が良い」と書くとネガティブな表現ですが、丁寧に書くと①独自の情勢調査で勝てそう(or負けが少ない)、②論点(=大義名分)が明確になりやすい、③国民世論からのプレッシャーこの3点のバランスを見て解散は打たれるものなんだと思います。こういうところから考えてみると「解散風」ってのは「プレッシャー」なんでしょうね。
議席は無くても、何がしらかの形で政治に携わってる立場からすると、衆院解散があると1ヶ月近く日程に影響が出ますし、選挙もタダではなく衆院選だけで600億円ほどの税が投入されます。その観点から「無くて良かった・・・」というが正直な感想です。
ちなみに「オメー、いい加減なこと書きやがって」と思う人も一人ぐらいは居るかもしれません。
怒った方が居たらごめんなさい。この書き込みをするまでの間に「やる可能性が60~70%あります。その時はお願いします」という連絡は2名ほど来てたのよ・・・という内輪話の披露でお許し願えればと存じます。
じっさい、2014年暮の解散劇では「解散しないだろう」という観測だったものが突如「解散」となりました。それでも1ヶ月前には情報が入っていたと思うのですが、今回と全く同じ表現でのものです。こういうものを、昔から「解散風」という表現をしたりしますが、この風の吹き方はいつも解らないものです。
いわゆる69条解散(内閣不信任案の成立による内閣総理大臣が持つ解散権)はそのまんまなので解りやすいのですが、7条解散(天皇の国事行為による解散権)は、天皇の国事行為であり、その実質的権限は内閣にあるため「内閣が解散したいと考えたときに解散する」ものであり、戦後の衆議院解散の殆どが7条解散(逆に69条解散は現行憲法施行から4回(第二次吉田内閣、第四次吉田内閣、第二次大平内閣、宮沢内閣)しかない)であり、最近はその時期が読みづらくなっているように思います。
もっとも本質は「内閣が解散したいと考えたときに解散する」ものであり、やっぱり、その時の政権与党にとって都合が良い時期を見計らうものです。
「都合が良い」と書くとネガティブな表現ですが、丁寧に書くと①独自の情勢調査で勝てそう(or負けが少ない)、②論点(=大義名分)が明確になりやすい、③国民世論からのプレッシャーこの3点のバランスを見て解散は打たれるものなんだと思います。こういうところから考えてみると「解散風」ってのは「プレッシャー」なんでしょうね。