アメリカのオバマ大統領が被爆地・広島を訪問することになりました。
当時の世界的な視野で言えば、第二次世界大戦中、アメリカによる原爆投下は、”日本の軍国主義者の思う幻想や妄想を打ち砕いた一発”という表現が出来る一方で、当事者である我が国からすれば”一般市民をも捲き込んだ大虐殺でしかない一発”なのだとも思います。
何と申しましょうか”正義”という言葉になるんでしょうが、所詮は「正義=強者の論理」という本質でしかないので、私は「正義」という言葉は使わないのですが、良くも悪くも当時のアメリカ的な正義観があり、そして現在のアメリカ的な正義観として、オバマ大統領が広島を訪れるのであるならば、オバマ大統領には是非とも「核のフットボール」を持参しない広島訪問をお願いしたいと思うばかりです。
「核のフットボール」って何ですか?という疑問はあると思うので補足説明させて頂きますが、ビル・ガリーの「ブレイキング・カバー」によれば、アメリカ大統領は「核のフットボール」というブリーフケースを常に掲載しており、(1)報復方法を記した手帳、(2極秘の場所を記した手帳、(3)緊急警報マニュアル、(4)核攻撃が出来る認証コードを記したカード(このカードが無ければ米国のシステム上、核の発射はできない)の4つを、常に米軍の人間が随行して持っていると言われています(正式な年代は不明ですが、アイゼンハワー大統領時代からのシステムと言われています)。
オバマ大統領は政治思想として核兵器根絶を目指す・・・と言われており、被爆国である我が国の立場からすれば大変立派な思想を持っていると評価する一方で、そうした思想を掲げて被曝地・広島の地に足を踏み入れるならば、その時だけでも核のフットボールを持参しない。そのことが被曝でお亡くなりになられた我々の先輩に対する礼であると思うし、そうした米国大統領の覚悟が核兵器根絶につながる第一歩なのではないか?と私は思います。
当時の世界的な視野で言えば、第二次世界大戦中、アメリカによる原爆投下は、”日本の軍国主義者の思う幻想や妄想を打ち砕いた一発”という表現が出来る一方で、当事者である我が国からすれば”一般市民をも捲き込んだ大虐殺でしかない一発”なのだとも思います。
何と申しましょうか”正義”という言葉になるんでしょうが、所詮は「正義=強者の論理」という本質でしかないので、私は「正義」という言葉は使わないのですが、良くも悪くも当時のアメリカ的な正義観があり、そして現在のアメリカ的な正義観として、オバマ大統領が広島を訪れるのであるならば、オバマ大統領には是非とも「核のフットボール」を持参しない広島訪問をお願いしたいと思うばかりです。
「核のフットボール」って何ですか?という疑問はあると思うので補足説明させて頂きますが、ビル・ガリーの「ブレイキング・カバー」によれば、アメリカ大統領は「核のフットボール」というブリーフケースを常に掲載しており、(1)報復方法を記した手帳、(2極秘の場所を記した手帳、(3)緊急警報マニュアル、(4)核攻撃が出来る認証コードを記したカード(このカードが無ければ米国のシステム上、核の発射はできない)の4つを、常に米軍の人間が随行して持っていると言われています(正式な年代は不明ですが、アイゼンハワー大統領時代からのシステムと言われています)。
オバマ大統領は政治思想として核兵器根絶を目指す・・・と言われており、被爆国である我が国の立場からすれば大変立派な思想を持っていると評価する一方で、そうした思想を掲げて被曝地・広島の地に足を踏み入れるならば、その時だけでも核のフットボールを持参しない。そのことが被曝でお亡くなりになられた我々の先輩に対する礼であると思うし、そうした米国大統領の覚悟が核兵器根絶につながる第一歩なのではないか?と私は思います。
いまはきちんと運用されていると良いんですが・・・。
最近になって認証コードが実は20年間も「00000000」だったとか、運用システムがいまだに8インチフロッピーだったなど「ホントかよ!?」と思うような報道が出てますよね。
核兵器は一度使うと、自分も使われてしまうため、そこに「抑止力」が生じてるという点はありますが、今、こうしている間にも約2000発の核弾頭が発射できる状態になっているといわれ、サイバー攻撃などに備えなければならない状況なんだと思います。
いずれにしてもなくなってしまう事が一番なのですが、まずは厳格な運用をしてほしいと思うばかりですよね。