blueglassの向こう側

厚木市議会議員「奈良なおし」の思うことをそのままに

除菌用アルコールがない場合、どーすればよい?

2020-03-25 00:09:03 | 日記
ご承知の通り、除菌用アルコールの欠品が続いています。
そんな時は、家庭用の塩素系漂白剤を希釈して作ることが可能です。


※花王さんの回し者じゃないです。
※ちなみにノロウイルス対策でも有効です。ご参考までに。

「100日後に死ぬワニ」がまさかの展開

2020-03-21 18:40:27 | 日記
去年12月ぐらいからtwitter上に毎日1話ずつ投稿されている4コマ漫画で、死を迎えることを知らないワニは日常を楽しみ、4コマ漫画最下部には残日数が減っていくというもので、特別なストーリーがあるわけでもなく、ただ「死ぬときなんてこんなもんなのかな?」なんて部分が共感を呼びtwitter上では話題になってました。
私もどんなオチつけるのかなあ?なんて思いつつ眺めてて、昨日3月20日に読み手に切なさを残してフィナーレを迎えたのですが、問題はそこから。

主人公のワニ君が死んだと思ったら数時間もたたないうちに、100ワニ追悼ショップが開店しグッズ販売がスタートするわ、書籍化するわ、いきものがかりがテーマソング化するわ、コラボ企画が続々登場。


既に炎上してしまっており、様々な意見が散見されますが、私は「金儲けがケシカラン!」ではないです。
当然、創作物はタダじゃないし、なんだかんだでネットコンテンツとしては成立したものだし、それをどうやってビジネス化するか?という観点は非常に大事なんだと思います。

ただ、タイミングがあまりに悪すぎる。
ワニくんが死んだその日から(しかも数時間後から)やるかね?

誰でも生きるということは死に向かうワケで、世の中には様々な事が起こるけど、一人ひとりにそれぞれの物語がある。
だから、せめてワニくんの物語を回想するぐらいの時間的な余韻は欲しかったかなあ。
もしくは、頑張って100日積み上げている作品なのだから、段階的にコラボを発表して最終回を迎えるとか。

逆に、一人ひとりの物語の中に、そういう考えを持たせるための仕掛けだったら、大したもんだなって感じますけど、真相はいかに!?

宿題代行サービスの是非

2017-11-16 15:31:52 | 日記
ツイッターでの話題から。
ニュース解説サイトのizaさんで、こんな記事がありました。
教諭はお見通し…それでも夏休みの宿題代行業が流行するワケ

全文はリンク先でお読みいただくとして、近年は「宿題代行業」という、読書感想文や自由研究などの夏休みの宿題を有料で請け負うサービスがあるそうです。
利用側は宿題に追い詰められた家庭や、場合によっては受験勉強を優先させるがあまり、保護者が利用してしまうこともあるのだとか。

かれこれ10年前ぐらいから大学の論文などの代筆業は知ってましたが、小中学校まで垣根が下がってきてるんですね。
izaの調査では「利用に反対」という声が大勢を占め、否定的な見解が多く見られる記事ですが、私が思う部分として、受験に勝ち抜くなら宿題ぐらいサクッと終わらせたらいいじゃないか?と思う一方、受験で求められている学びと、公教育で提供している学びが一致してない現実があるところは着目しなくてはならない事実なのではないでしょうか。

ユーキャン新語・流行語大賞2017ノミネート発表

2017-11-09 15:31:54 | 日記
毎年恒例、ユーキャン新語流行語大賞2017のノミネート語が発表になりました。


ノミネート語は以下のとおり。
アウフヘーベン/インスタ映え/うつヌケ/うんこ漢字ドリル/炎上○○/AIスピーカー/9.98(10秒の壁)/共謀罪/GINZA SIX/空前絶後の/けものフレンズ/35億/Jアラート/人生100年時代/睡眠負債/線状降水帯/忖度/ちーがーうーだーろー!/刀剣乱舞/働き方改革/ハンドスピナー/ひふみん/フェイクニュース/藤井フィーバー/プレミアムフライデー/ポスト真実/魔の2回生/○○ファースト/ユーチューバー/ワンオペ育児

こうやって見ると~~が無い!が多いですよね。
今年は不倫報道から始まって使われた「一線を超える」が入ってませんし、政治のジャンルでは「テロ等準備罪」ではなく「共謀罪」、「排除」は過去に受賞しているから入らず、「モリカケ」もありませんでした。

本命予想だった「この(忖度により自主規制)ー!」は、ここでも自主規制したように様々な忖度で「ちーがーうーだーろー!」になってしまったので、私の予想としては、

本命「忖度」
対抗「インスタ映え」
伏線に「35億」

こんなところでしょうか。

「教育困難大学」という現象

2017-11-08 12:40:14 | 日記
twitterのトレンドに「教育困難大学」という言葉が入っており、何の事かと見てみると調べてみると8月3日の東洋経済に掲載された記事がきっかけらしい。

「教育困難大学」のあまりにもひどい授業風景
小学生レベルの知識が欠落している学生たち


要約すると「教育困難大学」とは、どんな学力の志願者でも受け入れを行っている大学を指し、受け入れたまでは良いけれど、受け入れた学生の授業に対する意欲が低く、また、そもそも高等教育のレベルについていけない学生なども受け入れている事から、学生がなにも学べないまま形骸化した学士を生み出している大学を指してるとのこと。

私は32歳から日大通信の法学部で4年間大学生でした。

通信教育とはいえ、4年間で30単位ぐらいはスクーリングで単位を取らないといけないので、その期間は当時、水道橋にあった校舎に通っていましたが、そこで学生の属性をなんとなく理解した限り、

1)授業料が安く(年10万)経済困窮等の理由で来た現役学生世代の若い子
2)私のように若いころ大学に行きたくても行けなかった社会人
3)学ぶことを生涯の楽しみとして学ぶ社会人

こんな感じで、私が受けたスクーリングでは18歳から81歳の方までが肩を並べて学ぶというすごい教室だったのを思い出します。
少なくとも、学ぶ意欲がある人しか来ないのが通信であり、また、その中でも聞きたい授業を聞きに来るのが通信のスクーリングなので、学びに対する意欲の高い人であふれており、こういう記事をみると「環境があるのにもったいない」としか言いようがないです。

こうした問題が発生する背景にはもちろん原因があり、大きくは大卒じゃないと給料も上がらない、出世もしない、こうした感覚が世間には根付いており、とにかく「大学は出ろ」という親御さんは多いのではないかと思います。

こうした需要に応える形で大学側も規模を増やしており、文部科学省の「文部科学統計要覧」によれば、私たち団塊ジュニア世代が大学へ進学していた1990年の数値では全国に507校(国立96、公立39、私立372)というものが、2014年の資料では全国で781(国立86、公立92、私立603)という数字となり、少子化が進む中でも大学の設置は進んできた背景なのだと思います。

一方、twitterの意見をみていると「教育困難大学は潰してしまえ」という意見を多く見ますが、単に切り捨てるだけではなく、絶対数と大学によって違いはあるとはいえ、あらゆる大学に学ぶことが困難な学生が入って来ていると考えるべきではないか?と思ってます。人は何らかのきっかけで学ぶことの楽しさを発見出来る部分はありますから、その楽しさを発見できる工夫は必要ですし(該当する大学の講師も工夫されているとは思いますが)、入学したら卒業というシステムではなく、分野はともかく知識をつけた子だけが学士号を取得できるような形にしていくべきなのでしょうね。