blueglassの向こう側

厚木市議会議員「奈良なおし」の思うことをそのままに

常総市若宮戸地区の太陽光発電施設から

2015-09-10 20:42:10 | 日記
常総市の鬼怒川水害で、若宮戸地区の越水について太陽光発電所の設置が決壊を招いたと言われています。


実際は堤防代わりであった土地(民有地)を概ね2m削ってしまった(=低くなった)ことによって10日早朝から越水したもので、決壊とは意味が異なると思います。
もっとも、削らなかった場合と比較すれば容易に越水してしまったことは事実であって、削っていなければ越水は無かった、或いは、結果として越水したとしても、避難までの時間を持ちこたえることが出来たのでは?という言い方は可能であるでしょう。

若宮戸地区では発電施設建設当時から、洪水への懸念の声があり、常総市議会でも指摘がされました。ところがこの土地は河川法が適用されない河川区域外で、且つ、民有地であったこと。また行政指導をしようにも、根拠となる建築基準法や、都市計画法29条の開発行為としたくても平成23年から平成24年にかけ、太陽光発電施設建設を急いだ政権が、行政手続きを省略させるよう通達し、結果として行政指導ができなかったという経緯があります。

こうしたことから全国的に「こんなところに建設して大丈夫か?」という太陽光発電施設が目立つようになってきました。


当時の政権は太陽光発電設置に関して金科玉条としてしまったわけですが、設置後の安全を見据え、都市計画法上の対策が必要であると考えます。

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