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ようこそ!奈良大学国文学科へ!!

奈良大学文学部国文学科の日々の出来事を綴っています。
特色ある授業の様子や、学生や教員の活動ををご覧ください。

谷崎潤一郎「卍」の舞台をめぐる

2014-11-20 18:10:40 | 研究活動
11月9日(日)

雨模様の中、演習Ⅰ(光石担当)で読んだ、谷崎潤一郎「卍」の舞台をめぐってきました。

案内者は、「卍」の発表者であり、大阪在住のM嶋さん。事前に下見もしてくれて、要所要所で説明を加えてくれました。

難波 クジラパークに集合した後、まず、心斎橋の新しい「グリコの看板」を見学。心斎橋筋を大丸方向へ。一筋入って、「卍」の光子が園子を呼び出した旅館があった笠屋町を見て、道頓堀。時間があったので、「蓼食う虫」に登場した大阪国立文楽劇場の谷崎の碑を見て、「春琴抄」に出てきた生玉神社(織田作之助の像もあり)まで歩いて回りました。

当時の建物はあまり残っていませんでしたが、谷崎はきちんと調べて「卍」を書いていたのだなあと実感する文学散歩でした。


9月20日(土) オープンキャンパスが開催されます

2014-09-16 14:43:17 | 研究活動
9月20日(土)に、奈良大学オープンキャンパスが開催されます。

進路相談はもちろん、体験講義やさまざまなイベントも多数行われます。
皆さんのお出迎えは、国文学科が誇る万葉装束の学生たちです。

奈良大学、そして国文学科に関心のおありの高校生のみなさん、ぜひ遊びに来てください。

※詳細は以下のURLからご確認ください。
http://www.nara-u.ac.jp/opencampus/opencampus/vol05.html



国語教育研究会

2014-07-11 15:41:17 | 研究活動

第19回奈良大学国語教育研究会開催のお知らせ

■日時 2014年8月2日(土)13:00~
■場所 奈良大学
■内容 《 研究会 》
    記念講演
     石川 一 教授(専攻 中世和歌)
     「物語世界を詠むこと」

    教育実践交流
     管谷雅紀さん
     「教員2年目の授業工夫」

     ワークショップ
     「あなたにとって『国語』とは」

    《 懇親会 》
    大学の展望ラウンジにて
     17:20~20:00

■参加費 研究会1000円(学生無料)   懇親会3000円(学生割引あり)

七夕&流しそうめん会

2014-07-11 15:37:53 | 研究活動
七夕&流しそうめん会


7月5日 七夕&流しそうめんの会

3回生の実行委員を中心に、七夕飾りを作り、流しそうめんをやりました。
学内の竹藪から切りだし、加工。そして、組み立てまですべて学生さんの手で行いました。
指令体調のMさん、大工の棟梁のTさんを中心に、作業を分担して、行いました。
当日は、木田先生から錦糸卵ときゅうりなど、薬味の差し入れ、光石はスイカ。
そして聴講の畠山さん、大槻先生もご参加くださいました。
一致団結。流しそうめんが初めての人、久しぶりの人、楽しい夏のイベントでした。

諏訪哲史氏特別講義「小説のうまれる時 創作の現場で起こっていること」

2014-07-04 15:38:51 | 研究活動
7月2日(水) 13時より

国文学科特別講義として作家の諏訪哲史氏をお招きしました。
「小説のうまれる時 創作の現場で起こっていること」という題目で講演していただきました。

まず、作家の仕事としては、小説を書くこと以外に、エッセーや随筆を書くことがある。そして、あたりまえの文章ではなく、様々な文体を試みているーーとのこと。
その例として、二つの文章を朗読されました。

一つは、作家の生活を詠みこんだ貧窮問答歌のパロディー、もう一つは全部漢字で書いたという「蝦原友里礼賛」。

文体と内容のギャップに、学生さんは報復絶倒。笑いがとまりませんでした。

もともと、作家になろうと思っていらっしゃらなかったという諏訪さん。言葉がうまく話せなかった小学生時代から、文字に親しむなかで、数多くの本を読むように。
そして、高校時代、一生の師匠となる種村季弘の本と出会います。
親を説得して、種村先生の所属する国学院大学へ進学。しかし、種村先生はゼミを持っていないことを知り、愕然。しかし、そこからがすごかった。
「ストーカー」という言葉がまだなかった時代、あたかも「ストーカー」の如く、種村先生に卒論指導をしてもらうため、「ラブレター」を送り続ける。
そして、ようやく、希望が叶うが・・・ここから、種村先生の話を拝聴するという贅沢な経験とともに、白い「豆腐」と透明な「液体」の日々がはじまる・・・

学生さんの感想を見ると、自分の決めたことにひたすら邁進する諏訪さんの姿に、今の自分を重ねあわせて、何かやらねばと触発された人も。

また、小説を書くとは、小説を読むことなしにはありえない。また、「本とは、古今東西の人の世界の見方が書かれている」との言葉は、国文学科の学生さんたちの心に大きく響きました。

講演後、数名の学生さんと奈良町を散策、そして食事会にもおつきあいくださいました。
とても気さくで、学生さん思いの諏訪先生に、奈良大国文学科一同感謝です。

ホームカミングデー

2014-07-01 17:37:09 | 研究活動
6月28日(土)

ホームカミングデーが行われました。

国文学科卒業生で、現在大阪商業大学高校校長の堀井純さんの御講演ののち、懇親会が開かれました。

各界で活躍する卒業生さんたちの顔ぶれが集まりました。


国文学科特別講義 講師諏訪哲史氏「小説の生まれるとき」

2014-06-16 14:40:31 | 研究活動
国文学科では、芥川賞作家の諏訪哲史さんをお招きして、特別講義を開催します。

日時:7月2日(水) 13時~14時30分
場所:C-101
講師:諏訪哲史氏
演題:「小説のうまれる時――創作の現場で起こっていること」


講師紹介:諏訪哲史(すわ・てつし)
作家。1969年名古屋市生まれ。國學院大学文学部哲学科卒業。独文学者の故種村季弘に師事。2007年小説『アサッテの人』(講談社)で群像新人文学賞・芥川賞を受賞。他の長編に『りすん』『ロンバルディア遠景』(講談社)、短編集に『領土』(新潮社)がある。またエッセー集『スワ氏文集(すわし・もんじゅう)』(講談社)、編著に『種村季弘傑作撰Ⅰ・Ⅱ』(国書刊行会)がある。今秋『諏訪哲史の偏愛蔵書室』を国書刊行会より上梓予定。

来聴歓迎です。

教師を目指して

2014-05-19 20:04:55 | 研究活動
ただいま20時。

国文学科演習室にはまだ明かりがともっています。
教師を目指す3回生が自主的に立ち上げた国語教材の研究会が、熱い討論を続けています。

まもなく教育実習を控えた4回生も、毎週のように板書練習会や模擬授業検討会を開催しています。

同じ志をもつ学生が多数在籍することで、国文学科には自然と学ぶ環境が育っています。


未来に向かって、共に学び、共にがんばろう!


※写真:ただ今実施中の教材研究会の一コマ

近代文学散歩

2014-04-22 17:35:17 | 研究活動
4月20日(日) 

近代文学研究会主催、毎年、恒例の近代文学散歩が実施されました。

浅田隆名誉教授の解説のもと、近鉄奈良駅を出発、興福寺→猿沢の池→奈良国立博物館→森鴎外の門→春日大社→志賀直哉旧居→新薬師寺→十輪院→元興寺 をめぐりました。

ちょっと、雨に降られましたが、所々で八重桜を見ながら、朝から夕方まで奈良の風景を堪能しました。

実地踏査・見学 奈良を10倍楽しむ方法 柿の葉寿司の由来

2014-04-22 17:28:40 | 研究活動
4月14日(月)

実地踏査・見学「奈良を10倍楽しむ方法 柿の葉寿司の由来」

株式会社柿の葉ずし「平宗」の 取締役社長・平井宗助氏を特別講師としてお招きしました。

柿の葉寿司についてのお話、奈良トークのほかにも、

この日、この時間に食べるために、絶妙な味加減のされた「特別な柿の葉寿司」をいただきました。