ようこそ!奈良大学国文学科へ!!

奈良大学文学部国文学科の日々の出来事を綴っています。
特色ある授業の様子や、学生や教員の活動ををご覧ください。

流しそうめん大会(3)

2015-07-21 17:27:13 | 研究活動
流す人。






食べる人。








下流の人々。




なぜか、笛を吹く人。




留学生も参加しました。






集合写真です。



撤収~



お疲れ様でした。


※当日流したもの、そうめん、トマト、さしみこんにゃく、カントリーマーム、ぷっちょ。

七月大歌舞伎を鑑賞しました!

2015-07-20 10:27:33 | 研究活動
7月12日(日)、近世演劇鑑賞の一環として、大阪松竹座にて七月大歌舞伎を鑑賞しました。

演目は鶴屋南北作「絵本合法衢(えほんがっぽうがつじ)」。十五代目片岡仁左衛門演じる左枝大学之助・立場の太平次の極悪人ぶりに、客席からもどよめきの声が上がっていました。ただ、悪の限りを尽くすという面では、逆に清々しさも感じられました。また、ストーリーはもちろんのこと、回り舞台の演出や派手な立ち回りに、参加した学生も大興奮でした。

今回この演目を選んだのは、歌舞伎のような伝統芸能は「ムズカシイもの」という先入観を持ってほしくなかったからです。肩の力を抜いて、もっと気楽に歌舞伎を楽しんでもらえたらと思います。

12月には京都南座で顔見世興行があります。興味がありましたら、是非!





第20回 奈良大学国語教育研究会のご案内

2015-07-03 12:55:14 | 研究活動
以下のとおり、奈良大学国語教育研究会が開催されます。
ご参加お待ちしております。


第20回 奈良大学国語教育研究会

1. 日時 2015年8月1日(土)午後1:00より

2. 場所 奈良大学(A棟4階 中会議室)

3. 内容 ◆20周年記念講演
    「漱石先生、こんな『こころ』の読み方、いかがですか?」
     浅田 隆 先生(専攻 近代文学)
   ◆教育実践交流「教師の楽しみ~2年目までの実践と挑戦~」
     八束 健太 さん
   ◆ワークショップ「国語授業の楽しみ」
     司会進行 棚橋 正人 さん

4. 参加费 1,000円

5. 親睦会 時:午後5時20分より
    所:A棟4階展望ラウンジ
     参加費:3,000円(学生割引あり)
     ※親睦会より参加の方は、直接お越しください。

6. 出欠 7月10日までに、メールで出欠をお知らせください。
         nukokugokyoikuアットマークgmail.com
           (アットマークの部分を訂正してお使いくださるようお願いします)
※お名前/研究会への出欠/親睦会への出欠をお書きください。
※大学の宿泊施設の利用希望があればご相談ください。
※メッセージを添えていただければ、研究会当日に紹介致します。

体験授業「ユンノリ」

2015-06-05 18:59:42 | 研究活動
上野誠先生担当の「国文学講読」「国文学演習」で、「ユンノリ」を体験する授業がおこなわれました。

ユンノリとは朝鮮半島に伝わるすごろくですが、最近になって、奈良文化財研究所の小田裕樹さんによって平城京出土の天平期の土器にもそのユンノリの盤が描かれていることが解明されました。

この授業はその最新の考古学的成果をふまえたもので、天平人がいかなる娯楽に興じていたのかを実際に体験する目的で行われました。

授業を終えて、上野先生は以下のような感想を語っておられました。

『万葉集』の用字によって古代の日本に韓半島からユンノリという遊びが伝来していたことはわかっていたが、実際、奈良時代の盤を復原したものでゲームを行うと、チャンスがピンチにピンチがチャンスになるという逆転逆転のゲームであるということがわかった。
そしてなにより、ゲームに興じた学生たちが大はしゃぎをしていたのには、びっくりした。
時代によって、さまざまな点は異なるにしても、基本的なルールは異ならない。
『万葉集』の戯書の学習がこんなに楽しい学習になるとは、思いもよらなかった。


上野先生は、広くユンノリの知識が行きわたっているからこそ、『万葉集』の表記にもそれが反映していることを学生に力説しておられました。


体験型授業を重視する奈良大学国文学科の授業方針と、最先端の学問的成果が出会った、幸せな授業でした。

上野先生がNHKに出演されます

2015-05-18 12:55:03 | 研究活動
上野誠先生が、NHK教育テレビ(Eテレ)の番組「こころの時代 宗教・人生」に出演されます。

テーマは「聖典として読む万葉集」です。
上野先生の著書『日本人にとって聖なるものとは何か』に基づいてお話されます。

撮影は主に本学の展望ラウンジで行われ、授業風景も映る予定です。

ぜひご覧ください。


放送日:  平成27年5月24日(日)朝5時~6時
      ※再放送は5月30日(土)午後1時~2時
チャンネル:NHK教育テレビ(Eテレ) 

行く春・来る春 その2 送別会

2015-04-02 22:24:58 | 研究活動
今年の卒業式は、学生さんとともに、2名の学科教員を送り出す会でもありました。

永井先生は奈良大草創期からお勤めで、まさに本学と国文学科の基礎を築かれた先生でした。
その研究業績は、本ブログでもたびたびお伝えしてきました。

滝川先生も奈良大での勤務年数が17年にわたり、若手ながら学科の中心を担う役割を果たしてこられました。
新しい環境でも、一層ご活躍のことと思います。

両先生、ほんとうにお世話になりました。
あらためて学科一同、お礼を申し上げます。


与謝蕪村の直筆書簡を発見

2015-03-19 18:37:40 | 研究活動
永井一彰先生が、与謝蕪村の直筆書簡を発見されました。

蕪村は「菜の花や月は東に日は西に」などの俳句で知られる江戸時代の俳人です。

今回発見された書簡には、河内(大阪府南東部)から蕪村の妻・おもとの妹がやってきたという内容が含まれており、これまで未詳であった妻の実家が河内にあった可能性がみえてきました。

蕪村には「河内女(かわちめ)の宿に居ぬ日やきじの声」といった河内を詠んだ句がいくつかありますが、これらの句の「河内女」は、これまで万葉集や伊勢物語等の内容を参考に、「機織り女」や「恋愛」の意味で理解されてきました。

しかし今回の発見によって、これら「河内女」の句が、蕪村が妻のことを詠んだものであった可能性がでてきました。

今回の書簡が、蕪村の新たな一面を示すかもしれません。


なお今回の発見は、NHKや各新聞等でも大きく報道されました。

毎日新聞:http://mainichi.jp/select/news/20150313k0000m040042000c.html
読売新聞:http://www.yomiuri.co.jp/local/nara/news/20150312-OYTNT50184.html
産経新聞:http://www.sankei.com/west/news/150312/wst1503120053-n1.html
奈良新聞:http://www.nara-np.co.jp/20150313091245.html




永井先生、板木を語る

2015-01-19 17:09:20 | 研究活動
国文学科企画 永井先生、板木を語る

永井先生、ご退職にあたり、「永井先生、板木を語る」会を開催いたします。

一、日時 1月31日(土) 14時40分~16時10分 

一、場所 A207 国文学科演習室

一、奈良大学所蔵の貴重な板木を見ながら、永井先生が解説してくださります。

一、終了後、懇親会、開催の予定。

一、どなたでも参加できます。


卒業生のみなさんのご参加、お待ちしております。