ようこそ!奈良大学国文学科へ!!

奈良大学文学部国文学科の日々の出来事を綴っています。
特色ある授業の様子や、学生や教員の活動ををご覧ください。

北海学園大学人文学部日本文化学科関西研修旅行イン奈良大学

2013-02-19 12:33:52 | 新着情報
2月19日、雪の降りしきる中、北海学園大学人文学部日本文化の学生さん(27名)、先生方(4名)が、奈良大学にいらっしゃいました。
関西研修旅行の一環として、永井先生の講義「板木は語る」を受講しました。

講義では、実際の板木にふれたのち、奈良大学に所蔵されている板木について、板木はどのように彫るのか、板木のリサイクル事情などについて、お話がありました。

実際に版木にふれることにより、彫りあとに見る江戸の職人さんたちの息遣いが感じられたり、「出版産業」としての江戸の本屋の合理的なシステムなど、板木を研究することによって見える世界をうかがうことができました。

和本の「解体ショー」も行われ、北海学園大学の学生さんには、一丁ずつお土産としてお持ち帰りいただくなど、サービス心あふれる永井先生の講義でした。

30連勝達成!

2013-02-16 01:53:59 | 国文学科の毎日
本年度の授業・試験も無事終了しました。
そして学科内で注目の的であった、永井先生の言語文学クラスの無遅刻無欠席の状況ですが

なんと!

ついに!!

30連勝が達成されました!!!

一年間誰ひとり遅刻も欠席もしなかったのは、奇跡といってもいいでしょう。
しかしその奇跡は偶然のたまものではありません。
受講生の真面目さと、なにより学問に対する興味や感動がなければ生まれなかったはずです。

これからの大学生活も、その心を忘れずに勉学を楽しんでください。


写真は30連勝達成の日と、後日行われた祝勝会の模様です。
なお祝勝会は、料亭ながや(別名:永井先生自宅)で盛大かつおごそかに行われました。

上野先生が読売新聞読書委員会委員に就任されました

2013-02-04 17:31:21 | 研究活動
国文学科・上野誠先生が、読売新聞読書委員会委員に就任しました。

任期は2年間で、この間、読売新聞書評面の書評すべき本の選書と、書評執筆を行ないます。一般に、読売新聞書評委員ともいわれる委員です。

2年間の期間中は、ほぼ毎月2本程度の書評を執筆されます。委員にはベストセラー作家の角田光代さん、女優の小泉今日子さん、社会学者の橋爪大三郎さんをはじめとして、作家、学者、論壇人が担当します。

すでに1月から書評が掲載されておりますので、「読売新聞」日曜日の書評欄にご注目下さい。


○上野先生コメント
責任重大な仕事を拝命しました。読売新聞は購読者数が一千万人を超える、世界最大の新聞メディアです。また、日本の新聞の特徴として、多くの書評が載ることも、他の国にはないことだそうです。研究教育と書評執筆のバランスをとりながら、がんばりたいと思います。私が書評委員に就任することで、本学学生が少しでも本好きになってくれればと考えております。