ようこそ!奈良大学国文学科へ!!

奈良大学文学部国文学科の日々の出来事を綴っています。
特色ある授業の様子や、学生や教員の活動ををご覧ください。

秋の浄瑠璃寺・岩船寺ツアー⑤

2010-11-15 17:48:44 | 学生生活
ようやく、浄瑠璃寺に到着。

注:浄瑠璃寺=本堂、宝池を中心とした庭園が平安時代のまま揃っている唯一の寺。本堂、三重塔、阿弥陀仏九体は国宝。秘仏、吉祥天女像、薬師如来像が特別開帳中。

堀辰雄「浄瑠璃寺の春」(『大和路・信濃路』)で、馬酔木が印象的に描かれている浄瑠璃寺。
馬酔木の季節でありませんでしたが、美しい紅葉を見ることができました。

本堂では、秘仏、吉祥天女像、薬師如来像が特別開帳中。
国宝・阿弥陀仏九体は、ここでしか見られない阿弥陀様揃い組。
大きさといい、お顔つきといい、見ていて飽きません。

もう少し、「浄瑠璃時の秋」にひたっていたかったのですが、秋の日暮れがせまってきました。
本日の散策ツアーはこれにて終了です。



秋の浄瑠璃寺・岩船寺ツアー④

2010-11-15 17:37:43 | 学生生活
岩船寺から浄瑠璃寺までの道には、数々の石仏があります。
石仏を見学しながら、しばし、秋の山道を散策。

笑仏:その名のとおり、にっこりと笑っています(写真①)

眠り仏:頭から下が土の中に。なんだか気持よさそう(写真②)

唐臼の壷(写真③)

八畳岩:国文学科のSさんが、倒れそうな岩を支えています(写真④)

秋の浄瑠璃寺・岩船寺ツアー③

2010-11-15 17:21:48 | 学生生活
クヌギ坂をぬけて、あとは曲がりくねった車道を岩船寺まで。

岩船寺手前の駐車場を借りて、しばし昼食休憩。

岩船寺見学(写真①②③)

注:岩船寺=聖武天皇の勅願で行基が建立。三重塔が有名。

山間にひっそりとたたずむ小さなお寺。
平城遷都1300年を記念して三重塔の内部が特別公開されているという。
色鮮やかかな内壁画を堪能。

三重塔の屋根をけなげに支えている「天邪鬼」に、心で声援を送る。(写真④)

秋の浄瑠璃寺・岩船寺ツアー②

2010-11-15 17:11:24 | 学生生活
大仏鉄道めぐりになるかと思いきや、ルートを修正。
最初の目的地、「くぬぎ坂」を目指すことに。

注:くぬぎ坂=木津川市のHPによれば、その昔、荷物を運ぶために石畳を敷いて整備した道。

岩船寺に向かう車道の脇に、「クヌギ坂入口」の表示発見(写真①)

しかし、入ってみるとそこは、道なき道であった・・・

しばらく進むと、石畳発見。しかし、歩きにくい。(写真②)

平坦な車道を歩まず、険しい道を進む、我ら、国文部隊。

秋の浄瑠璃寺・岩船寺ツアー①

2010-11-15 16:53:53 | 学生生活
11月14日(日)、季節はずれの黄砂到来で、曇りもようのなか、浄瑠璃寺・岩船寺に出かけました。

総勢10名。JR加茂駅に集合し、おおよそ12キロの道のりを歩くというもの。
コースは以下のとおり。

当尾の里一周
JR加茂駅東口 → クヌギ坂旧道 → 当尾小学校 → 千日墓地→ 岩船寺 → 白山春日神社 → 三体地蔵 → ミロクの辻 →わらい仏 → カラスの壺 → あたご灯籠 → 藪の中三尊 →浄瑠璃寺 → 首切り地蔵 → 大門石像群 → 大門磨崖仏 →青少年山の家 → JR加茂駅東口

歩きながら、当尾の秋を堪能し、浄瑠璃寺・岩船寺を見学しようというものです。

しかし、JR加茂駅を出た所に、大仏鉄道のモニュメントが(写真①)

注:大仏鉄道=かつて、奈良駅ー大仏駅ー加茂駅を通る鉄道があった。明治30年に奈良~加茂が開通したが、関西本線の開通により、わずか9年後に廃止へ。まぼろしの鉄道である。


駅から少し歩いた小学校の裏に、美しい機関車の車体が保存されていました。(写真②)

大仏鉄道の跡地と、蒸気機関車が保存されているという情報に、秋の散策ツアーは、大仏鉄道めぐりの様相を帯びてきた。