ようこそ!奈良大学国文学科へ!!

奈良大学文学部国文学科の日々の出来事を綴っています。
特色ある授業の様子や、学生や教員の活動ををご覧ください。

特別講義 文献資料の語学的な着眼点

2015-11-25 17:01:36 | 研究活動


11月25日(水)、国語学研究者の柏原卓先生をお招きして、「文献資料の語学的な着眼点」と題した特別講義を開催しました。
柏原先生は語彙や方言の研究を長年続けられ、韓国語にも精通されています。
講義では、近松門左衛門の代表作『冥途の飛脚』について、国語学的視点から解釈するという試みをお話しいただきました。
一語一語を丁寧に読み解いていくことの大切さを、あらためて学ぶことができました。
学生の質問にも気さくに答えていただき、先生の穏やかで暖かいお人柄に触れることができました。

特別講義 大橋崇行先生 書く愉しみ、 読む悦び

2015-11-10 15:33:57 | 研究活動
現役ライトノベル作家であり、国文学研究者である大橋先生より、小説を読むこと、書くことについて講義していただきました。
純文学とエンタメの違いとは? ライトノベルを書くには、企画書が重要!!など、作り手ではないとわからないさまざまなお話が伺えました。
途中、実際に、創作する時間もありました。
学生のみなさんの出来栄えは如何!?


秋のオープンキャンパス

2015-11-07 12:39:30 | 研究活動

11月1日(日)、青垣祭と同時開催でオープンキャンパスが行われました。
国文学科では「版本で楽しむ江戸文学」と題した展示を企画しました。
今回の展示では、江戸文学に親しんでもらうため、奈良大学図書館に所蔵されている版本(江戸時代に印刷された本)を紹介いたしました。
展示したなかでも、曲亭馬琴の小説『南総里見八犬伝』は、全106冊が(2セット!)所蔵されており、大変貴重なものです。
ただ、版本は実際に手に触れてみないと、紙質や重さなどが実感できないので、訪れた方には自由に手に取って見ていただきました。

これからも、こういった展示を続けながら、江戸文学の魅力を発信していきたいと思います。