ようこそ!奈良大学国文学科へ!!

奈良大学文学部国文学科の日々の出来事を綴っています。
特色ある授業の様子や、学生や教員の活動ををご覧ください。

板書練習会を開催しました

2013-05-17 17:51:02 | 学生生活
5月10日(金)夕方に板書練習会を開催しました。

この会は、教育実習を控えた学生が板書指導の研鑽を積む目的で開催されています。
昨年度試験的に開催したところ、多くの実習生から好評を得たため、本年度から学科行事としてスタートすることとなりました。

練習会では、一人一人の学生が模擬授業を行いながら板書指導を行い、それを教育経験者と参加者で講評しあいます。

本年度はその指導役に、奈良教育大学教職大学院で実践的な教授法を研究しているOB2名が来てくれました。
もちろん彼らも、昨年度の練習会で指導を受けたメンバーです。

多忙な中、後輩一人一人に対し、実践経験と教授理論に基づく的確かつ熱い指導をしてくれました。
受講生も、その熱意から、授業の技術はもちろん教壇に立つうえで大事なものを感じ取ってくれたようです。


学年の枠を超え、互いが学びあう環境が国文学科にはあります。
そしてそれがまた、新たな夢の実現を生んでいます。


写真:先輩(右)から具体的な指導を受ける実習生(左)

秋の浄瑠璃寺・岩船寺ツアー⑤

2010-11-15 17:48:44 | 学生生活
ようやく、浄瑠璃寺に到着。

注:浄瑠璃寺=本堂、宝池を中心とした庭園が平安時代のまま揃っている唯一の寺。本堂、三重塔、阿弥陀仏九体は国宝。秘仏、吉祥天女像、薬師如来像が特別開帳中。

堀辰雄「浄瑠璃寺の春」(『大和路・信濃路』)で、馬酔木が印象的に描かれている浄瑠璃寺。
馬酔木の季節でありませんでしたが、美しい紅葉を見ることができました。

本堂では、秘仏、吉祥天女像、薬師如来像が特別開帳中。
国宝・阿弥陀仏九体は、ここでしか見られない阿弥陀様揃い組。
大きさといい、お顔つきといい、見ていて飽きません。

もう少し、「浄瑠璃時の秋」にひたっていたかったのですが、秋の日暮れがせまってきました。
本日の散策ツアーはこれにて終了です。



秋の浄瑠璃寺・岩船寺ツアー④

2010-11-15 17:37:43 | 学生生活
岩船寺から浄瑠璃寺までの道には、数々の石仏があります。
石仏を見学しながら、しばし、秋の山道を散策。

笑仏:その名のとおり、にっこりと笑っています(写真①)

眠り仏:頭から下が土の中に。なんだか気持よさそう(写真②)

唐臼の壷(写真③)

八畳岩:国文学科のSさんが、倒れそうな岩を支えています(写真④)

秋の浄瑠璃寺・岩船寺ツアー③

2010-11-15 17:21:48 | 学生生活
クヌギ坂をぬけて、あとは曲がりくねった車道を岩船寺まで。

岩船寺手前の駐車場を借りて、しばし昼食休憩。

岩船寺見学(写真①②③)

注:岩船寺=聖武天皇の勅願で行基が建立。三重塔が有名。

山間にひっそりとたたずむ小さなお寺。
平城遷都1300年を記念して三重塔の内部が特別公開されているという。
色鮮やかかな内壁画を堪能。

三重塔の屋根をけなげに支えている「天邪鬼」に、心で声援を送る。(写真④)

秋の浄瑠璃寺・岩船寺ツアー②

2010-11-15 17:11:24 | 学生生活
大仏鉄道めぐりになるかと思いきや、ルートを修正。
最初の目的地、「くぬぎ坂」を目指すことに。

注:くぬぎ坂=木津川市のHPによれば、その昔、荷物を運ぶために石畳を敷いて整備した道。

岩船寺に向かう車道の脇に、「クヌギ坂入口」の表示発見(写真①)

しかし、入ってみるとそこは、道なき道であった・・・

しばらく進むと、石畳発見。しかし、歩きにくい。(写真②)

平坦な車道を歩まず、険しい道を進む、我ら、国文部隊。

秋の浄瑠璃寺・岩船寺ツアー①

2010-11-15 16:53:53 | 学生生活
11月14日(日)、季節はずれの黄砂到来で、曇りもようのなか、浄瑠璃寺・岩船寺に出かけました。

総勢10名。JR加茂駅に集合し、おおよそ12キロの道のりを歩くというもの。
コースは以下のとおり。

当尾の里一周
JR加茂駅東口 → クヌギ坂旧道 → 当尾小学校 → 千日墓地→ 岩船寺 → 白山春日神社 → 三体地蔵 → ミロクの辻 →わらい仏 → カラスの壺 → あたご灯籠 → 藪の中三尊 →浄瑠璃寺 → 首切り地蔵 → 大門石像群 → 大門磨崖仏 →青少年山の家 → JR加茂駅東口

歩きながら、当尾の秋を堪能し、浄瑠璃寺・岩船寺を見学しようというものです。

しかし、JR加茂駅を出た所に、大仏鉄道のモニュメントが(写真①)

注:大仏鉄道=かつて、奈良駅ー大仏駅ー加茂駅を通る鉄道があった。明治30年に奈良~加茂が開通したが、関西本線の開通により、わずか9年後に廃止へ。まぼろしの鉄道である。


駅から少し歩いた小学校の裏に、美しい機関車の車体が保存されていました。(写真②)

大仏鉄道の跡地と、蒸気機関車が保存されているという情報に、秋の散策ツアーは、大仏鉄道めぐりの様相を帯びてきた。

留学生座談会in奈良

2009-12-19 15:54:43 | 学生生活
11月29日(日)
なら・シルクロード博記念国際交流財団の主催で、「なら・国際フェスティバル」が奈良県文化会館で開かれました。

そのイベントのひとつが「留学生座談会」。
「留学生から見た奈良・日本」というテーマで奈良県内に留学中の学生さんの座談会です。

この座談会に、国文学科に留学生として在籍中のキム・ミンギュさんが出席しました。

自己紹介や、奈良・日本のこと、しゃべる内容を事前に用意し、観客にうけるネタまで考えて、本番に臨みました。

本人いわく、うまくしゃべれたとのこと。

国際交流に一役かったキムさんに拍手。

(文責・光)

もうすぐ青垣祭(学園祭)です!

2009-10-27 12:48:38 | 学生生活
10月30日~11月3日まで、青垣祭がおこなわれます。

近代文学研究会の学生たちも、毎年恒例の展示の準備に追われています(写真)。

この展示では、毎年一人の作家をテーマとして取り上げ、パネルによる作家紹介と、作品研究論集の発行がおこなわれています。

本年度のテーマは谷崎潤一郎です。

学生の力作を、ぜひ見に来てください。


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近代文学研究会展示企画「谷崎潤一郎」

会場・C-204教室
日時・2009年10月31日~11月2日(9:00~16:00)

近代文学研究会の活動紹介(+谷崎潤一郎記念館訪問記)

2009-07-28 23:47:54 | 学生生活
先日国文学科の学生による活動として「読書会」の案内をしましたが、国文学科にはもう一つ、「近代文学研究会」という学生主体の研究団体があります。

この研究会は、前奈良大学教授・浅田隆先生の呼びかけに応じて集まった学生らによって始められたのですが、今では他学科の学生も多数参加するサークルとして機能しています。

主な活動には文学散歩や実地調査、夏の合宿、学園祭での研究展示などがあります。

毎年学園祭では一人の作家に焦点をあて、その作家の生涯・作品に関する展示と、作品研究をまとめた冊子を発行しています。

ちなみに今年のテーマは「谷崎潤一郎」です。

その展示の勉強もかねて、先日(7月25日)、兵庫県芦屋市にある谷崎潤一郎記念館と、彼の住居であった倚松庵、そしておまけとして菊正宗記念館に行ってきました。

当日は朝から強い雨が降るあいにくの天気でしたが、幸いにも阪神芦屋駅につくころには雨も小降り。
道中はほとんど傘をささずにすみました。

まずは駅から徒歩で谷崎潤一郎記念館へ。
学生たちは谷崎に関する知識を吸収すると同時に、展示をする際の方法についても積極的にメモを取っていました。

その後再び徒歩で芦屋駅まで戻り、魚崎駅まで電車移動。そして倚松庵へ。
ここは谷崎の住居であり、『細雪』の姉妹が暮らす家のモデルとなった建物です。
参加者は『細雪』の姉妹のような優雅な気分に浸っていました。

倚松庵には一時間ほど滞在。
そのあと時間があるということで、近くにある菊正宗記念館へ。
展示はもちろん、樽酒の試飲と酒かす入りジェラートで満足しました。

あとは難波まで戻って打ち上げ!
天神祭の人ごみも何のそので飲んで語って一日を終えました。

今回の調査で、学生達の中で展示の具体的なイメージが固まってきたようです。

今年の学園祭の企画展示は期待できそうです。
10月30日~11月3日の学園祭にお越しの際には、ぜひ近代文学研究会の展示にも足をお運び下さい。


読書会報告No.002 交流会

2009-07-17 17:24:50 | 学生生活
読書会の企画として、交流会が開かれました。
自分の好きな本を持ち寄る会です。

呼びかけ人の「アマチュア朗読詩人」(自称)
「武者小路実篤「愛と死」、三島由紀夫「仮面の告白」、田中芳樹「銀河英雄伝説」、伊藤左千夫「野菊の墓」、クラゼビッツ「戦争論」解説本・・・などが持ち寄られました。
これからも、なんでも可です。
漫画、ライトノベルも持ち寄りました。」

参加したWさん「いろんなものを読んでいる人と、話ができて楽しかったです。」

まだまだ、こうした企画、続くようです。(文責・光)