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奈良大学文学部国文学科の日々の出来事を綴っています。
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天平衣装を作る(実地見学・踏査)

2010-12-07 17:02:22 | 授業をのぞいてみた
11月29日(月)、国文学科名物講義のひとつ「実地見学・踏査」が行われました。

この授業は毎回内容が変わるのですが、今回は衣装制作者の山口千代子先生をお招きし、「天平衣装を作る」と題してお話をしていただきました。

授業では、飛鳥・奈良時代の衣装の様式、色や形、装飾品に込められた意味などについてはもちろん、衣装の製作・再現の上での苦労、さらには装束を着たときに生まれる所作などについてまで話がおよびました。

これまで国語便覧や博物館でしか眺めたことのなかった衣装ですが、着て、触れて、動いてこそ衣装の意味がわかるのだと実感しました。


ちなみに写真のモデルが着ている衣装は山口先生の再現によるものです。
そしてモデルは国文学科の学生諸君(と、おまけの教員2名)。



授業終了後しばらくの間、大コスプレ撮影会が行われたのはいうまでもありません。