柳谷直明の教育日記

 教育活動の一部を公開しています。啓成中は令和4年3月に閉校。生徒全員が私の授業が楽しかったと! 有難い声でした。

 試験範囲終了! 国語84時間目

2022年11月03日 09時34分46秒 | 国語授業
 漢文を1時間で終え,中間考査範囲を終える。予定通りだ。
 以下,すばらしい振り返り。3分間くらいで書いた。驚く。男子も伸びている。

 今日は漢文の種類と意味を学んだ。漢文は、訓読、白文、書き下し文がある。訓読は送り仮名をつけて日本語として読めるようにしているものだ。白文は、漢字だけを使った文である。書き下し文は、漢文を訓読し、漢字仮名交じりの文章に書き改めた文だ。今日の授業は、矛盾の話を例としていた。矛盾の話の結果、他の人が論破されて帰ったそうだ。この話はとても面白く、その場に行って実際に見てみたいと思った。でも実際壊れない盾と絶対に貫通する矛がぶつかったら、両方壊れると思う。

 すごいなあ。学習用語がある。それに加え,話題に対する批評もある。ものすごい成長だ。
 
 授業は面白かった。レ点と0点で盛り上がった。故事成語随筆も大体全員が書いた。
  
 私は宿題をほとんど出さない。でも,予習・復習は課している。せめて,20分くらいの国語家庭学習をやってもらいたい。復習不足で,品詞をすっかり忘れている者もいる。それが,成績上位の生徒だから,困ったものだ。振り返りを読むと,助詞を習ったなどと書いてある生徒もいた。過去に習ったのをすっかり忘れている。

 来週から数時間,ワークを使って復習の時間を取る。知り合いの先生は授業で復習の時間を取らないと言っていた。私もそうしたいが,結果が恐ろしいので,その勇気はない。しかし,1年生最後の期末考査は授業で復習の時間を取らないでみよう。

 予習してくる生徒が数名いる。ノートづくりも上手になった生徒も数名いる。全員には求められないのだろうが,振り返りをなかなか書けなかった生徒も2文くらいを書けるようになった。絶対評価としては全員が伸びている。

 ノートによる復習,タブレットによる予習は紙とタブレットのハイブリッド時代で有効な学習方法の一つになるだろう。Googleドキュメントによる情報交流も記述力向上に有効である。



 分かりやすく纏めたつもりだったが,板書を見直すとまだまだ分かりにくい。板書は生徒の要約力にも役立つ。生徒にも,教科書を分かりやすく纒めるように指導したが,教師自ら学ばなくてはいけない。
 


 芦別の上弦の月。上の弓張り,玉鉤(ぎょっこう)。

 歌志内の上弦の月。

 以下,ネットから引用。ビーバームーン,楽しみ!

 11月8日(火)は満月です。11月の満月ビーバームーンに「皆既月食」が起こります。広く晴天となり、観測の期待が大きいでしょう。また、月食の最中には、月が天王星を隠す「天王星食」が起こり、同時に見られるのは極めて珍しいことで、こちらも注目です。

https://tenki.jp/forecaster/gureweather/2022/11/02/20306.html(2022年11月03日確認)








 


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