そらち旅日記 Vol.2

北海道空知総合振興局の職員が集めた旬の情報を、そらちの風に乗せてお届けします。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

地元「空知の地酒」を知る ~ 「プティ・ラパン」×「KONDOヴィンヤード」

2013年02月20日 | 空知のワイン
滝川市内にあるフレンチをベースにした欧風料理のお店「プティ・ラパン」
このブログでも何回かご紹介をしてきましたが、
若きシェフの老田さんは、地元産・北海道産の食材にこだわった
とってもレベルの高いおいしいお料理を提供してくださるのです。

  


その「プティ・ラパン」からこんなご案内が届きました。
空知には、たくさんのワイナリーやヴィンヤード、そして日本酒の蔵元があります。
そんな空知のお酒とフレンチを楽しむ集い「ヴァン・ド・ソラチ ~ そらちの地酒」
第1回目は、昨年から本格的に自前のワインの販売を開始した
「KONDOヴィンヤード」の近藤良介さんをお招きしてお話を伺うとのこと。
これは是非とも行かなくては!




近藤さんは、2010年から三笠の「タプ・コプ農場」と
岩見沢市栗沢地区の「モセウシ農場」の、
健康で快適な環境で育てられたぶどうをメインにして、
札幌市南区にある「さっぽろ藤野ワイナリー」の醸造施設を借りて醸造しています。
(2012産からは岩見沢の「10Rワイナリー」で醸造)
醸造法はぶどうを天然酵母で発酵させて無濾過で瓶詰めにするという
ごく自然に近いやり方で、本当に少量のワインを製造しているのです。
すでに近藤さんのワインは殆どが完売、もう一般では入手することが困難ですが、
今回は滝川市にある酒販店「小林酒店」さんのご協力でこの会が実現しました。
とっても楽しみです。




まず最初のワインはスパークリングの「タプ・コプ ペティアン 2011」
66本しか作られなかったというレアものワインですが、
それもそのはず、2011年は三笠のタプ・コプ農場のぶどうが
スズメバチにやられてしまったため、全滅する前に急遽
赤ワインになるはずのピノ・ノワールを早摘みして
スパークリングに仕込んだそうです。
スズメバチのお好みは、まず黒いブドウ、
そして糖度の高いものだそうで、ハチもなかなかワイン通ですね。
早詰みで酸が充分に落ちる前に収穫しているため、
ワイン自体の味わいもかなり酸が強く感じられます。
色合いは濃いめの黄金色、若干ハチミツのような香りもあって、
口に含むとリンゴのような香りやほのかな苦みも感じられます。
スパークリングとしては濃厚な仕上がりになっているようです。

  


この強めの酸味が、エシャロットとワインビネガーを添えた
「厚岸産生ガキ」に合わせると、ウソのようにまろやかになるのが不思議なところ。




生ガキの他には、プティ・ラパンの看板メニューでもある「道内産SPF豚のリエット」、
フワっとした食感で柔らかい「道内産リ・ド・ヴォー(仔牛の胸腺肉)のポワレ」。
これに、滝川江部乙産のニンジンと山イモのピュレが添えられています。
どれも素材のおいしさを最大限に引き出した絶品のお料理。
このお料理がまた次のワインも引き立ててくれます。

2番目のワインは「タプ・コプ ブラン 2011」
これも324本しか生産されなかった希少なワインです。
三笠タプ・コプ農場のソーヴィニヨン・ブラン100%、
天然酵母により発酵させた無濾過・無補糖の自然派ワイン。
ビンの中で発酵させているためにワインのエッジには気泡、
また無濾過のためか薄く濁ったような仕上がりになっています。
近藤さんがおっしゃるには、澱(おり)も味のうち!だそう。
ソーヴィニヨン・ブラン特有のハーブっぽい香りはしませんが、
これもややハチミツのような香りで、甘みやほのかな苦みも感じられます。
「SPF豚のリエット」や「リ・ド・ヴォーのポワレ」などのお料理に良く合います。
このワインは、開けたてよりも2~3日おいたほうが厚みも増しておいしくなるそうですよ。

  


お次のお料理は、「羽幌産真かすべのほっぺの白ワイン蒸し」と
「函館産ヤリイカと標津産ホタテのポワレ」。
添えてある十勝産ユリネと江部乙産ポロネギのソテーがトロリとして甘い。




これに合わせるのは、近藤さんが醸造に関わっている「さっぽろ藤野ワイナリー」の
「セパージュ ケルナー 2011」「セパージュ シャルドネ 2010」
これは二つとも市場ではもう完売しているワインです。

  


「ケルナー 2011」は、余市の農場で貴腐になりかかったブドウから作られたもの。
フルーティーで華やかな香りがします。酸は少なめでバランスの良いワインです。
一般的なケルナーで作られたワインとはまた違った味わいですが、
これがヤリイカやホタテのポワレに良く合います
「シャルドネ 2010」は乙部の富岡農場産シャルドネ100%で、
天候に恵まれて良く熟したブドウから作られています。
3ヶ月の樽熟を経て、色合いは濃いめの黄色でややトロっとした飲み口です。
甘いユリネとポロネギのソテーにもピッタリ。

次は「湧別産牛バラ肉とビーツの赤ワイン煮込み」と、
これも「湧別産牛カイノミのロティ」がサービスされました。
添えられた「ジャガイモのミルフィーユ」には、
根セロリの香りがしのばせてあってとても美味。
「牛カイノミ」は初めて食べましたが、とても柔らかくて繊細な脂が含まれているようなお肉。
「牛バラ肉の赤ワイン煮込み」ともども、これには是非とも赤ワインが欲しいですね。




ということで、これに合わせるワインは「メルロー 2011」
142本だけ生産されたワインで、ラベルには何故か「ブタ」。
色はメルローにしては薄め、グラスに注ぐとこれも微発泡しています。
酸は強めでやや独特の香りがしますが、この香りは発酵の過程で出る還元香だそうです。
しばらく時間をおくか、グラスを回転させてよくスワリングしていると薄くなってきます。
そこで、牛肉の脂分を流すようにしながらいただくと、どちらもおいしい!

  


さて、おいしいワインとお料理ももう最後のデザートになりました。
デザートは、フランスはボルドー地域の焼き菓子「カヌレ」、
これは「プティ・ラパン」のお得意の一品でもあります。
外側はカリっと香ばしく、中はしっとり。
軽やかなアングレーズソースと大粒のイチゴが添えられていて、
何とも言えないおいしさです。
合わせるデザートワインは、「さっぽろ藤野ワイナリー」の
「キャンベル サン・スーフル 2012」
余市の登地区のブドウから作られています。
グラスから溢れるようなキャンベルブドウの香り、
飲む前にはこれはかなり甘口のワインかなと思いましたが、
味わいは意外にすっきりと辛口。デザートのおいしさを引き立てていました。

  


デザートまでいただいて今日のコースは終わりですが、
まだまだ皆さん余韻がさめやらぬ様子。
残ったワインなどをいただきながら、
近藤さんや老田シェフにお食事の間に聞けなかったことをお聞きしたりしていました。
本当にお名残惜しいですが、もう帰らなくてはなりません。
それではまたの機会を楽しみに。

さて、これからの“地元「空知の地酒」を知る”シリーズですが、
そろそろ雪解けが始まってくるとワイン醸造家は大忙しになってきます。
なかなか時間を取ってもらうのも厳しそうで、次回のセレクトは悩ましいところ。
そこで、冬の間はとっても忙しくて春になると暇になってくる醸造家といえば?
そう、あの人ですね。皆さん、もうおわかりでしょうか?
もしかすると、フレンチと日本酒の意外なマリアージュが実現するかもしれませんよ。
「プティ・ラパン」の“地元「空知の地酒」を知る”、
この新しい試みからはもう眼が離せませんね。


プティ・ラパン
滝川市本町2丁目2-5
TEL 0125-23-1477
11:00~14:00/17:30~21:00
定休:日曜、第1・第2月曜


この記事をはてなブックマークに追加

今年の締めは・・・あの「KURISAWA BLANC」を飲み比べ

2012年12月28日 | 空知のワイン
岩見沢市栗沢町にある「ナカザワヴィンヤード」は、
ご夫婦お二人だけで経営されている小さな小さなブドウ畑。
ですから当然生産されるブドウも極少量、
でもそこからはとっても素晴らしいワインが生まれるのです。
この知る人ぞ知る逸品ワイン「KURISAWA BLANC(クリサワブラン)」は、
毎年の発売後あっという間に売り切れてしまうほどの人気があります。




自慢する訳ではありませんが、実は我が家にこの希少な「KURISAWA BLANC」の
2009、2010、2011ヴィンテージのストックがあるんです。
それぞれのヴィンテージの差、年月を経た熟成度合いはどうなっているのでしょう。
思い切って一気に飲み比べ、いわゆる「垂直飲み」で試飲してみます。

  


このうち「KURISAWA BLANC 2011」は今秋の9月に発売されたものですが、
2009と2010のヴィンテージは暑~い夏を家の中の普通の場所で過ごしてきましたから、
もしかしたら劣化しているかもしれません。
一緒に試飲してくれる皆さん、せっかく楽しみにしているのに、
ダメになっちゃってたらゴメンね~

ワインにはやはり、それに合う「食」が必要ですよね。
自分で作るのも大変なので、今回は持ち込みの出来るビストロで。
試飲ですから、最初は取りあえずのバケットとチーズをオーダーします。






個人的には、このワインはあまり冷やしすぎないほうが良いと思うので、
冷蔵庫から出してしばらく室温になじませておきましたよ。
さて抜栓! ソムリエさんの鮮やかな手際をご覧ください。




それぞれのヴィンテージをグラスに注いでみました。
輝くような淡い黄金色をしていますが、2009の色が若干濃いような気がします。
グラスの中は、花や果物、ハーブのような豊かで華やかな香りに満ちています。
取りあえず色の感じと香りを嗅いだ限りでは、
どれも劣化はしていないようですね、良かった、良かった。




口に含んでみると、どのヴィンテージも全体的に、
まずライチのような香りがして、それからいろいろな果物の香りやミネラル感、
繊細な酸と程よい甘みなどが複雑かつバランス良く入り混じって、
それが長く余韻として残ります。どれも文句なくおいしい。

「KURISAWA BLANC」は、ゲヴゥルツトラミナー、ピノ・グリ、ケルナー、シルヴァーナー、
ピノ・ノワールなどのブドウ品種が、毎年絶妙な割合でブレンドされています。
ボトルの裏のラベルには、主な品種が割合の多い順に(多分)記載されています。
2009は、ピノ・グリ、ゲヴゥルツトラミナー、ケルナー、シルヴァーナー、ピノ・ノワール      
2010は、ゲヴゥルツトラミナー、ピノ・グリ、ケルナー、シルヴァーナー、ピノ・ノワール      
2011は、ゲヴゥルツトラミナー、ピノ・グリ、ケルナー、ピノ・ノワール、シルヴァーナー      
と微妙に違っていますが、
この品種の違いがワインの味わいにどう影響しているのかはよく分かりませんでした…。




どれもおいしいワインですが、あえてヴィンテージごとの違いを挙げてみます。
まず2009。
酸もしっかりありますが、熟したトロピカルフルーツやハチミツのような濃厚な味わいがします。
時間がたつにしたがってこれがだんだん強くなってきます。
これはワインが開いてくるのか、温度が上がってくるからなのでしょうか。
2009は、他のものより少し冷やし目にして飲んでみたい気がします。

次に2010。
酸はやや奥に引っ込んでいて甘みが先に感じられ、ややトロリとした飲み心地。
これも時間が立つにつれて控えめだった酸が感じられるようになって複雑でバランス良く、
サラッとした感じになってきました。
このワインは、ゆっくりと飲んだ方が良いのかもしれません。

最後に一番若い2011。
香りが強く、フレッシュな酸と甘みのバランスが良くて、爽やかでありながらもまろやかな味わい。
私的には今回の試飲で一番のお気に入り、1年おいておいて是非来年も飲んでみたい! 
2011からは、これまでのブレンド方式に変えて、
いろんな種類のブドウを最初から同じタンクに入れて発酵させる
「混醸」方式になっているそうです。
早いうちから一緒になったブドウたちが渾然一体となってなじんでいるような、
こんなことも影響しているのでしょうか。

さて一通り試飲したところで、さあ解禁です。心ゆくまで飲みましょう。
お料理もこのワインに合いそうなものを追加していきますよ。
「海老のガーリックバター焼き」、「砂肝のコンフィ」、
「ズワイガニとニョッキのグラタン」…。う~ん、おいしそうだ。








中でも「KURISAWA BLANC」に良く合ったのは、「鶏白レバーのパテ」と「生ハム」。
ワインの微妙なとろみ、ほのかな甘みと程よい酸のバランスに、
クリーミーで軽いムースのようなパテと
生ハムの熟成した脂の甘みが抜群のマリアージュ、旨~い!
ワインも時間がたつほどにどんどん花開いていくようで、
さらに香り高くさらにおいしくなってきました。






結局、保管状態の影響もあったでしょうし、
何よりも飲み手の力量の問題が大きくて、各ヴィンテージの特徴をちゃんと
理解できたかどうかはかなり怪しいところ。
でも酔っぱらいの結論としては、微妙な差こそあれ「どれもこれもおいしかった~」でした。
ワインをきっかけにして会話も弾みます。
もう難しいことは抜きにして、あーでもない、こーでもないと言いながら、
おいしい料理とともにみんなでワインを楽しみましょう。
ワインは、会話を楽しむため、食事を楽しむため、人生を楽しむための素敵なお酒、
そのことを改めて実感した楽しいひとときでした。
それでは、おいしいワインと素敵な仲間に乾杯!!

さて、この「KURISAWA BLANC」は、これまで栃木県にある
「ココファーム&ワイナリー」で醸造されていましたが、
今年のブドウからは新しく岩見沢市栗沢町にできた
「10Rワイナリー」で醸造されることになりました。
栗沢生まれの栗沢育ち、生粋の「KURISAWA BLANC」に会えるのはきっと来年の9月頃。
もう今からとっても楽しみですね♪


ナカザワヴィンヤード
岩見沢市栗沢町加茂川140
TEL 0126-45-2102
http://www.nvineyard.jp/index.shtml

この記事をはてなブックマークに追加

「空知産ワインを知るセミナー」レポート 2

2012年12月14日 | 空知のワイン
会場を移しての第2部は、ノボテル札幌のシェフソムリエ 澁谷 昭さんの解説で、
空知のワイン5種とそれぞれのワインに合うお料理を試飲・試食します。




澁谷さんはマスターソムリエの称号を持つ、日本を代表するソムリエのお一人、
専門的でありながら、初心者にもわかりやすいお話しの進め方はさすがです。




こちらがワインとおつまみのリスト、
空知の食材を使ったメニューが恭しく並んでいます。



澁谷さんがワインの成り立ちについて説明してくださっている間に、
お料理が運ばれてきましたよ。美味しそう~~
時間も時間だしお腹がペコペコです。




試飲したのはこの5アイテム、
では、お料理と一緒にご紹介していきましょう。




宝水ワイナリー RICCA雪の系譜ケルナー2011
 × 上磯産真子鰈のマリネ エスタラゴンとディル風味 クレソンのサラダ仕立て

綺麗な酸のこのワインには淡泊な魚介類のマリネのような酸味のあるお料理がぴったり。




鶴沼ワイナリー 2010鶴沼トラミーナ
 × 「大地の星」のガレットカレー風味 空知産野菜のフリット添え

独特の甘い香りとスパイシーさを持つトラミーナにはカレー風味のお料理。
岩見沢産の粘りのないお米「大地の星」をリゾットにして、かりっと焼き上げました。
野菜のフリットも香ばしさを添えています。




山崎ワイナリー CHARDONNAY樽発酵2010
 × 岩見沢産南瓜のテリーヌ落花生のローストとともに チーズソース

樽香の効いたこのワインには、南瓜の自然な甘みにローストした落花生を。

 


歌志内太陽ファーム ペンケ・ウタシュナイ2005
 × 深川産三元豚バラ肉のリエット コルニッションピクルスとメルバートースト

ペンケ・ウタシュナイはセイベル13053、ツヴァイゲルト・レーベを主体とした
ロワールタイプのワイン、お料理もロワール地方のリエットを組み合わせたそうです。




マオイワイナリー 山ブドウ
 × 浦臼神内和牛スネ肉と空知産野菜のトマト煮込み バジル風味 パイ包み焼き

若々しい酸のワインには、落ち着いたデミグラスソースよりも
酸味の残るトマトソースがよく似合うとのこと。




メニューの作成に当たっては、澁谷さんが予めワインをテイスティング、
シェフにお料理のイメージを伝え、シェフはそれをきちんと形にしてくださったそうです。
そのように丁寧に作り上げられたお料理はどれも素晴らしく、
ワインとのマリアージュもばっちりでした。
グラスも5つ用意されていたので、それぞれのワインの特徴がよく解り、
しっかり飲み比べができましたよ。






資料として配られた「SORACHI WINERY BOOK」には、
この日、試飲できたワイナリー以外の生産者も紹介されています。
生産量が少ないので、こうした場で提供するにはもう少し時間がかかりますが、
近い将来、私達も味わうことが出来るに違いありません。
ワイン産地・空知のこれからが、ますます楽しみになったセミナーでした。


この記事をはてなブックマークに追加

「空知産ワインを知るセミナー」レポート 1

2012年12月13日 | 空知のワイン
12月5日、「空知産ワインを知るセミナー」が開催されました。
会場は札幌のホテル、ノボテル札幌。
ワインセミナーと言うだけあって、看板や資料などもとってもシック、
受付横には、9月に行われた「そらちワインピクニック」のパネルも展示されていましたよ。








空知産ワインの魅力を知っていただき、
末永く応援してくれるファンづくりを目的としたこのセミナーは、
昨年11月に初めて岩見沢で開催、大変好評だったことから、
今年は札幌に会場を移しての開催となったそうです。

第1部は10Rワイナリーのオーナー、ブルース・ガットラヴさんの
「ワイン産地・空知の現状と将来性について」のお話。
ガットラヴさんは、アメリカ・カリフォルニア州立大学
デービス校マスターコースを終了後、
世界各国で醸造コンサルタントとして活躍された後、
栃木県のココ・ファーム・ワイナリーに招かれ来日、
以来20年間にわたって醸造責任者を務めてこられました。
この間、ガットラヴさんの醸造したワインが、
九州沖縄サミットや北海道洞爺湖サミットで供されるなど、
素晴らしい実績をお持ちの方です。




その方が2009年、自らのワイナリー設立を目指して、
岩見沢の栗沢に新規就農しました。
なぜ北海道?なぜ空知?皆さん興味津々です。




ガットラヴさん曰く、いいワインを造る条件は、
1にも2にも、仮に10まで問われても「場所」なんだそうです。
畑で育ったぶどうから作るワインは農産物、
どんなワインになるかは、どんな土地で取れたぶどうかでほぼ決まり。
ガットラヴさんが望んだのは、完熟、香りが高く、きれいな酸のあるぶどう。
そのために、昼夜の寒暖差がある内陸であること、
痩せていて水はけが良いこと、
凍害からぶどう樹を守るために雪が降る地域であること、
まとまった土地が安価で手に入り、環境に優しく持続可能な農業ができること。
こうした条件にあった「場所」が空知だっとのことです。




空知は、香り高い白、エレガントな赤、究極のスパークリングを作り出す
可能性がある、とした上で、ぶどう栽培の適地や適した品種、栽培・醸造技術は、
これから長い長い時間をかけて探っていかなくてはならない、
そのためには生産者みんなが協力して取り組んでいくことが必要ですね、とのことでした。






ワイン産地として産声をあげたばかりの空知、
私達消費者にできることは、生産者の皆さんを、長い目、温かい目で見守り、
買い支えていくこと、応援し続けていくこと、それが私達に出来る「協力」ですよね。
ガットラヴさん、素敵なお話をどうもありがとうございました。

さて、次回は、空知のワインとお料理のマリアージュを楽しむ
第2部の様子をご紹介しますよ。



この記事をはてなブックマークに追加

Amicaで持ち込みワインパーティ ~ 「タプ・コプ ブラン」とともに

2012年12月11日 | 空知のワイン
お気に入りのワインを仲間と一緒に飲みたいなと思っても、
自宅に招くのはしんどいし、どこか持ち込み出来るところはないかしら。。。
と悩んでいたら、見つけました!
「食彩癒酒 Dining &Cafe Amica(あみか)」
以前このブログでも紹介したことがある岩見沢市内のレストランです。






1本当たり1500円でワインを持ち込むことが出来ます。
グラスもこんな本格的、気分も上がりますね~




今回持ち込んだワインはこの2アイテム。



左側は、空知管内、KONDOヴィンヤードの「2011タプ・コプ ブラン」。
オーナーの近藤良介さんが丹精込めて栽培したぶどうから造った白ワインです。
名前の「タプ・コプ」は、三笠市達布にある近藤さんのぶどう畑「タプ・コプ農場」から取りました。
昨年は開花期の長雨の影響で予定していた収量の約半分しか取れなかったため限定324本、
それでも記念すべきKONDOヴィンヤードの自社畑初ヴィンテージです。
ぶどう品種はソーヴィニヨン・ブランだそうですが、先入観を持たずに飲んで欲しいと、
ラベルにはブドウ品種は記載しなかったそうです。
天然酵母で発酵、5ヶ月間タンク熟成の後、無ろ過、無清澄でビン詰め、
酸化防止剤の添加も極力抑えているので、
びっくりするぐらい発泡していて、少し濁りもあります。
よくある白ワインとは全く違ったタイプ、
飲んでいると近藤さんの顔が目に浮かんでくるようなワインです。

   

 
右側はイタリア・トスカーナの赤ワインです。
この日のメンバーの一人が知人からいただいたのだそう。
醸造元の「ブリケッラ」というワイナリーはオーナーが日本人、
ぶどう栽培は有機農法で行っていると言うこと。
近藤さんと共通するところがありますね。
カベルネ・ソーヴィニョン主体ということですが、
それほどタンニンは感じず、ふくよかな優しい飲み心地でしたよ。
(写真取り忘れました。。。)

さて、これらのワインと一緒に楽しんだお料理はこちら。

生ハムの盛り合わせ


マグロとアボガドのカルパチョ
 

アンチョビとタコのピッツァ トマトソース


キノコと帆立のパスタ トマトクリーム味


この他、チーズや道産和牛の石焼きも。
こうしてみると結構食べてたんですね~

Amica(あみか)では、山崎ワイナリーや宝水ワイナリー、藤野ワイナリーなど、
その時に入荷している道産ワインなども、定価プラス1500円で提供しています。
普通飲食店では定価の2倍が相場だそうですから、随分お得ですね。




また、毎月第3金曜日にはソムリエ池田卓矢さんによる
ワイン会(参加料5000円)が開催されているほか、
12月と1月は池田さんを迎えてのワインパーティーもセットしてくれます。
通常飲み放題付きの宴会コースに池田さんセレクトのワインも付き、
たっぷり3時間で料金は7000円~。
詳しくは電話でお問い合わせくださいね。


食彩癒酒 Dining & Cafe Amica
岩見沢市5条西4丁目5 イマジンビル 2F
TEL 0126-25-7272
http://amica.daa.jp/


この記事をはてなブックマークに追加