後手が生むもの…

今日デイの利用者はなく、常勤だけが出勤してたまった事務作業。
普段では考えられない事だ。
それぞれに仕事をしていると、Ａ先生がポツリと…。
『ふと思ったんだけど、来年の今自分が生きている保証ってないよね。
もし余命半年とか宣告された人がいたとして、今自粛と言われたら
残りの人生わずかなのに…って思うね。
来年の桜は見る事が出来ないのだから、今年の桜が見たい。
自粛している時間なんてない…って。』
その通りだと思う。
でも、それは世界中の人共通の事。
明日自分の命があるのかないのかは誰にもわからない。
昨年の今頃、誰がこんな日が来る事を予想しただろう。

新型コロナウイルス感染において、国の後手と先手の違いが大きく出た。
後手はだめ。
常に先手でなければ。
そしてもしこうなったらこの方法。
もし…と多角的な分析が必要。
行動はこの分析と共についてくる。
後手だから救えなかった命がたくさんある事を忘れてはいけない。
命の灯がもうすぐ消えるよ…と言われている人から自由を奪ってはいけない。
それは罪だ。
後手が生むものは…不幸だけ。
今の日本の政治に必要なのは、スピード。
そして迅速な決断だと思う。
今回のコロナの件で、人は多くの事を学んだと思う。
考えさせられる事がたくさんあった。
当然政治家も学ぶべき事、後悔がたくさんあったはず。
政府は次にどんな動きを見せるのだろう。
国民を振り回すのはもうやめよう。
でも、また後手…かな。