少女たちに魅せられて

主にプリキュアとラブライブの感想や考察を挙げていきます

虹学アニメ7話感想

2020-11-18 21:56:25 | 虹学感想

ヒトリダケナンテエラベナイヨーと思っていましたが

鬼頭さんは神でした

 

そんな7話の感想です

バイトに勉強、毎日朝ごはんを作り

そしてスクールアイドルまで

そんなかなたさんを妹のはるかさんは

無理をしているのではないかと心配し

同好会の活動をのぞきに行きます

そして案の定、かなたさんは学校では

いつもねむねむしていました

姉にこれ以上無理はさせまい

彼女の負担を自ら背負うため

はるかさんはスクールアイドル

をやめると宣言します

 

 

そんな妹の決意に落ち込むかなたさん

それを慰めるメンバーの言葉が興味深いです

妹がスクールアイドルをやめるくらいなら

いっそ自分がやめてしまおうか

そう揺れ動くかなたさんに対し

エマさんとかりんさんは言います

 

「それは本当にかなたちゃんが望んでいることなの?」(エマ)

 

「違う、かなたちゃんの望みは

 ずっと探してた夢は、ここにある

     (中略)

 でもはるかちゃんの幸せも守りたいの

 そんなの、わがままだよね」(かなた)

 

「そうかしら、それってわがままじゃなくて

 自分に正直って言うんじゃない?」(かりん)

 

この場面で5話の二人の

やり取りを思い返した人も少なくないでしょう

かりんさん自身、以前は自分のキャラに縛られ

スクールアイドルがやりたいという気持ちを

自分の気持ちを抑え込んでいました

そしてその時かりんさんの本当の気持ちを

引き出したのがエマさんでした

 

 

またかなたさんとはるかさんは似ている

ということについて述べた

せつなさんの言葉も印象的です

 

「そうですね、お二人とも全部自分一人で

 解決しようとしています」

 

せつなさんといえば同好会がばらばらになった

責任を全部一人で抱え込み

一度は廃部にしようとした人物です

そんな彼女だからこそ

「頼る」ということの大切さが

身にしみてわかるのです

 

 

こんな感じで各回でのメンバーの成長が

言葉からも伝わっているのが楽しいです

個々の成長はばらばらだけれども

それぞれの成長が他のメンバーの成長を

助けてくれている

そんな虹学ならではの関係が見て取れます

 

 

そして結局この姉妹はお互いが

助け合いながらスクールアイドル

を続けるということで合意しました

相手に夢を追いかけてほしいから

自分が我慢する

それができるのは素晴らしい愛です

でもはるかさんの言葉

 

「お姉ちゃんが苦労してるのわかってて

 夢を追いかけるなんてできないよ」

 

という言葉の通り

お互いが愛し合っているがために

片方が負担を背負いこむことは不可能なのです

ちなみにこのはるかさんの発言は

夢を追いかけている人を応援するのが楽しみの

高咲さんにとっても今後鍵を握りそうです

 

 

最後に今回のかなたさんの楽曲です

本当にすごいです

いい意味でラブライブ感がない

鬼頭さん地声と歌とキャラで

全く声違うんですよね

素敵すぎて何回も聴き返してしまいました

彼女のこれまでの楽曲はゆったり系ばかりで

歌詞も自分のわがままを歌ったものが

多かったので、今回これまでのかなたさん像が

180度ひっくり返されたような気がします