七色の生きがい

七色の夕飯を手作りし始めてから２０日ぐらい・・・・が経った。（　ちなみに朝食は、ほぼドッグフード　）



　「　にくしょくけい　じょしの　ななタンでしゅ　」


ジャハナのお宅から頂いたジャハナとお揃いの　　食器は、毎日の必需品。




始めの頃は、恐る恐る、鶏肉　→　豚肉　→　牛肉　を２日のローテーションで、アレルギーが出ないか様子をさぐりながら、



　質素な鶏雑炊


尿のＰＨ値が高い七色には、野菜が恐いので、始めは大根おろし等で様子を見た。

ご飯は、ミキサーでドロドロにして、エキストラバージンオイルかエゴマ油を垂らし、

その上から　大量の水をぶっかける。




思い切って、

鶏のスペアリブを骨ごと生で食べさせてみた。



　「　たいちょう！　ななタン　ありがたき　しあわせでしゅ　」


と言ったので、どんなに　もったいぶって食べるかと思いきや・・・・・・・　飲んだ・・・・・・飲みやがった・・・・・

生の鶏肉の骨は、刺さらないから大丈夫だと言われても心配で、病院でレントゲンを撮ってもらおうかとも思ったが、

お腹がすくと胃液を吐くほどの、七色の消化能力に賭けた。　




今では、色んな食材にトライしている。



↑　これはあぶら麩。



夕飯を手作りにしてから、

七色は、夕飯の為に生きていると言っても過言ではないほど、

ただひたすらに、夕飯を待ち続ける。


隊長が台所に立つと、寝てても、ムクっと起き上がり、

小走りでやってくる。




　「　ゆうごはんは　まだでしゅか？？　」



まだに決まってるじゃん。まだ４時だっちゃ。





　「　ゆうごはんは　まだでしゅか？？　」


・・・・・まだ５時だから





　「　そろそろ　ゆうはん　でしゅね　」



６時。　ご飯を食べる場所に移動し、この態勢でひたすら待つ。


待つ・・・・・待つ・・・・・待つ



　「　たいちょう　いよいよ　ゆうはんのじかんと　おもわれましゅ　」


なな時。　


まだまだ。


そして７時半。




　「　ついに　そのとき　でしゅ　」


待つこと３時間半。

ようやく夕飯の時が来た。



溢れ出る　よだれをぬぐう七色。



　「　　ななタン　いきててよかったでしゅ　」




３時間も待ったのに、食べるのにかかった時間は、３０秒。

この３０秒の為に、七色は毎日、ひたすら待ち続ける。　

これだけ隊長の料理を喜んでくれる人が　他にいるだろうか？？　　・・・・・・いやいまい。





ちなみに今日のメインは、マグロのお刺身でした。
手作り食にしてから、何が変わったかというと、ウンＰの量と体臭と耳の中の汚れが減りました。我が家のお米も減りました。
七色の夕飯を作るのが、楽しい日課となりました。
ひたすら待つ七色に、ワンパンチ　

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