南風おじさんの4畳半生活

世人悉く春南風を歓ぶ。肖りたく号すが及ぶや否やを知らず。茅屋より世を管見すること60有余、腹膨るる思い止み難く…

民主党執行部総辞職

2006年03月31日 | Weblog
だから言わんこっちゃない。追い詰められて、被害を大きくしてしまった。

スパッと辞めておけば、同情が集まり、反転攻勢に出られたものを。

この永田議員、全国的に有名な病院チェーンの経営者の息子である。ただし、妾腹の子ども。だからお坊ちゃんとはいえ多少の苦労をしている。

ただし、ケンカの経験はなかったのだろう。ケンカには呼吸がある。責められているから負けるとは限らないし、責めているから勝つとは限らない。

調子に乗って責めている時が一番危ない。それがケンカというものだ。

民主は当分、イバラの道を歩むことになるが、苦しいときがチャンス、ここが辛抱の為所で、乗り越えれば大きくなれる。国民は民主党に「喝!」と言ったが、自民党に「天晴れ!」と言ったわけではないはずだ。

煎り豆を作った

2006年03月30日 | Weblog
節分でまくような大豆の煎り豆を作ってみたいと、以前挑戦したことがあったが大失敗だった。堅くてとても食べられたものではなかった。

それ以来、自作は諦めていたが、本日夜、2時間ほどかけて作ってみました。

①まずネットで知ったのだが、大豆を1時間(3時間とかいてあるレシピもあった)ほど水に浸す。

②水を切った大豆をフライパンに入れ、細火でゆっくりゆっくり煎る。

③自分が見たレシピには約1時間煎ると書いてあったが、1時間以上かかった。
 途中(約20分ほど経った頃に)、だし昆布を小さく切ってやはり水で湿らせた のをフライパンに投入した。
 ※途中で投入したのは、昆布の方が煎る時間が短いと判断したからである。

④十分と思った頃に火を止め、そのままフライパンで冷ました。

食べてみたら、まだ煎り方が足りないような気がする。でも、以前作ったものより上手くできた。これなら食べられる。昆布を入れたのも正解だった。まあ、ぎりぎり合格点だろう。

※次回には、もっと時間をかけて煎ってみよう。

女の涙

2006年03月30日 | Weblog
森進一と森昌子が離婚したことは意外な結末だった。週刊誌を読んでいないので詳しい理由は知らない。似合いのカップルだと思っていただけに、夫婦って難しいものだなと改めて思った。

こういう場合には、男は何も言わない。言いたくないし、言っても正しく理解されることはないと思うからだ。

一方の女には絶対的な武器がある。涙という武器だ。これには、男がどんなことをしても敵わない。

平安時代の「かげろう日記」は、当時の女性がいかに悲しい運命に置かれていたか、という読み方をされている。自分の知人も昔、そういう視点で卒論を書いた。

男の日記は「かげろう日記」のような恨みつらみを綿々と書き綴るようなことはしない。書き綴らないからといって、恨みつらみがないわけではない。

涙を見せないからといって、泣きたくなるほど悲しいことがないわけではない。

人の前で涙を流し、それによって一身に同情を集める女って羨ましいな~と思う。

国会周辺

2006年03月28日 | Weblog
本日、用事があって国会周辺に行ってきた。

帰りに国会図書館のサクラが綺麗だったので、写真を撮ろうと横断歩道を渡ったら、向う(図書館方向)から大宮の枝野幸男衆議院議員が来た。

ちょうど信号待ちになったので、「写真いいですか?」と聞いたら、笑顔でOKしてくれたのでデジカメで2枚撮らせてもらった。

国会議員にもいろいろいるが、枝野氏はいつ会っても感じの良い男だ。地元で人気があるのも頷ける。以前、知り合いの自民党県議も枝野を褒めていた。

たぶん枝野氏は、どこかで見覚えのある人だぐらいに思っただろうが、場所が場所だけに名刺も渡さず、とくに話もしないできた。

オーム事件

2006年03月28日 | Weblog
よく「二度とこんな事件が起きないように」などとテレビで物知り顔の人が言っているが、「二度と起きないように」なんて誰にも出来ない。人間は愚かなことを繰り返すものなのだ。

信じられない怪しい宗教だって、オーム事件以来相次いで起っている。「最高ですか~?」の福永法源、「定説です」のグル高橋、最近でも集団同居の信者の女の子を犯した韓国人教祖、宗教モドキでは10人もの女性と同居して順番に「結婚」していた男。

そもそも、稀代の詐欺師のような池○○作先生を中心にした800万人もの宗教集団(日蓮正宗ではなく池○宗になっている)がある。みんな同じようなマインドコントロールの結果だ。

マインドコントロールされている人々は、たぶんみんな心の優しい、素直な庶民なのだろう。自分では「操られている」なんて露ほども思っていないだろう。そして、そういう人々が不幸だとは誰にも言えない。

だから、こういう事件はこれからも起るし、もうあちこちで起っているはずだ。人間は愚かなことを繰り返すものだ。そういう前提に立って対策を考えたほうが良い。

県庁裏の枝垂れザクラ

2006年03月27日 | Weblog
近所の人しか知らないみたいだが、県庁の北側、県民健康センターの裏の駐車場に、3本の枝垂れザクラがある。今年も見事に咲いている。

ここの枝垂れザクラは玉蔵院のそれよりもやや濃いピンクで美しい。3本が重なり、日光に照らされ(午後になると西隣の大きな樹木に日光が遮られるので、せいぜい2時ごろまでに見たほうが良い)、輝いている光景はまことにキレイだ。

植物に詳しければ、この2つの枝垂れザクラの種類などを書けるのだが、残念ながら種類は分かりません。

写真(午後3時すぎだったので輝きが控えめだった)をアップしておくので、玉蔵院のと比較してもらいたい。

永田議員の負けっぷり

2006年03月27日 | Weblog
前にも、「負けるときは負けっぷりを良くしろ」という言葉を引用して永田議員のことを書いたが、いま辞めたとしても遅きに失した、辞め時を間違ったなと思う。

こういう時に必要なのは「しをらしさ」ではなく、「いさぎよさ」なのだ。しをらしく何度も深々と頭を下げて、謝罪を繰り返してみても、追い込まれるだけ。

いさぎよく辞任すること、これしかない。

しかし、ここまで引っ張ってしまったら、辞任による「一発逆転」すら出来なくなった。愚かなヤツだ。

懲罰委員会のお情けを受けて、このまま国会議員に止まることは出来るが、そうしたところで永田議員にこの先ナニが出来るだろうか。自民党を追及することなんて全く期待できない。

本当に愚かな男だ。子どもの頃からケンカなど一度もやったことがないのだろう。だがそれでも、辞めないよりは辞めた方が良い。しっかりしろ、永田議員よ。

玉蔵院の枝垂れザクラ

2006年03月26日 | Weblog
昨日の土曜日と今日の日曜日の2日間、玉蔵院の門が午後9時まで開放され、ライトアップされた名物の枝垂れザクラを間近で見ることが出来た。私は本日夕方、見てきました。

近くのソメイヨシノは今日の温かさで2分から3分咲きぐらいになりましたが、枝垂れザクラは満開。夕闇に溶け込もうとしているサクラを、下からのライトが浮かび上がらせて綺麗でした。

多くの市民が携帯のカメラやデジカメなどを向けていました。自分は残念ながらカメラを持っていなかったので撮れませんでした。

ところでこの玉蔵院、空海の真言宗(さいたま市には真言宗の寺が多い)で、江戸時代には幕府から10石の寺領を拝領していた。10石というのは、たとえば北浦和の廓信寺も同じで、中程度に評価されていたお寺という感じです。

埼玉では川越の喜多院、大宮の氷川様などトップクラスになると200石をもらっているので、比較すればレベルが分かりますね。

玉蔵院では近年は境内を柵で囲い、夕方になると庶民を締め出してしまう。わが国には古来「公園」というのはなく、寺社の境内がそれに代わるものだったわけだが(江戸では広小路、京都では加茂の河原なども)、最近は文化財を火災や不心得な犯罪から守る意味で、夜間立ち入り禁止は仕方がないかも知れませんね。

箱庭のように狭く綺麗に掃き清められた境内を、複雑な気持で眺めてきました。

WinnyとSkype

2006年03月26日 | Weblog
WinnyとSkypeという2つのP2Pソフトについて、昨日の例会で講義をしてもらった。たいへん面白く拝聴した。

これからの高齢社会には、P2P的な視点で開発されたソフトは大いに利用価値があると感じた。核家族が進む高齢社会においては、様々な使い方が考えられる。大いに示唆を受けた。

ところで、Winnyの作者が警察に逮捕された事件があったが、こういう警察の介入は一人のエンジニアの問題ではなく、日本の進歩に悪影響を与えるように思う。

そもそも「ツール」を開発した人物を罰するという考えは、どう考えてもおかしい。例えば、出刃包丁で殺人事件が相次いで起ったとする。だからといって出刃包丁を作った人を逮捕するのは筋違いだろう。

日本の警察は、これまでも日本の進歩を妨げてきたようなところがある。詳しくは別の機会にするが、取り締まり当局という岡っ引き根性はまことに迷惑なことだ。

近所のサクラが

2006年03月24日 | Weblog
チラホラ、ほんのわずかですが開花しました。今日はケッコウ寒い日でしたね。サクラもおっかなびっくり開いたのでしょう。

写真を撮ろうと思いましたが止めました。まもなく見事な姿を見せるでしょうから、それまで待ちましょう。

春って、やっぱり良いですね。

ピクルス教訓

2006年03月22日 | Weblog
ネットで調べると、余っている野菜をどんどんピクルスにしましょうとあり、長芋もその一つになっていました。そこで、小生も長芋を切ってピクルス液に漬けたのです。

味はそれなりにケッコウなのですが、長芋を漬けると液が濁って、見た目が美味しい感じがしなくなります。これは誤算でした。

ピクルスはやはりキュウリが一番ですね。でも市販のキュウリのピクルスと比べると味がイマイチで、これはさらに工夫が必要です。玉ねぎもケッコウいけます。人参はもう少し何とかならないかと思っています。

ま、とにかく、ピクルスはお酢を毎日取りたい人には最適かも知れないですよ。しばらく楽しむつもりであります。

「テロとの戦い」という危険

2006年03月20日 | Weblog
ブッシュ大統領が「テロとの戦いに勝利するまでイラクから撤退しない」と、全米向け放送で勇ましい発言をした。

「テロとの戦い」というとカッコ良いが、要するに見えない相手との戦いだ。「勝利するまで」とは、具体的にどういう状態なのだろうか?

コブシを振り上げるときには、下ろすタイミングを計算して上げないと見っともないハメになる。かつて中国へ進出した日本軍は、引くに引けなくなって世界を相手にケンカするという愚行に突入した。

人間は自分の得意の分野で失敗するとは誰の言葉だったか忘れたが、ブッシュの場合にも当てはまりそうだ。強大な軍事力を誇るアメリカが、その強大な軍事力で失敗する瀬戸際にある。

コブシを下ろすタイミングをつかんで、さっさと下ろした方が利口なのだが、力の信奉者であるブッシュにそれが出来るかどうか。沈没する前に、アメリカ世論の良識がバランスを回復して欲しいものだ。

鈴谷天神の梅

2006年03月17日 | Weblog
与野市鈴谷村の郷社は「鈴谷天神」という。なぜ天神様なのか調べていないが、とにかくそうなのだ。その鈴谷天神を今日覗いてきました。梅が健気な花を付けていました。

湯島の白梅を持ち出すまでもなく、天神様と言えば梅である。「東風吹かば、思い起こせよ梅の花、主なしとて春な忘れそ」(「な~そ」の係り結びで、~するなよの命令形)。

よく知られるように、菅原道真が藤原氏との政争に敗れ、太宰府の権帥(帥が長官で、権帥=ごんのそちは次官)に2階級格下げされて左遷された、その太宰府で都を偲びながら詠んだ歌である。

道真は太宰府で亡くなり、その霊は雷(天神)となって都の藤原氏に襲いかかったとされる。怨霊思想の典型的な例だ。平和な今は学問の神様とされて、受験生の合格祈願の神社となっている。

鈴谷天神は小さな神社だが、親しみの持てる雰囲気を持っている。境内は赤と白の梅の花が咲いて春の訪れを告げていました。

ピクルス自作

2006年03月16日 | Weblog
自作パソコンでなく、自作「ピクルス」の話です。

ピクルスの作り方で検索するとたくさんヒットして、作り方が書いてあります。問題は、それぞれ作り方が微妙に違うこと。

水を加えたり加えなかったり、お酢の量にも違いがあり、味醂を入れると書いてあるサイトもあれば、味醂ではなく砂糖だったり。その割合もまちまちだ。

仕方がないので、総合的に判断して自己流の割合と分量で作ってみた。

これがケッコウいけます。だが、ニンジン、ブロッコリーなど中に入れる野菜は軟らかくなるまで蒸した方が良いですね。セロリは筋が気になりました。とくに根っこの方は筋を取ってから入れましょう。

タマネギなどは思いのほか美味しくできました。キュウリ(これは蒸さなくても良い)は定番です。エリンギも美味しいですね。

ま、要するにいい加減に作ったのですが、どうにか食べられるものが出来ました。ピクルスというのはたぶん各家庭で味付けが違うのかも知れませんね。だからレシピも一定していないのでしょう。

毎日のように自作ピクルスを食べています。