南風おじさんの4畳半生活

世人悉く春南風を歓ぶ。肖りたく号すが及ぶや否やを知らず。茅屋より世を管見すること60有余、腹膨るる思い止み難く…

オリンピック

2006年02月27日 | Weblog
多人数の選手団を送って、獲得したメダルが1個。近年にない不成績に終わった。メダルの数は結果だからしょうがないとして、負けた選手の言いぐさが情けない。

「次に繋げるコトが出来る」「オリンピックでメダルを取ることがいかに大変なことか分かった」「世界の壁を知った」

どれも、甘やかされて育った坊ちゃん嬢ちゃんが、初めて厳しい外界に晒されたような言葉なのだ。この日のために全てを打ち込んで、毎日を鍛錬に励んできた者が言う言葉とはとても思えない。

近代オリンピックの父・クーベルタンは「オリンピックは勝つことではなく参加することに意味がある」と言った。これだけを見ると、今回の甘えん坊の日本選手でも良いではないか、と思うかもしれない。

クーベルタン男爵(フランス)の言葉はこの後「参加して全力を尽くして戦うことが大事である」と言っているのだ(正確には資料がないので自分の記憶です)。

世界を舐めて、手痛い結果しか出せなかった飽食世代の日本選手。日清日露に必死で勝った次の世代が、世界を舐めて大失敗した太平洋戦争を思い出してしまうなぁ。

ビデオファン

2006年02月26日 | Weblog
唐突にデジタルビデオカメラというモノを買ってしまった。今は卒業、入学シーズンを控えて、家電量販店でデジカメやビデオカメラのセールが行われているので、ラオックス原山店で適当なビデオカメラを見つけ、衝動買いしたのであります。

取り敢えず撮りたいモノが見あたらず、まだ知り合いの仕事関係を2時間ぐらい撮影しただけ。撮りっ放しでテープの編集もまだこれから。

だが、これからビデオファンになろうとしているので、同好の士のWEBサイトを探して毎日のようにいろいろな作品を見ている。

この中で、なかなか興味深いサイトを見つけた。辻バード(真須彦)さんという人の個人サイトである。

http://tsujib.com/

辻さんというのは、プロフィールによると元音楽家&会社社長。奥さんの伊万里(晶子)さんと2人で国内外をあちこち旅行をして、趣味の食べ歩きや美術館探訪などをビデオに収録し、公開している。

ビデオで見る限り、食通もここまで来れば本物だ。教養もある。ざっくばらんで友人知人を大事にする人柄がよく出ていて親しみを感じる。


撮影の腕も確かで、短くポイントを編集する技量も、これから勉強する身には大変参考になり、大いに学ばせてもらっている。

そういうわけで、このサイトの作品は数日間であらかた見てしまった。どうやらお嬢さんはさいたま市桜区にお住まいのようで、多少は縁がありそうだ。以上、ここにご紹介しておくことにする。


コーヒー100円のお店

2006年02月20日 | Weblog
毎日のようにコーヒーショップに行くわけで、大宮、北与野、与野、北浦和、浦和と各駅ごとに“行きつけ”のコーヒーショップがありまして、それらを巡回しているのであります。

地元の南与野には休む店がないと思っていましたが、最近、コーヒーが100円という店を見つけました。それは駅ビル(というか要するに高架下)にあるマクドナルドなのです。

灯台もと暗しでこれまで全くノーマークでした。だいたいハンバーガーの店なんて女学生じゃあるまいし、おじさんには無関係の店としか思えなかったので、いままで眼中に入らなかったのですね。

他のお客さんは、当然100円コーヒーの他にハンバーガーを購入するのでしょうが、私はコーヒーだけ。お店から見れば割に合わない客に違いありません。しかし、ただいま食事制限中でありハンバーガーなどはとても食えないのです。

そういうわけで、安いコーヒーで1時間~2時間の読書を楽しむ場所がもう一つ増えたのであります。

同好会の会員さんに

2006年02月19日 | Weblog
さいたまパソコン同好会の会員氏から「ブログ見てますよ」などと言われてしまった。いつまでも怠けていてはいけないと思い直して、書くことにします。ゴメンなさい。

さて本日は寒い日でした。という話はともかく、実はLaoxの原山店でキャノンのビデオカメラ「FV M30」という機種を購入したのです。

ビデオカメラは前から欲しいと思っていましたが、さし当たって撮影するモノがなく、イマイチ購買意欲が盛り上がらずに今日まで来てしまったのです。

最近は、入学卒業シーズンが近いせいか、量販店でデジカメやビデオカメラのセールが行われていて、やっと購入する気になったというわけです。

パナソニックの「NV-GS250」や「GS150」、あるいはもうDVD機の時代かな、などと心は千々に乱れましたが、どこかの書き込みで「特選街によると、GS250よりM30の方が評価が高い」とあったのが決め手になりました。

今日から私はビデオカメラマンであります。

ところで、そのビデオカメラマンが一体何を撮影したら良いのか、さっぱり決めかねています。さし当たって何も撮るモノがないのです。

子どもといっても自分の子はもう30歳。未婚なので当分は孫を期待する事も出来ません。どこかの有名教授のような趣味もないので、当てもなくカメラを持ち歩くというのも邪魔くさいなあと思うのですよ。

取り敢えず、そのうち何か撮りたいモノが出来るかもしれないので、大事にするつもりです。

▼ところで、今日は喫茶店をハシゴしながらマニュアルを熟読したのですが、茶店のテーブルにビデオカメラを置いておくと、周囲の人々が怪訝そうな顔でこちらをチラチラ見るので弱りました。

マニュアルを見ながらカメラを覗く時には、人に向けないようにしましたが、それでも人々は妙に思うらしく、買い物の紙袋を衝立のように立てて顔が見えないようにブロックした女性もいました。何か悪いことしているみたいで悲しい気持でした。