小さな公園に植えられている、ハナミズキの木。
年々大きく、ではなくて年々小さくなっていきます。
風雨で折れたり、樹が傷んだりで、以前は見上げる大きさの樹だったのに、今では、幹は子どもの背丈ほど。
冬には本当に枯れ木になっています。
一昨年には小さな蓑虫が鈴なりになり、花もほとんど咲きませんでした。
昨年の冬は、その蓑虫すらついておらず、今年の花は咲きそうもないななんて思っていました。
すると、枝の先にまあるい物が。でも、花は咲かないよねなんて思っていたら、3月31日蕾が膨らんできていました。
だって、幹はこんなですものね。
ハナミズキの花と言っても、このぐらい開くのがやっとだろうと、それでもすごいななんて思っていたら、
4月4日なんと、
花が見事に開いていました。といっても、もちろん、樹に一杯とはいきませんが、でも、凄い。
だって
幹は空洞で、皮が少し残っているだけのところから出てきている枝に花が咲いているんですよ。
以前よりも大きく色も濃いです。
よく、樹が枯れる前には最後に見事な花を咲かせる(子孫を残す為に)と聞いたことがありますが、この木もそうなんでしょうか。
ハナミズキの花は、花弁に見えるところは実は萼にあたる部分だそうですね。
そして本当の花は真ん中の蕊に見えるところ。もうすぐここも開きます。
なかなか、立派な花でしょ?
ハナミズキの花はこの花びらに見える萼が開くとき、とっても面白い形をします。
閉じていた萼が開くと、
こんな恰好。そして、萼は広がって、花弁のように華やかになるんですね。
なんかね、Gオさんみたいだななんて思っちゃった。
Gオさんは、みたところ元気そうに見えます。でも実際は根幹はこの樹のようになっているんですよね。
しばらく運転もやめていたGオさん、最近、軽自動車で近くの(タクシーが行ってくれないぐらいの距離)病院にBこさんを送って行くようになったんですが、ちょっとそれに対して、私は色々言いたい事もあるんですけど、帰ってくると、肩で息をして、首をうなだれて本当にくたびれきってしまっています。先日もしゃがんでいて立ちあがろうとして、後ろにごろ~~んとなってしまって、あやうく頭を打ち付けるところでした。自分では100まで生きるなんて言ってますが、カラ元気…。
義妹は「おGちゃん、だってあと12年しかないから、あっという間ですよ。全然大丈夫じゃないですかあ~」なんぞ言うとりましたが、まっそんときゃ、私の方がお先に失礼しますから、お後よろしくです(*^^)v
それにしても、生命力ってすごいですよねえ。
こんなでも、花を咲かせられるんですからね。
わたいも、一花咲かせる??
今日は肌寒いです。
西洋花ミズキの街路樹は多いですね。
大きな花が咲くので人気があるようです。
こちらの広域林道には、同属のヤマボウシが植えられています。
ヤマボウシは、果実が食べられるんですよ。
こちらも昨夜はかなり冷え込み、今日は日はあるものの、肌寒かったです。
あちこちで、ハナミズキの花が咲きはじめました。ヤマボウシはあまり見かけません。ヤマボウシの方が日本的な感じがしますね。やはり山のものって感じがあります。ハナミズキはあくまで明るいってかんじでしょうか。ヤマボウシの実、食べてみたいです(^o^)丿