残念ながら、生きる闘いをしていた、友達は、今日午後2時天国に旅立ちました。
彼女の家の近くには、私の家以外に女手がなく、(見事に奥さんがみなさん先立たれて、男性ばかりの家庭ばかりです)留守のおじいちゃんの事もあり、今日は(というか今日も)荒波の中でした。
夕方、家族と共に5日ぶりの我が家に帰ってきた彼女は穏やかなお顔で、最後は静かに旅立たれたとのことで、少し安心しました。
ご主人も、「29年よく頑張ってくれたと思います。立派でした。」
「最後がちょっと大変になって入院したら、あっという間で、それが残念でしたが、でも、精一杯生き抜きましたから」と涙なしに真っすぐ前を見ておっしゃっていました。
私も昨日の娘さんからの電話のあとは、ただただ、祈るばかりで何もできず、涙を人前で見せないようにするのが精いっぱいでしたが、ご主人のその言葉を聞いて、私も泣かない。笑顔で送ろうと思いました。(たぶん泣かないではいられないだろうけど)
彼女は、29年前に癌を発症、再発する癌と闘ってきましたが、その話の時も笑顔でした。
いつも、笑顔でした。
明るい太陽のような人でした。
まっすぐ明るい太陽の方をいつも見ている大輪の向日葵のような人でした。
私も彼女と居る時は、笑顔しかなかった。だって、彼女はどんな時も笑っているんだもの。
私も一緒に笑った。
3年前(その時は肺に癌が見つかり、その手術が終わってまだ、カツラだったころ)突然、「ねえ、よしこさん。今忙しいよね。私とどこか出かけるなんて時間はないよね?」
なんて言うから「先週岡部に行ったらコスモスが綺麗だったから、岡部にコスモス見に行く?」
なんて急に出かけたことがあったね。
青空に一面のコスモス。
二人でコスモス畑の中で、子どもに返った様になって、笑ったね。
さっき、写真を見たら、やっぱり、2人笑っていた。
今度、「ちょっと入院してくるね」の時も、笑顔で別れた。
だから、彼女の前では私も最後まで笑顔でいたいと思う。(と言いながら、泣いてるけどね)
彼女の前ではね。泣かない!
泣くのは今だけ…。
さっき、写真をプリントしていたら、今度は私の父親代わりだった、伯父さんが亡くなったとの連絡が入った。
日程が、重なるかも。たぶん、重なる。
弟も今丁度新年度で一番忙しくて、なんとか調整をしてみるけど、長野まで行くのは難しいかも。実家の母は足の手術前だし(あ、結局、来週に手術予定です)あの足でひとりでは行かせられないし。
困った…。
涙が引っ込んだ…。
う~~~、どっちも行きたいが、片方は便が悪いところだから、困った…。
重なるときは重なって・・・お辛いでしょうけれど、気持ちは故人に必ず伝わると思います。よしこさんが無理なさらないようにしてくださいね。
どちらも 大切な人
よしこさん 無理しないように
お体大切にしてください
ご冥福をお祈りします
暖かいコメント、ありがとうございます。
伯父さんは天命、彼女もまた、天命だったのだと思います。
今日のお通夜は友達の方をお手伝いして、お別れしてきます。伯父さんの方は明日の葬儀の方に参列させてもらって、ありがとうと言ってきたいと思います。
ありがとうございました。