伊勢神宮、内宮に行く行くといいながら、今日まで漂ってしまいましたm(__)m
内宮は特に人が多く、また、急ぎ足で旗の後ろを迷子にならようについて行かなくてはならず、思うように写真がとれませんでした。
五十鈴川に掛かる宇治橋を渡って内宮に入りますが、宇治橋から、木除け杭とよばれるものが見えます。20年ごとに建て替えられる御正宮。一緒に宇治橋も掛け替えられ、お役目が終わった橋の杭が、上流から流れてくる木を食い止める為の木除け杭として更に20年のお勤めをするそうです。
宇治橋から見える五十鈴川。
宇治橋を渡って、森の中を歩き第1鳥居をくぐったところに五十鈴川の河原に降りて、手を清める御手洗場があります。
水がとてもきれいで、清流に泳ぐ魚が見えていました。
手を清めて、歩いて行くと、
更に奥へ奥へ。
御正宮の階段の下まで来ました。写真は階段の下からまでしか撮影が出来ません。
階段に人がいれば、お尻しか写らない…。
一般客は見えている鳥居の中まで。その奥は更に2つの門があり、一番奥の門は天皇陛下しかくぐれない御門だそうです。2番目の門は正装で別料金を払って、お参りすることが出来るそうです。
ここが、20年ごとに3ヶ所の土地を使って、建て替えられる御正宮で、釘一つ使わない建て方で、20年に一度立て替えるのは、宮大工の次世代を育てる為と言われているそうです。今年は建て替えが間もなく終わり新しい御正宮に変わるので、20年の歴史の感じられる御正宮と、真新しい御正宮と両方見ることが出来ると言う訳です。
まあ、今年中は無理としても、近年に行きたいですね。
さて、この建築様式は、伊勢神宮だけの様式で、下の写真は外宮の御正宮ですが、
その名も「唯一神明造」と言うそうです。
もちろん柱はすべて通し柱で、新たな資材を確保し、20年後の建て替えに備えるそうです。でも最近は通し柱に出来る樹も少なくなってきたので、60年後に向けての準備もされているのだそうですよ。
新たな御正宮が出来ると、今までの御正宮は解体され、大黒柱はの宇治橋の外と中の大鳥居になり、そこで20年、更に関の追分と、桑名の七里の渡しで、20年のお勤めを果たすそうですよ。
他の資材もすべて、全国の神社などに払い下げになり最後までお役目を果たすそうです。
周りの森林も樹齢500年を優に超えているそうで、すべて吸い込まれていくような感じがします。
本当はゆっくりみたいですけど、そうもいかず(ツアー故)この後は、おはらい町の散策(自由行動)になりました。
次回で最終になるかな~~~???