花をみるだけ

気まぐれ花散歩

ムサシノキスゲ 〜石神井公園

2021-04-25 01:31:13 | みんなの花図鑑
武蔵野黄萓 ムサシノキスゲ
東京都府中市の浅間山公園のみに自生する多年草
この仲間は分類がよく変わり、ツルボラン科、ススキノキ科、ユリ科、となってます


 

 


ワスレグサ属では最も早く咲く小型種
小型と言ってもヒメカンゾウよりは大きく、ゼンテイカの低地型と考えられています

撮影: 2021/04/23 石神井公園

──────────────────────────────

二人静 フタリシズカ
北海道、本州、四国、九州に分布するセンリョウ科多年草


 


花穂を能『二人静』の静御前に見立てた由来
ヒトリシズカよりかなり後に咲き、背丈も葉も大きくなる

撮影: 2021/04/23 石神井公園

──────────────────────────────

垣通し カキドオシ
北海道、本州、四国、九州に分布するシソ科多年草


 

 


カキドオシの名は垣根を越えてやって来る、という由来です
石神井公園では何故か野草花壇でしか見られません

撮影: 2021/04/12 石神井公園

マツバウンラン

2021-04-22 01:29:42 | みんなの花図鑑
松葉海蘭 マツバウンラン
北アメリカ原産のオオバコ科(ゴマノハグサ科)越年草


 

 



 


帰化植物ですけど群生して風に揺れる様子は
すっかり初夏の風景として定着しています

──────────────────────────────

撮影日: 2021/04/21
撮影場所: 石神井川河川敷

アマドコロとナルコユリ

2021-04-20 01:42:29 | みんなの花図鑑
甘野老 アマドコロ (斑入り)
北海道、本州、四国、九州に分布するキジカクシ科(ユリ科)多年草


 

 

 

アマドコロの茎には稜があり、硬そうに見える

──────────────────────────────

鳴子百合 ナルコユリ
北海道、本州、四国、九州に分布するキジカクシ科(ユリ科)多年草




 

ナルコユリの茎には稜がなく、滑らかな丸い茎

本当は触って確認するのが分かり易いんですけどね
今のご時世それは憚られます

──────────────────────────────

撮影日: アマドコロ 2021/04/16 ナルコユリ 2021/04/19
撮影場所: 石神井公園

チョウジソウ

2021-04-18 01:34:19 | みんなの花図鑑
丁字草 チョウジソウ
北海道、本州、四国、九州に分布するキョウチクトウ科多年草






名前の由来「丁」の字形の花


 


植栽されている丁字草です
丁字草は在来種の他に海外産の細葉丁字草、柳葉丁字草が販売されているという事もあって写真の物がどれかは分かりません

花筒の濃い青と花の優しい青とのコントラストが素敵です
でも全草有毒のキョウチクトウ科の植物です

──────────────────────────────

撮影日: 2021/04/16
撮影場所: 石神井公園

サギゴケとトキワハゼ

2021-04-16 01:48:59 | みんなの花図鑑
鷺苔 サギゴケ
本州、四国、九州に分布するハエドクソウ科(サギゴケ科/ゴマノハグサ科)多年草


 


サギゴケは春の一季咲きで
八重桜が散り始める頃、一斉に咲きます


 

 


白花も見られました
サギゴケはランナーを出して群落を作ります

──────────────────────────────

常磐爆 トキワハゼ
日本全土に分布するハエドクソウ科(サギゴケ科/ゴマノハグサ科)一年草


 


トキワハゼは真冬以外の周年で開花します
基本的にサギゴケより小さくなります
と言うかトキワハゼに見慣れているとサギゴケの造形はかなり大きく感じます

トキワハゼはランナーを出さないので単独で生えている事も多く
群落に見えてもそれぞれは独立した株という感じが強いです
…石神井公園のトキワハゼはあまり状態の良い物を見つけられませんでした

──────────────────────────────

撮影日: 2021/04/15 (白花は 2021/04/12)
撮影場所: 石神井公園