『滄海(そうかい)の一粟(いちぞく)』[=大海の~]
1.大海に浮かんでいる一粒の粟。広大なものの中の極めて小さい存在の喩え。2.宇宙の中における人間の存在。その儚(はかな)さの喩え。
類:●大海の一滴●九牛の一毛出典:蘇軾の詩「前赤壁賦」
<松下幸之助一日一話> PHP研究所編
辛抱が感謝になる
われわれが一生懸命に仕事をしても、世間がそれを認めてくれなかったら、非常に悲しい。そんなとき、その悲しさが不平となり出てくるのも、一面ムリのないことだと思う。しかし“認めてくれないのは世間の人が悪い”という解釈もできるが、“まあちょっと辛抱しよう。今は認めてくれなくても、いつかは認めてくれるだろう”と、じっと堪え忍び、いい姿を続けていくというのも一つの方法である。そして認めてもらったら、これは非常に嬉しい。その嬉しさが感謝になる。“より多くわれわれを認めてくれた社会に対して働かなくてはいけない”という感謝の心になってくる。そういう心がなければいけないと思う。
1.大海に浮かんでいる一粒の粟。広大なものの中の極めて小さい存在の喩え。2.宇宙の中における人間の存在。その儚(はかな)さの喩え。
類:●大海の一滴●九牛の一毛出典:蘇軾の詩「前赤壁賦」
<松下幸之助一日一話> PHP研究所編
辛抱が感謝になる
われわれが一生懸命に仕事をしても、世間がそれを認めてくれなかったら、非常に悲しい。そんなとき、その悲しさが不平となり出てくるのも、一面ムリのないことだと思う。しかし“認めてくれないのは世間の人が悪い”という解釈もできるが、“まあちょっと辛抱しよう。今は認めてくれなくても、いつかは認めてくれるだろう”と、じっと堪え忍び、いい姿を続けていくというのも一つの方法である。そして認めてもらったら、これは非常に嬉しい。その嬉しさが感謝になる。“より多くわれわれを認めてくれた社会に対して働かなくてはいけない”という感謝の心になってくる。そういう心がなければいけないと思う。