ハードボイルドで行こう!

本人はハードボイルドじゃないんですけどね。憧れってところですかね。

2008ナビスコカップ 浦和 VS. 新潟 「ぐぐぐっと底上げしましたな」

2009-05-30 | 浦和レッズ

おもいっきりブログの更新サボッておりました。
久しぶりの更新は、ナビスコの新潟戦。それもテレ玉観戦。

代表に、都築に闘莉王、阿部ちゃん、山田(新)の4人も拘束され、
ポンテに達也、原口、梅崎、平川、堤に近藤まで怪我で出られず、
なによりホリが累積で出られないという非常事態の中でのゲーム。

こんな時、ネネがいたら・・・なんて考えたりもしましたが、いやいや。
山田(古)のセンターバック、驚きましたけど、良かったですよね。
対人プレーの強さに加え、ベテランとしての経験がありますから。
なにより、右サイドの時みたいに、上がれ!上がれ!の野次もない。
気持ちよくプレーできたんじゃないんでしょうか。

うれしかったのは、西澤のゴール。
中盤でボールカットしてそのまま前へドリブル、萌とのワンツー決めて、
フリーな状態から左足でグラウンダーでのコントロールシュート。
この試合、右サイドバックのはずなのにあのプレーは圧巻です。

山田(古)と坪井のベテラン二人がかりでお手伝いのシーン。
途中交替の西澤には悪いですが、なんかいいシーンでした。

セルのゴールも決まって2-0の完勝。
勝利はともかく、峻希はフル出場できたし、水輝も途中出場。
林や赤星もピッチに立てたし、これだけ若手が経験積めたのは大きい。
ビッグネームの獲得による選手補強より、数倍の補強効果があると思う。

浦和は正しい道を歩んでいます。
まだ真価を発揮できてない選手もいますが、悪口言わずに支えましょう。
チームの進化とともに、カチッとはまる日が来るはずです。


2009 J1:第9節 柏 vs 浦和 『何が勝負を分けた?』

2009-05-05 | 浦和レッズ

ピッチコンディションの影響か、すべって転んで繋がらない。
レフリーの笛はともかく、ルーズボールの行方は柏方。
レッズが悪いとか、柏が良いとか、そんなことは関係のない匂い。
こぼれ球の行方や偶然の要素から成る、そこはかとなく漂う雰囲気。
完全に負試合の様相でした。

ところが終ってみれば浦和レッズが勝利を収めてしまいます。

柏は今シーズン勝ちきれないゲームが多く、自分達のチカラを信じきれないのかね、
1点リードした後は、まだまだ時間があるのに、前線に一人残して後はベタ引き。
せっかく勝てる流れに乗ってリードを奪ったのに、主導権を握って進めなきゃ、
いずれ事故が起こるんじゃないかとワクワクしてましたよ。

案の定、同点ゴールが生まれてしまいます。それも実際はオウンゴール。
記録上はエジミウソンのゴールですが、柏の選手にあたってましたね。
勝利の女神がそっぽを向いたんでしょう。

決定的なのは勝ち越し点。
エジのシュートをGKが弾く、そのこぼれ球を柏DFがクリア、
が、セルのふくよかな腹にあたって逆転ゴールが突き刺さります。
あ、セルのリーグ戦での初ゴールなんじゃない?おめでとう。

勝利の要因は、「柏が自分達を信じきれない状況にいること」。
そのくらい、レッズが勝った理由がわからない。

もちろんね、相手陣地での山田(古)と萌のサイドバック同士のパス交換や、
ゴール前での啓太のCB然としたプレー、それを実現させる仲間のカバー等、
コレクティブなサッカーが良い方向に向かってますよ。
でもね、それでも説明できない何かが勝負を決めましたね。

勝負事には「アヤ」というものが必ず存在します。
それを掴むためには、信じる心と前のめりに進むことだと痛感した次第です。