ハードボイルドで行こう!

本人はハードボイルドじゃないんですけどね。憧れってところですかね。

J1:第25節 京都 vs 浦和 『西京極の紅葉』の巻

2006-09-30 | 浦和レッズ

西京極のスタンドの紅葉、テレビで見ましたが見事でしたね。夕日に映えた真紅の紅葉が鮮やかです。まだ紅葉のシーズンには早いのに・・・そうか、サッカーのスタンドだったんですね。

5-1の大勝でしたが、もっといけたんじゃないかな?あと1点取れば暫定首位に踊り出たのに。後半ちょっとダレ気味なように感じたのが残念です。

山田さんが張り切ってるのが画面からも伝わってきましたよ。次節の出場はどうなるんでしょう。伸二もポンテも戻ってきますし、またベンチなのかな。優勝するためには、彼がやる気を出して頑張ってくれるのが必要なんですけどね。

平川の勝ち越しドライブシュート見事でした。三上との同期対決を制しましたね。三上としては、自分のポジションを専門でない同期に取られたワケですから、絶対負けたくないって強い思いがあったことでしょう。気の毒ではありますが、浦和戦以外で暴れまくってくださいね。

それにしても、坪井の怪我が心配。トレーナーが×出したの早かったし、靭帯とかやっちゃったのかな。ここまで堅守がチームを支えてきただけに、その主役の一人が離脱してしまうのは、優勝へ向けて大きな影響が出そうです。大事でないことを祈ります。

次は千葉戦です。千葉はすっかり優勝戦線からは脱落してますが、どうも相性が悪い。油断できない相手です。明日のガンバの敗戦を祈りつつ、坪井の怪我が軽症であることを祈り、次節への期待を高めたいと思います。


ドラマ『涙そうそう』を観て

2006-09-29 | ひとりごと

ドラマ『涙そうそう』を観ました。想う事はたくさんありますが言葉が見つかりません。その中で一つだけ、「日本人の特殊なメンタリティー」について触れておきたいと思います。自分自身が忘れないように。

このドラマの最後で、西田敏行が語る部分、原爆慰霊碑に刻まれている文字が出てきます。

『安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから』

原爆で犠牲になった人に対してのメッセージですが、私を含めた多くの日本人が違和感なく受け入れられる文言だと思います。人類が引き起こした悲劇そのものを憎み、人類の一員として同じような悲劇は起こさないように誓うものです。そこには、原爆を投下したアメリカが加害者であり、「絶対悪」であるという怨みが込められていません。過ちを繰り返さないと誓ってますが、原爆投下したアメリカではなく、家族や友人を失った日本人が慰霊碑を建て、あの文言を刻んでいます。これは日本人の特殊なメンタリティーではないでしょうか。

「9.11」のテロを受けた米国人は、テロ組織、アルイカイダが憎むべき対象であり、迫害を受けたユダヤ人にとっては、ナチスであり、ユダヤ人を迫害する人種差別が憎むべき対象であり「絶対悪」です。人類が引き起こした悲劇を憎み、それが再び起きないように誓うという感覚は感じられません。良い悪いの議論は置いて、自分の中にもある日本人の特殊なメンタリティーを感じました。


かっぱえびせんの「かっぱ」

2006-09-28 | ひとりごと

かっぱえびせんの「かっぱ」の意味が気になって調べてみた。

カルビーの創始者が、えびの掻き揚げをお菓子として開発した時に、漫画家の清水崑の代表作「かっぱ天国」のキャラクターのカッパをパッケージに使用したそうで、当時は「かっぱあられ」という名前で発売されたそうです。

かっぱえびせんは、「かっぱあられ」というお菓子が、名前が変わったものだそうですね。

漫画に由来しているだけで、「かっぱ」という言葉にはあまり意味がなかったんですね。

「河童」が好きになるくらい美味しい「えびせん」だと思ってたんですけど。


日本ハムがレギュラーシーズン1位通過

2006-09-27 | スポーツ

パリーグの最終戦、日本ハムがソフトバンクに4―1で勝ち、1位通過を決めました。

特に日ハムを応援しているワケではないですが、ちょっとうれしいですね。

思えば、大学生になって上京した際、日ハムのファンクラブに入会しました。

入会すると、無料招待券が貰えるということで、

「東京ドームに入れる!」

なんて、おのぼりさん根性丸出しで入会しました。

当時は、ウインタースとかいたっけな。今なにしてるんだろ?

北海道に行って、愛されて、新庄も来てくれて人気者になりましたね。

レギュラーシーズンで1位にもなったし、移転してよかったですね。

プレーオフも頑張って下さい!


大臣って誰でもできる楽な仕事

2006-09-26 | 社会派

安部総理が誕生し、閣僚が発表されるってことで、メディアが喧しいですね。

以前から思っていたことですが、総理大臣が変われば、大臣も替わるっておかしくないですか?それぞれの省庁は、国の大事であり、よりよい国を造っていくためのものじゃないんですか?短期間で変わるってなんなんでしょう。そんな短期間で成し遂げられるヌルイ仕事なんでしょうか。能力のある人が、ライフワークとして一生かけて達成できるような仕事だと思うんですけど。

論功行賞ってなんなんでしょう。戦国時代の武将気取りでしょうか。総理大臣にさせてあげるのに貢献したから、うちの派閥からは何人とか言っていいの?見返りくれなかったら、オレの言うことを聞かなかったら、足を引っ張ってやるなんて、卑しいことはやめて下さいよ。派閥から大臣に推薦された人がたくさんいますが、その分野のプロフェッショナルなの?厚生大臣であれば福祉や労働問題に精通している、経済産業大臣であれば経済に精通している人がやるべきではないんですか?大臣って誰でもできる楽な仕事なんですね。

官僚の肩を持つワケではないですが、日々国のために実務に励んでいる人達は、お飾り程度にしか思えないんじゃないですか?官僚主導が問題だとか言われても、長である大臣が素人でコロコロ替わるようであればしょうがないんじゃないの?

諸外国との問題・軋轢は皮膚病ですが、国内の欲望闘争は命に関わる内蔵疾患ですね。脂肪肝のように、痛みはないけど放っておくと死に至ります。機能不全になる前に体質改善して下さい。


高校生ドラフトと『ドラフト制度』への期待

2006-09-25 | スポーツ

駒大苫小牧の田中くんは楽天に行くんですね。早くから一軍デビューできそうな気がしますね。ヤクルトが交渉権獲得した、埼玉の公立高校、鷲宮の増渕くんも一年目からの活躍が期待できそうです。スリークウォーターからあんな球投げるのは反則です。あと、PLの前田くんにも期待してます。しなやかなフォームに惚れ惚れします。ところで八重山商工の金城(長)くん、彼は社会人に行くんですね。いい面構えといい態度してますから、プロで見たかったんですけどね。

さて、逆指名やら自由枠、希望枠やらで迷走しまくっているドラフト制度』ですが、今後どうなっていくのでしょうか。

無責任な人間の意見としては、プロスポーツは人気商売ですから、ファンの特定の選手への思いというものを作り出せる「くじ引き」を大学・社会人に対しても復活してほしいと思ってます。

「くじ引き」はドラマチックな展開が見られますし、ドラフト自体も予想できるのでワクワクしますし、その後の選手のプレーだけでなく、生き様までも追いかけたくなるものです。人々の思いを引き出し、継続させる意味でも良い制度だと思うんですけどね~。ただ、「くじ引き」にすると職業選択の自由が奪われるとか、入団拒否が多発するとか、色々問題が想定されてます。そういった問題も、いわゆるFA制度の期間短縮でもって、バランスを取るのがよいのではと考えてます。例えば在籍7年でFA権が取得ができ、出場試合数や成績によって更に短縮が可能な形にしたら、選手もただ在籍するわけにもいきませんし、頑張りによっては5年で自分の希望が叶うなんていうこともできるかも知れません。

野球の才能や努力が人並み外れて恵まれた人間は、職業選択(野球を職業にする)だけでなく、その内容(希望球団)までも思い通りになることが保護されるべきなのでしょうか?個人的には、職業選択の自由というのは、職業野球を選択できる自由であって、その詳細までが自由であるとは思ってません。そこの自由については、自らの努力で勝ち取るべきではないんでしょうかね。


持ち主は誰?

2006-09-24 | 実際にあった小話

昔、彼女とお茶してた時のことです。

彼女がお手洗いに行ったんですね。ところがあっという間に戻ってきました。

が、席には座らず「もう出よう。」って言うんです。

「なんで?」って聞いたんですが、「いいから!」って焦ってるんです。

渋々立ち上がって店を出たんですが、気になって聞いてみました。

どうやら、『太くまっすぐに伸びた一本の茶色の物体』があったようなんです。

流しても水が物体の横をすり抜けていくだけで、びくともしなかったようです。

「ここは男女兼用の和式トイレが一つあるだけ。このまま出たら、次に入る人が、あの物体の持ち主が私だって思うに違いない。耐えられない。」

そう思って、戻るなりすぐに店を出たんだそうです。

そりゃそうですよね。濡れ衣ですからね。

それにしても持ち主はいったい誰だったんだろう?


J1:第24節 浦和 vs 清水 『冷凍みかん解凍』の巻

2006-09-23 | 浦和レッズ

「冷凍みかん」解凍してやりました。あれっ?みかんいくつ入りだっけ?
とりあえずワシントンがプレゼントしたみかん一個だけですけど持って帰ってください。

それにしても非常に見ごたえのあるゲームでした。清水は上位に顔を出しているだけあって良いサッカーしてますね。ヘタレな根性が全く見受けられず、主体的にアクションし続ける姿には敵ながら見事だなと感心しましたね。

一方のレッズも良いサッカーを見せてました。特に守備陣は、闘莉王・坪井・堀之内で固定されてるので(啓太もか)、相互理解が深く失点が少ないことでチームを救っている感じがしますね。ただ、危ない場面も結構ありましたし、クリアしたボールを相手に渡してしまったりと課題は残ってます。波状攻撃を防ぐためにも、ゲームをコントロールするためにも、DFラインでボールを奪った後の展開は改めて話あってほしいものです。

ところで長谷部が良い動きを見せてましたね。久しぶりの長いドリブルやスルーパス、痺れました。伸二が戻ってきてもこの活躍ができれば、前線の選手の壁もサッカー選手としての壁も乗り越えられるってもんです。次節も期待です。

・・・首位には立てませんでした。あせることなく勝ち続けましょう。


マリーシアと名古屋人

2006-09-22 | サッカー

ワールドサッカープラスというサイトで、戸塚啓さんが面白いコラムを書いてました。

『日本人だけがわからないマリーシアの意味』というタイトルで、これまで日本人に足りないと言われる「マリーシア」というと、相手をイライラさせるような「ズル賢い」というイメージでしたが、普通にマリーシアが染み付いている国の人達に言わせると、それはやりすぎで、「自分がそうしたいと思うことを、実行するためのテクニックだ」ということだそうです。例えとしてこんな話を載せてます。

「車に乗っていて車線変更をするときに、日本人はけっこう前からウインカーを出して、ゆっくり入っていくでしょう。助手席の人が手を出したりもする。イタリアじゃあそれ、やらないね。ウインカーを出さないで、少しずつ寄っていく。入りたいほうの車線に。それで、相手に気づかせる。入るスペースを作らせるんだ。これもマリッツィアだよ」

名古屋に住んでいる頃、頻繁にあった話なんですが、車を運転していると斜め前を走っている車がちょっとずつ幅寄せしてくるんです。ウインカーも出してないので入りたいのかわかりません。でも接触すると嫌なので少しスピードを落として車間を空けます。すると「空いてるじゃん。」みたいな感じでそのまま入ってくるんですね。いつも「ウインカー出して入りたいって意思表示しろよ!普通に入れてやるのに。」なんて思ってましたが、あれってマリーシアだったんですね。

ちなみに、名古屋人は堅実と言われ、それを例えて「石橋を叩いてから渡る」なんて言われることがありますが、名古屋生活の中で感じたことは、名古屋人は「石橋を叩いてから、誰かに渡らせて、大丈夫なら自分が渡る」という性質があることに気が付きました。これもマリーシア?

名古屋にサッカーが根付いたら、マリーシア溢れる選手が続出するんでしょうね。その頃には世界と伍して闘える日本代表が見られることでしょう。名古屋出身の選手にもこれから注目します。中京大中京高の伊藤翔くん(18)は本当に世界で活躍できる選手になるかもしれませんね。


おじさん、尊敬してます。

2006-09-21 | 社会派

運輸業界の闇カルテルを内部告発したとして、報復人事で約30年間、閑職に追いやられたトナミ運輸(富山県高岡市)社員串岡弘昭さん(60)が20日、定年退職した。(日刊スポーツ 2006年9月20日)

去年、この裁判の判決が出されテレビでも見ましたが、定年退職されたんですね。お疲れ様でした。

闇カルテルを告発し、その報復で研修所に左遷され、雪下ろしや草むしりという仕事をさせられ、退職までせまってきたのに、それに屈せず闘い続けたおじさんの生き様に、体が震える思いがしたことを思い出しました。成功者といわれる人の成功談よりも惹かれるものがあります。

自分が同じ立場に立たされたなら、「会社なんてそんなもの」、「これから先の自分の人生損をする」なんて理由で辞めます。性格的に、会社ぐるみの違法行為に迎合して生きていくことはできませんし、かといって一人で闘いつづける勇気も根性もありません。思い悩んで体を壊すのがオチでしょう。家族にも迷惑かけますし、大怪我をする前に逃げ出すことでしょう。私には到底まねできないことを成し遂げたおじさんは、偉大な人ですね。尊敬します。

「コンプライアンス(法令遵守)」という言葉も一般的になってきましたし、企業イメージや事業自体にも影響を与える時代になってきました。おじさんの闘いが無駄なものにならないよう、この判決の影響力が、企業に更に大きな影響を与えることを願ってやみません。