ハードボイルドで行こう!

本人はハードボイルドじゃないんですけどね。憧れってところですかね。

J1:第27節 浦和 VS. 新潟 『疲労困憊』 の巻

2007-09-30 | 浦和レッズ

川崎Fへのいいがかりに影響されたのか、スタメンはほぼ変わらず。
選手の入れ替えを示唆していたオジェック、どうした!

ゲームは、立ち上がりから好守の切り替えも遅く、疲労困憊の様子。
そんな状態の中、ポンテのゴールで貴重な勝点3ゲットです。
過密日程の中、結果を出し続ける選手達には頭が下がります。

しかし、激烈な連戦による選手の疲労が心配でなりません。
今日のゲームは選手を入れ替えてほしかった。
選手を入れ替え、オジェックも毅然と言い放ったら良いのに。
「ウチの選手を舐めるな。これがベストメンバーだ!」って。

主力温存や戦力を落とすことは避けるべきだとは思うけど、
著しく疲労していて、本来のパフォーマンスが出せないのなら、
実力も拮抗しているフレッシュな選手を起用するのは道理。
それは、そのゲームにおけるベストメンバーです。

赤い服を纏い、スタジアムに足を運んでいる人達の多くは、
なにより我らがチームが勝利する姿を望んでいるはずです。
決して、特定の選手の写真を撮りにいってるわけじゃない。
選手だけでなく、ファン・サポーターのことも舐めるんじゃない。

「権藤、権藤、雨、権藤」、今でいうなら、
第一戦 先発 ダルビッシュ
第二戦 先発 ダルビッシュ
第三戦 雨天中止
第四戦 先発 ダルビッシュ
そんな前時代的な選手起用があるものか。
プロ野球が発展、成長していったように、
プロサッカーも発展、成長していかないと。
少なくとも、日本版プエルタの悲劇だけは見たくない。

水曜日の城南一和戦、サッカー風の暴力が予想されます。
オジェックには、その辺も考慮にいれてのマネージメントを期待です。


スーパーなおばさん

2007-09-28 | 実際にあった小話

近所のスーパーでのひとこま。

レジに並んだところ、前にはカゴをいっぱいにしたおばちゃん。
ちょっと時間かかるかな、なんてちょっと後悔していたところ、
おばちゃんの番が回ってきます。

オバ:「3000円しかないから、超えた分は買わないから。」

は?言っている意味がわかりません。
どう見ても、3000円オーバーしてます。
きっと小学生でもわかる。
レジに並ぶ前にある程度計算しなさいって感じです。

レジ:「必要ないものがあれば、言ってくださ~い。」
と慣れた様子。プロフェッショナルです。

ところがおばちゃん何も言いません。
半分くらいレジを通したところで2800円ちょっとに。

レジ:「3000円超えますよ。」

オバ:「えぇ?じゃあ、これいらない。これも。」
なんと、すでにレジを通している商品をつまみ出します。
その度にレジはマイナス操作。

そして、まだレジを通していない商品を指差し、
オバ:「これと、これと、これはいるわよ。」

ピッ、ピッ、はい残念、3000円超えました。

オバ:「はぁ?じゃぁこっちのいらないわ。」
再び、レジ通過済みの商品をつまみ出します。

レジ:「後は大丈夫ですか?」

オバ:「やってみてよ!」(ちょっと怒り気味)

やっと無事に3000円以内におさまりました。

憮然としたおばちゃんは、お釣りとカゴを持って立ち去りました。
そして、私の後ろには長い長い列。

買われることのなかったカゴの中の商品は、
魚の切り身や豆腐といった要冷蔵の食品がいっぱい。

あの商品たちはどうなるんでしょう?
時間が経った後で、また商品として並べられるんでしょうか。

全ての原因は、おばちゃんの厚かましさ。
あんなに頭が悪いのに、あんなに厚かましいのはなんでだろう。

他人のことは全く気にせず、自分の目的を果たす。
あのメンタリティーがどのように形成されたのか興味があります。
形成過程を解明することによって、何か役に立つのかもしれません。

シュートを打たない日本人?
おばちゃんのメンタリティを持ったFWは、きっと打つに違いない。
そこで打つか!ってところで打って、平然としてるに違いない。
外したってどこ吹く風、パスよこせって言い続けるに違いない。
誰か研究してくれないかな。


ACL QuaterFinal 全北現代 VS. 浦和 2ndレグ 『駆け上がれ!』

2007-09-26 | 浦和レッズ

暴力集団との決戦を制し、準決勝進出を決めました。
乱暴に耐え、よく頑張った!

突破を決定付ける、開始早々の達也のゴールも素敵ですが、
控え選手含め全員で勝ち取った勝利です。
また一つレッズの歴史が刻まれ、また一つ大きくなりました。

さて、今後の日程を考えると、寒気がします。
次は、中3日の日曜日に新潟戦。
で、次は中2日でACL準決勝1stレグ、アウェイでの戦い。
で、アウェイから帰って中3日で大分戦。
そして、またまた中2日でホームでのACL準決勝2ndレグ。
・・・その後も過密日程は続いていきます。

分かっていたことだけど、勝てば勝つほど首が絞まる。
過密日程に加え、今日のようなサッカー風の戦いもあるし。
でもね、浦和のために、いや日本のために2冠制覇しなきゃ。
そうなると、それに応じた準備・対策が必要です。

オジェックさん、交代で休暇を取るっていうのはどうでしょう。
ターンオーバーとは言いません。
誰かが累積で出られないって時と同じ感覚で、誰かを使う。
次は復帰してもらい、今度は別の誰かがお休みする。
決して、別のチームにするわけじゃない。

例えば、今度の新潟戦、ポンテの代わりに伸二先発でどう?
啓太を休ませ、そこには阿部ちゃん、阿部ちゃんのところにホリ。
何人も入れ替えるわけじゃないから戦力落ちないと思うけど。

でないと、選手は全力で行ける所まで行ってしまいますよ。
そんで、突然の辞意、じゃなくて突然の故障に見舞われ、
大事なところで仕事ができないなんてことになりますよ。
外野からは、やれ「もっと早くすべきだった」だとか
「そもそも体とメンタルが弱すぎる」なんて言われるに違いない。
どっかの国の総理大臣みたいに言われますよ。

二兎を追うために、二兎を追う準備と対策しましょうよ。
頼むよオジェック。


高円宮杯 VS. 市立船橋 『輝ける未来へ』

2007-09-24 | 浦和レッズ

散歩がてら、近所の西が丘サッカー場へ。
将来のレッズを背負う子供達の勇姿を観戦してきました。
相手の市立船橋にも、レッズ加入予定の選手がいましたしね。

ゲームは延長の末、市立船橋を3-1で破り準決勝へ駒を進めました。
立ち上がりからレッズユースがボールを支配し、一方的な展開。
技術や戦術については、ユースチームの方が圧倒的です。
しかし、最後のところではしっかりと守られ、なかなか点が入りません。

そんな中、延長前半、原口元気くんがやってくれました。
市船ゴール近くまでボールを運び、一旦奪われたボールを奪い返し、
角度のないところからシュート。これが決まります。
彼のテクニックやスピード、センスには光り輝きまくってましたよ。
もうね、本当に将来が楽しみ。来年あたりトップ昇格あるかもね。

山田直輝くんもいいですねぇ。
パスやトラップは正確だし、あの展開力はトップレベルです。
まだ体が小さいのが気になりますが、将来が楽しみです。

さて、レッズ加入予定の橋本真人くん、まだちょっと細いですかね。

競り合いでの体の強さはまだそんなに感じませんし、
裏のスペースへのスピード対応がどれだけできるか、
その辺がこれからの課題ですかね。

ただ、サイドからのクロスに対しては、的確なポジショニングと、
絶対的な高さで、闘莉王ばりのクリアを見せてましたので、
体ができてくれば面白い存在になりそうですね。
こちらも楽しみです。
ゲーム後の挨拶では、浦和ベンチで関係者と握手してましたよ。

どうでもいいですが、市船の応援団、著しく下品で野蛮です。
市船の選手、高校レベルでは凄いのにプロではパッとしない理由が、
その辺のメンタルに隠されているのではと勘ぐりたくなります。
橋本くんには、勝利への執念の意味を正しく理解し、
激しさと汚さの違いを理解したプレーヤーになってくれることを期待します。


J1:第26節 横浜M VS. 浦和 『永井の長い一日』 の巻

2007-09-22 | 浦和レッズ

「ポンテがポンって出して出したパスに、
永井に長い距離を走って決められた。」
早野がそんなことを言ったかどうかはわかりませんが、
永井が値千金のゴールを決めて、1-0の勝利を飾りました。

ACLの大事なゲームに挟まれたリーグ戦。
相手は、前節ガンバを叩いた好調の横浜。
しかし、リーグ制覇のためには絶対に落とせない一戦。
そんな大事なゲームでのゴールは、永井の足から生まれます。

ガンバ戦でのゴールといい、今シーズンは決めたゴールが重い。
永井自身に得点の匂いが漂っているわけではなく、
すわ、行方不明かと思ったその刹那、大仕事をやってのけます。
このまま確変に入ってくれるとうれしいのですが。

横浜Mは強いですね。ガンバに勝ったのはフロックではないです。
今日はキレキレのマルケスの活躍もあったんでしょうが、
チーム全体がアグレッシブで、出足も早い。良いチームですな。
開幕当初は、気の毒な1年になるんだろうなって思ってましたが、
なかなかどうして。早野は良い仕事してます。
ダジャレ以外の才能があったなんて驚きです。

さて、水曜日の韓国での戦いに向けて、選手を休ませてほしいところで、
達也を終了間際まで温存でき、啓太も途中で御役御免。
闘莉王のコンディションは気がかりですが、なんとかするでしょう。
しっかりコンディションを整えて、水曜日の決戦に備えてください。


「敬意」が「軽蔑」に変わる時

2007-09-21 | サッカー

「浦和のように、やみくもに大きくはしない。」
吹田にあるチームのトップの発言です。

営業収入のことを指摘しているのでしょうか。
なるほど、金額の大きさを見れば浦和が抜けてます。
浦和は、営業収入を大きくするために活動しているんでしょうか。

それとも、移籍による選手獲得のことを言っているのでしょうか。
具体的にどの選手、或いは選手達のことを指しているのでしょう。
そしてその選手にかかった移籍金は把握しているんでしょうか。
また、自チームが移籍金を払って獲得した選手は把握してるんでしょうか。

実際に発表された営業収入の絶対額。
そして所属する選手のネームバリュー。
そんな表面的な事象で判断してませんか?

吹田のチームは、完成度の高いチームです。
そして、次から次へ優れた選手を輩出する下部組織。
クラブ作り、チーム作りのビジョンがしっかりしている。
そんな彼らを、うらやましくもあり、敬意を持ってましたが、
どうやら勘違いだったようです。

浦和レッズは、やみくもに大きくなってないし、しようともしてない。

企業のトップが、ライバル企業の実態や動向を認識できない、
そして、間違った認識の上に立った経営判断、
そんな企業の行く末は、推して知るべしでしょう。

残念です。
ライバルとして切磋琢磨し、共に発展していく仲間だと思っていたのに。


ACL QuaterFinal 浦和 VS. 全北現代 1stレグ 『万事、塞翁が馬』

2007-09-20 | 浦和レッズ

前回大会覇者の全北現代を迎えたノックアウトステージ第一戦。
重要なこの一戦を、2-1の勝利で飾ることができました。

ゲームは、開始早々の長谷部のゴールと後半の達也のゴールで、
2-0の快勝のはずが、終了間際に痛恨のアウェイゴールを献上。
「またかよ」という気もしますが、前向きに考えましょう。

終了間際の失点、痛恨の失点であることは間違いないですが、
オジェックの言う、次戦で集中力が欠けることがなくなるかもしれない、
最初から最後まで集中して戦うことができるということは確かでしょう。

韓国ホームでは、ラフプレーを含めた激しい戦いを仕掛けてくるでしょう。
そんな相手に、最初から守りきることを前提としたプレーではやられます。
今日1失点したことで、次は勝利を前提とした戦いになるわけで、
そうなると攻撃の圧力をかけることになり、相対的に守備の時間も減り、
結果、ドローを含めレッズにとっては良い結果に繋がるのではないかと。

失点した時間帯のまずさや一般的価値観にヒステリックになって、
監督・選手批判なんていう不毛なスパイラルに入らないようにしたいですね。

万事、塞翁が馬です。


J1:第25節 広島 VS. 浦和 『帰って来た大砲』 の巻

2007-09-15 | 浦和レッズ

久しぶりのレッズのゲーム。
テレビ観戦ですがテンション上がります。

大宮戦で痛恨の敗北を喫しただけに、絶対落とせない一戦。
そんな大事な一戦で、達也が鮮やかなミドルを突き刺します。
プレーの選択肢、その最優先なのがシュート。
FWとして当たり前のことが、結果に繋がる良い例ですね。

そして、開幕から眠っていた秘密兵器、ワ砲が火を噴きました。
1点差に追い上げられた終盤に決めた追加点。
見た目にそぐわぬ細やかなステップで流し込むシュート。
コンディションが戻ってきたみたいです。
ブラジルでの整備が成功した模様。

リーグも大詰め、そしてACLも決勝Tに突入するタイミングで、
ワシントンが帰ってきたことは、本当に心強い。
永井も気持ちの入った全力疾走からのゴールを決めただけに、
前線のポジション争いも楽しみです。

それにしても、紫色のユニを着た駒野は怖い選手ですね。
前に仕掛ける、抜ききらないでクロスを上げる、いや怖い。
代表でもやればいいのに。

これで、首位堅持。
この勢いを全北現代戦でも見せ付けましょう。


北京五輪予選 カタール戦 『釣り橋効果?』

2007-09-12 | サッカー

薄い氷の上を歩くような、目隠しして綱渡りするようなそんな戦い。
もう目を離せません。気が付けば夢中。
ん?釣り橋効果を狙っているのか?
人気上昇を狙っての策略か。そんなとこまで大変だ。

さて、累積で出場停止の本田圭に代わり、伊野波が左サイドバック。
このポジションに何を求めているのか分からなくなりますが、
贔屓の選手はピッチに並べておくというジーコイズムなんでしょう。
勝利という結果を出したのだから、良かったということなんでしょうね。

それはさておき、チームに魂が入りましたね。
U-20の柏木、内田、メタモリシが入ったことで、
チームに流動性と躍動感が出てきたこともありますが、
キリギリのところでの「あと一歩」が出てるのは、魂の成せる技です。
何度もやられたシーンがありましたが、守りきりました。
理屈ではなく、本能で体を投げ出したことに大きな価値があります。

監督の手腕はともかく、選手達には予選突破する「力」があります。
今日のゲームを忘れず、監督の言うことは聞かず、
自分を信じ、ピッチで判断して戦ってほしいものです。

今日の勝利で、前半3試合終えて勝点7の首位。
結果からは、監督更迭の理由がありません。
このまま残り3試合、監督交代はないでしょう。
今日の勝利が、結果的に悲劇に繋がらないことを祈るばかりです。


北京五輪予選 サウジ戦 『首の皮二枚目』

2007-09-09 | サッカー

反町:「10人の相手に勝てない!・・・何故だ!」
オシム:「坊やだからさ・・・」

オシムなら勝てるか、そもそも赤い彗星かどうかはさておき、
反町監督が坊やであることは間違いないと思うんだけど。
とりあえず、このゲームでも首の皮が繋がったようです。

メンバー発表時に注目していた森島の起用法。
並べるワケでもなく、ワントップとしてスタメンで出場です。
どうやら背の高い彼との心中は、直前でためらった模様。

これが良かった。
ボールの流れ、チームの勢いを止めることはなく、
しっかり動き、そして体も張ってのプレー。
勝点1を獲れたのは彼の働きを抜きには語れないですね。

ベトナム戦で抜群のアクションをしていた柏木はベンチ。
風邪をひいたことに立腹したからとかしないとか。
そんな柏木は後半開始から、水野に代わって出場です。

そして柏木も抜群の動きを披露です。
彼がピッチにいると、ボールが動きます。
できることならフルタイムでの仕事ぶりを見てみたかった。

ちなみに、ベトナム戦でも奮闘していた萌はベンチ入りもせず。
あわせて李もベンチ外。選手の評価及び戦略が見えません。
「敵を欺くには、まず味方から」
なるほど、監督の深謀は凡人には理解不能です。

困難な状況を乗り越える度に、人は大きくなっていく。
そのために、わざとその選手達に困難な状況を作ってるんでしょうか。
深い、深すぎる。
その策士ぶりを、次のカタール戦でも発揮して下さい。