ハードボイルドで行こう!

本人はハードボイルドじゃないんですけどね。憧れってところですかね。

最後の決戦

2007-11-30 | 浦和レッズ

明日は、今シーズン最後の戦い。
そしてタイトルを掴むための決戦。
ザワザワする想いが噴出してきます。

「原点を思い出せ」
「まだ王者なんかじゃない」
なんて、駒場の女神の伝言を心にとめて、静かに明日を迎えます。

今のレッズは、J開幕したころの緑のチームや、
N-BOXなる難解な戦術で圧倒的な強さをみせたチームのような、
ピッチ上で表現される美しさと強さには欠けるかもしれません。

でも、過密スケジュールによる披露困憊の中、結果を出していること、
なにより、これまでできなかったACLへの注目度、価値を上げたこと、
そんな、Jを代表するに値する格、ふさわしさを身に付けました。

タイトルを獲得するのは僕達です。

 

そして、今の僕にできるのは、このくらい。
レッズの選手達がやってくれることを期待しつつ、
ささやかながらファンタジーポイントも心中しようかと。

ウッチーが入ってるのはご愛嬌で。
というか、他にDF登録の選手がいないんですよねぇ。
闘莉王のところに入る阿部ちゃんはMF登録だし。

あぁ落ち着かない。


天皇杯4回戦 愛媛FC戦 『昔良く見た風景』

2007-11-28 | 浦和レッズ

天皇杯三連覇のため、そして横浜FC戦で勝利するため、
しっかりと勝って良いイメージを手に入れる必要があった試合。

「どこ出してんだよ!ちゃんと見てんのかよ。」
「早く出せよ!持ちすぎだよ!」
「なんで寄せないんだよ!」
なんて野次が聞こえてきそうな、そんな試合。

コンディションが悪いのか、メンツが悪いのか、連携不足か、
はたまた気持ちが週末にとんでるのか、とにかくグダグダです。
そんでもって、またまた無得点。点が奪えまえん。
惜しいチャンスも、ゲームを支配している時間もあったんですが。

一生懸命やっているのに、どうもチグハグ。
まるで、駒場を主戦場にしていた頃の戦いを見ているようです。
駒場を知らない選手達が多いはずなのに・・・。

これは、駒場の女神による、アジア王者になった者達への戒め、
まだ受けて立つような王者ではない、原点を思い出せと言っている、
そんな天の配剤に違いありません。

そう、簡単には勝てないんですよ。
簡単には王者になれないんです。
浦和レッズはいつも難解な展開が待ってるんですよ。

なんて思ってみました。
ま、週末の横浜FC戦、油断する人は皆無でしょう。

さて、視点を変えて、レンタル中の大山・近藤の仕事ぶりに注目。
若手育成の新しい形、その成否を問われる一戦です。

大山は先制点の起点にもなってましたし、それなりに良かったですね。
でもレッズのスタメン張るには、もうちょっとキックの精度が必要かな。
近藤も良かったです。しっかり守ってましたね。
闘莉王が前線に上がった時は、負けずにマークについてましたし。

来年は二人とも復帰して、ポジション取りにチャレンジしてほしいですね。
CBも右サイドも比較的選手層が薄いポジションですからね。
期待してます。


J1:第33節 浦和 VS. 鹿島 『・・・・・』 の巻

2007-11-24 | 浦和レッズ

勝てると思ってたかって?
もちろん。
優勝が決まると思ってた?
もちろん。
油断してたんじゃない?
・・・・・ビジュアル綺麗だったなぁ。

相手チームのことをとやかく言うのは卑怯です。
でも、こんなにはらわたが煮え繰り返る想いは久しぶり。
そう、今日の僕は卑怯者。

正直、来年鹿島がACLに出場するのは恥ずかしい。
せっかく、ACLの価値が高まったと思ったのに、
日本、もちろん浦和の価値がアジアに認識されたのに、
あんな、サッカーもどきみたいなことをされたら台無しです。

試合前、試合中、ブーイングされたって問題なし。
だって、自分のチームの勝利を願ってるんだもん。
でも、試合が終ったら関係ないでしょ。
ホーム最終戦、ホームチームが一年間の御礼に場内一周。
その時にブーイングするってどういう意味があるの?

鹿の国のルールブックは、Jのルールとは違うようです。
サポは、品格もプライドも腐りきってます。

かつて強豪だったチームが、
かつて見下していたチームに勝つために、
醜いプレーのオンパレード。
時代は確実に変わりました。

ま、扇谷の腐ったレフリングは変わりませんが。

・・・まだ溜飲が下がりません。
ACLのお立ち台の寂しい姿が全てだったのか・・・。

暴言失礼しました。


北京五輪予選 サウジ戦 『未来が繋がる』

2007-11-21 | サッカー

北京五輪出場をかけた大一番のサウジ戦。
見事なスコアレスドローで出場決定となりましたね。

「今日は内容よりも結果が重要です」
ACLでのオシムの言葉を借りるまでもなく、結果が重要なゲーム。
日本は勝利かドローで出場決定、負ければ敗退という条件。
結果が何よりも要求されるゲームで、しっかりと結果を出しました。

スコアレスドローでしたが、最初からドローを狙うという難しい選択をせず、
勝ちを狙い、結果ドローでもOKという戦い方。ナイスゲームです。
よく走り、人に寄せ、ボールに執着する粘り強い戦いをしましたね。
こんなゲームができるなら、反町批判も出ないだろうに。

これで、本大会も反町ジャパンなんでしょうね。
多くは望みません。良い経験を積んでくださいね。
若者達の未来が繋がっただけでも良しとしなければ。

ところで、俺達のがスタメンフル出場です!
贔屓して引き倒しても足りないくらいです。

カタール戦の敗北を、萌が中盤にスペースを作ってしまったせいにされ、
ベトナム戦のゴールもフォーカスされずじまい。

カタール戦は、監督の指示であるマンマークを見事に遂行し、
それによるスペースの問題だって、叫んでコミニュケーションとってたのに。
ベトナム戦のゴール、後半の尻すぼみを打開する価値あるゴールだったのに。

そんな悔しさをぐっとこらえ、やがて巡ってきたチャンス。
悔しさをパワーに変えて、臆することなく立ち向かってましたね。
大事なゲームで勝利に貢献できて、心からうれしく思います。

最後のところで粘り強く体を張ってやられない、そんなレッズのDNA。
個人の責任を放棄せず、自ら仕事を探しに行く姿勢。
うれしいことに、萌の体の中にも受け継がれているようです。

長谷部が巣立っていっても大丈夫。
補強、補強、ホーホケキョなんて言うのやめましょうね。


バーチャルウォーキングを始めます。

2007-11-20 | 日記

小学校の時の、朝の耐寒マラソンのアレです。
走った距離に応じて、色を塗っていくアレです。

ACLよく優勝したよなぁ、
リーグ戦や代表戦、こんな超過密日程でたいしたもんだよ。
浦和からイスファハン行って帰ってきて、すぐ試合って大変だよ。
歩いて行ったらどのくらいかかると思ってるの。

ん?どのくらいかかるんだ?

とりあえず、中国渡って、それからシルクロード通ってくんだろうけど、
どのくらいで歩けるんだろう?というか歩けるのか?
でも、玄奘とかマルコ・ポーロも歩いたんだよね。うん、歩ける。はず。

実際に歩くのは無理だから、計算してみよう。
ん?シルクロードっていっても、道わからないじゃん。
計算のしようがない。

う~ん、とりあえず、東海道なら調べればわかるかも。
でも実際歩くとしたら、時間もかかるし、金もかかる。
そうだ、バーチャルでいいじゃん。
万歩計つけて、歩いた歩数で距離を出す、
それでどのくらいで東海道を制覇できるかやってみよう。

なんて思ってしまったのがきっかけす。

まずは、自分の歩幅チェックです。
ジムで1kmのウォーキング。
で、歩数は1368。
一歩あたり、約73cm。

これで準備完了。
スタートは日本橋からです。
最初の宿場、品川(9.8km)に向けて、いざっ。


J1:第32節 浦和 VS. 清水 『自力優勝へ王手』 の巻

2007-11-18 | 浦和レッズ

ガンバ、鹿島の状況次第では優勝となる清水戦。
捻挫のホリの欠場は予想できたとはいえ、達也の不在はびっくり。
ワシントンは累積で出場停止、萌は五輪代表で不在の状況。
そして、ベンチにはユース出身選手が4人も控える緊急事態。
自らの力で掴んだベンチなら、これほど喜ばしいことはないんですが。

結果は0-0のドロー。
疲労から、もっと重たい展開を予想してましたが裏切られました。良い意味で。
両チームとも、持ち味を出した良いゲームでしたね。
勝ちたかったところですが、負けないことが大事です。

さて、前半早々、啓太が出血する事故が発生。
どうなることかと心配してましたが、ウッチーが見事にカバーしました。
出血したのは不安ですが、啓太が休暇をとれたことでチャラにします。

緊急出動だったにも関わらず、しっかりと流れに乗っていたウッチー。
ディフェンスラインの一角として先発すると不安で仕方がありませんが、
今日みたいな緊急事態の時は、頼れるベテランです。

ACLでMVPの王子様は、終始行方不明でしたが、それでよし。
次節で優勝決定弾を決めるための布石でしょう。

右サイドに戻ったヒラは、変わらぬ存在感を放ってましたね。
次節は、相馬とヒラのサイドコンビで、鹿島のサイドを蹂躙しましょう。
ブラジル式4-4-2のサイドは、攻撃で押し込めておくのが一番です。

都築は集中してましたね。龍神降臨です。
やられた!って思った瞬間の飛び出しには痺れましたよ。

さて、ガンバが引き分けたことで、次節鹿島戦の勝利で連覇達成です。
シーズン終盤のFC東京の上位イジメは、驚異的ですらあります。
これも日本サッカーの風物詩となっていくのでしょう。
FC東京には、ずっと下位に低迷していて頂くことになりますが。

次節は自力で連覇達成するチャンス。
そして、鹿島の目の前で優勝を見せつけるチャンス。
時代は移り変わっていることを思い知らせましょう。


頑張れオシム監督

2007-11-16 | サッカー

サッカー日本代表のイビチャ・オシム監督(66)が16日未明、
千葉県浦安市の自宅で倒れ、都内の大学病院に緊急入院した。
急性脳梗塞とみられ、集中治療室で手当てを受けているという。
詳しい症状は不明だが、病状次第では後任監督の人選も
急がなくてはならなくなった。(産経新聞)

アジア制覇の喜びも吹っ飛ぶくらいショックなニュースです。
レッズとは直接関係ないですが、日本サッカーの功労者でもあり、
これからも大いに貢献して欲しい人だけに、心配でなりません。

元々高齢ですからね、想定されていたことではあるけれども、
実際に倒れられるとショックを隠せません。

オシム監督になって、日本サッカーが良い方向に進んでいるかは、
時間が経ってみないと分かりませんが、今抜けられるのは痛い。
一つの方向として取り組んでいることが、良かったのかどうなのか、
その結果が出るまで、見通しができるまでは続けて欲しい。

オシム監督が考えるサッカー、その表現された一部を切り取って、
それが全てのような捉え方をして間違った方向に進むのが怖い。
亜流の小オシム達が、したり顔で物事を進めるのが怖い。
オシム監督には、無事に回復して、泰然と構えていて欲しい。

でも脳梗塞で倒れたことを考えると、回復しても代表監督という激務は、
厳しいんじゃないでしょうかね。後任も検討する必要がありますね。

というか、後任とかそんなことどうでもいい。
世界中のサッカー界の宝を、こんなところで失うわけにはいかない。
いや、そんなこともどうでもいい、命を繋げてください。

オシム頑張れ。

とにかく命に別状が無いことと、回復を祈るばかりです。


ACL Final セパハン戦 2nd leg 『想い』

2007-11-14 | 浦和レッズ

「サポーターのみんな!少しずつオラ達に元気を分けてくれー!」

満身創痍の赤い戦士達へ、仙豆の替わりに元気が送られます。
赤い絆が結ばれて、埼スタで元気玉が炸裂しました。二つも。
スタジアムで戦っている人も、チケットが取れず酒場に集まってる人も、
そして、全国各地でテレビ観戦の人も、真っ赤な想いを飛ばしていたんでしょう。

「福田の悲しいVゴール、ロボのKYな祝福、
沈黙する駒場と、その静寂を突き破る 「We are REDS!!」。

J2最終戦、PK献上の退場で肩を落として歩く室井の姿。
不安な駒場を奮い立たせた岡野のウォーミングアップ。
そして、スローモーションに感じた土橋のミドルの軌跡。

ナビスコ決勝の舞台に、勇壮にたなびく無数のフラッグ。
翌年の初タイトル、04年ステージ制覇と、CSのスタジアムの一体感。
天皇杯制覇のマリッチコールに、悲願のリーグチャンピオン。

ACL初挑戦、遠く海外アウェーまで駆けつける愛すべき社会人不適格者達。
記憶に新しい、激闘の準決勝PK戦、ゴール裏へのフラッグ大移動。」

目を閉じれば思い出す、そんな過去の想い全てが繋がってます。
浦和レッズは、誰にも書けない筋書きの無いドラマそのものなんです。

レッズが好きでよかった。


今回、チケット難民の一人でしたが、TV画面を見る度に
なぜあの場所にいないのか悔しくてしょうがなかった。
予選リーグ、ペルシク・ケディリ戦は余裕でチケットとれたのに。
予選突破のかかったシドニー戦でさえ、スタジアム観戦できたのに。
まぁ城南との激闘を目の前で見られたことで良しとしなければ。

でも、これも真のビッククラブになるための宿命なんでしょう。
TVで紹介されたお店には、お客さんがどっと集まるものです。
良い時には、注目されてる時には、人が集まるものです。
ビッククラブへの道をひた走ってるレッズには必要なことなんです。
「老兵去るべし」・・・ってまだそんな歳じゃないんだけど。

最後に、予定に無かった地上波生中継の英断を下したテレビ朝日、
番組変更を了承してくれたスポンサー、お願いに駆けずり回った営業マン、
その他尽力して頂いた関係者に感謝です。
今後は、放送予定もないのに放映権を独占するのはやめて下さいね。

We are REDS!


「誇り」と「マリーシア」を胸に

2007-11-13 | 浦和レッズ

「いつもと同じ気持ちで挑む」
「アドバンテージがあるとは思わないで戦いたい」
平常心を強調し、油断しないことを心がけているコメントです。
日本人には理解しやすいメンタリティであり、よく耳にします。

リーグ優勝を決めた、昨年のガンバとの最終戦。
得失点差の関係で、3点差以上の敗北でなければ優勝という状況。
多くの選手は、有利な状況で油断しないようなコメントをします。

一方、ポンテはアドバンテージがあることを口にし、
それをうまく活用していくことを言葉にしていました。

そして、ガンバに先制された直後の同点ゴール。
ガンバの希望を砕き、レッズから不安を取り除いたゴール。
あのゴールが、レッズの優勝を確定させたのだと思ってます。

アドバンテージの使い方、クレバーな戦い方を知っていることであり、
それこそがまさに「マリーシア」に違いありません。

そして、レッズのメンバーは昨年の最終戦の経験があります。
更に、城南との準決勝を勝ち抜いた経験もあります。
もうポンテだけではないんです。
レッズの選手皆がマリーシアを理解しているんです。

明日の2nd legの戦いは、今こそ経験を活かす時です。
アウェイで上げた得点、そのアドバンテージを活かした戦いを期待してます。

もちろん、勝利したわけでないから、1点取られても大丈夫ではない。
リードしていると思うほどのアドバンテージでないことは承知してます。
0-0を狙って終らせるほど、思い通りにサッカーできる状態でもないことも。

でも、小さなアドバンテージでも、強かに利用してしまうズルさを見せてください。
実質勝った方がアジアチャンピオン、その勝利のために全てを利用してください。

「誇り」と「マリーシア」を胸に、アジアの頂点に立つことを信じてます。


J1:第31節 川崎 VS. 浦和 『歓喜への途上』 の巻

2007-11-11 | 浦和レッズ

ACL制覇を本気で狙いにいった同志の川崎。
レッズのアジア制覇のため、セパハン情報を提供してくれた川崎。
スタジアム運営や集客をちゃんとやろうとしている川崎。
そういえば、エメを売ってくれたのも川崎だったね。

そんな好印象の川崎ですが、勝負は別物です。
何よりリーグ連覇のために負けられない一戦。
昨日、ガンバも鹿島も勝ってることもあるしね。

さて、注目していたオジェックの選手起用でしたが、
ネネの代わりに闘莉王が入っただけで変化なし。
浦和の恩人である犬飼さんに配慮したのかもしれませんが、
さすがに無理があったんじゃないのかな。

名古屋戦ほどではないですが、動けてなかったし。
サイドへボールを展開されたりして、ピッチを広く使われると、
レッズの選手達は全く付いていけないですね。
選手間のフォローも、ルーズボールへの反応も鈍いしね。

そんな状態での1-1のドローは、状態を考えればやむなしです。
最後のところではふんばったし、チャンスだって作ってた。
戦い抜いた選手達を誇りに思います。

さてさて、激昂してたワシントン、やっぱりいなくなるのかな。
クレーム言い放題だし、PK勝手に蹴るわ、フェースガード外すわ、
あげくに、森にやられて鼻血出すわで大騒ぎです。

出血に繋がるプレーに対して、激昂する気持ちは良く分かる。
でも相手のフェアプレーに期待するなんて、ブラジル人らしくない。
フェースガード外したら、そりゃ鼻狙われるって。
醜いプレーは悪いけど、回避しないのもダメだよ。

レッズとの関係性は、負のスパイラルに入っているようです。
彼なりに頑張っているんだけど、悪い方向に出てる。
こうなると、彼のためにもチーム移った方がいいのかな。
功労者だし、まだやれると思うのでレッズで頑張ってほしいけど・・・。

さて、次はいよいよアジアの頂点への戦い。
疲労困憊な中、苦しみながらも負けない意地を示し続けたことは、
大きな歓喜を手にするための準備であったのでしょう。

14日は歓喜の渦の中で涙を流しましょう。