ハードボイルドで行こう!

本人はハードボイルドじゃないんですけどね。憧れってところですかね。

祐也と司

2007-12-26 | 浦和レッズ

赤いユニに袖を通した瞬間から、俺達の梅崎です。
彼に対する期待値は青天井です。

ゴールを意識したプレーの選択、自ら打開しようとする仕掛け、
サッカー選手として大成しそうな要素を持ってるところが楽しみですね。
ま、これからの選手ですが。

期待されて加入する分、梅崎くんに出場機会があることは想像できますが、
今のレッズでポジションを掴んでいくのは難しいと思います。
彼のポテンシャルが錆付いてしまわないよう注意してほしいですね。

一方で、ユース出身の中村祐也が湘南に完全移籍とか。
めちゃめちゃ期待していただけに寂しいというかなんというか。

梅崎くんの努力と才能に疑いは持ってませんが、祐也との違いがでたのは、
出場機会が見込めるチームと、そうでないチームにいたせいだと思ってます。
もちろん、祐也の場合は怪我の多さという要因はありますが。

能力を証明する場を持ち得なかったことで、能力を証明できず、
成長するチャンスも手に入れることができない悪循環。

一方で、才能の片鱗やポテンシャルでチャンスを得られる環境、
そんなチャンスで、能力の表現ができれば評価がされる善循環。

今、二人に横たわっている差は、能力の差ではないと思ってます。
湘南で自らの能力を表現して、高い移籍金が必要となる選手になって下さい。

レッズが放出した選手を、レッズが高い移籍金を払って獲得する、
他のチームにバカにされるような事象が待っていることを期待してます。


隣の芝生

2007-12-21 | ひとりごと

隣の芝生は青く見えるとは良く言ったものですね。

どんなに良質で綺麗な芝生でも、どんなに羨ましそうな芝生に見られても、
ガーデンパーティーの連発で踏み固められ、回復する間もなく酷使し続ければ、
そりゃボロボロになりますよ。黄色くなって地面が見えて当たり前。

養生しないとダメでしょう。
駒場の芝生が必要なように。

隣の芝生を見たら青く輝いてるって?そりゃそう見えるよ。
隣の狭い庭ではガーデンパーティーばっかりやってないし。

そんで、高いお金を出して隣の家から芝生を買ってきても、
ガレージにしまっておくんでは、日光不足で枯れちゃうんじゃない?

じゃぁ今の芝生から張り替えるって言っても、ちゃんと根付くのかな。
根付いたとしても、元の芝生が元気な状態よりも良い芝生になってるのかな。

というか、今の芝生を養生させて、酷使しないように管理したらいいじゃない?

ところで、今もガレージにしまいっぱなしの芝生は青くないのかな?
外に出して、日にあてて、水をたくさんあげなきゃ育たないんじゃない?

隣の芝生がほしいほしいという前に、他に考えることあると思うんだけど。

来年を戦う上で、浦和レッズの補強は必須です。
でも、間違いのない目標設定をした上での補強にとどめて欲しい。

ACLを制したこと、世界3位になったことで、勘違いするのが怖い。
リーグ優勝をあんな形で逃した反動で、補強を解決策にするのが怖い。
自分達がすでにビッククラブになったんだと勘違いするのが怖い。

選手補強と運用は計画的に。


余計なセールス

2007-12-19 | 実際にあった小話

某ドラッグストアーにて、抜け毛を防ぐ効果のある製品を購入しようと、
ある製品を手にレジに並んだんです。

あ、ちなみに頭髪は薄くありません。たぶん。
確かに、ハタチの頃よりは細くなってコシがないことは認めます。
でも、薄くない。絶対に薄くない。
いわゆる予防です。手遅れになってからでは意味ないですから。

で、レジでお会計を済ませようとした時の会話です。

レジ:「この製品はいつもお使いですか?」

私:「まぁ。」

レジ:「お値段もあまり変わらないで、薬用の効果のある製品がありますが。」

私:「これも薬用って書いてありますよ。」

レジ:「医薬品になるんで、より効果があるんですよ。」

私:「・・・これでいいです。」

普通に別のメーカーの製品をセールスしたんでしょうが、
こういう製品を購入する人は、おそらく別のことを考えます。

『ん、ちょっと待って。それって僕の頭髪が薄く見えるってこと?
だから、もっと効果のあるものを勧めてるの?』

余計なお世話です。
というか、なんか恥ずかしくってもう行けません。
もうちょっと考えてセールスして下さい。


2007Jリーグベストイレブン

2007-12-17 | サッカー

今年も発表されましたね。
一年の終りを感じさせます。

レッズからは5人選ばれてます。

<ベストイレブン>
GK 都築(浦和)
DF 岩政(鹿島)・闘莉王(浦和)・山口(G大阪)
MF 阿部(浦和)ポンテ(浦和)啓太(浦和)・中村憲(川崎)・遠藤(G大阪)
FW ジュニーニョ(川崎)・バレー(G大阪)

そして、MVPはポンテが受賞しました!
来年の始動時、大原にワーゲンで登場するのか注目です。

難しいところですが、ポンテ選出は妥当な評価でしょうね。
年間通してチームを優勝寸前まで導いた選手ですから。
通常、MVPはチャンピオンチームから選出するものなので、
鹿島の優勝に多大な貢献をした小笠原かなって思ってましたが、
後半戦からの加入だったことが響いたようですね。


レッズの選手の皆さん、オフはベタ休みして下さいね。
ベタ休みすると、コンディションを戻すのは難しくなりますが、
蓄積したものを、一回吐き出す作業は、絶対に必要です。
気合でなんとかならなくなる日が訪れます。

今年一年のハードスケジュールではなくって、その前からのこと。
振り返ってみると、2005年の開幕からまとまった休みとれてないですから。
リセットせずに来年に突入してしまうと、選手生命が奪われかねません。
幸いにも、今年はもうおしまい。ゆっくり休んでください。それも仕事です。


CWC 3位決定戦 エトワール・サヘル戦 『想えば遠くへ来たもんだ』

2007-12-16 | 浦和レッズ

世界3位ですか。どうなんでしょう?
こんな日が来てもいいんでしょうか?

「想えば遠くへ来たもんだ」
そんな感じ。

まだ歴史の浅いJリーグ。
それも、ちょっと前は2部落ちまでしてたのに。
勝利を掴んだ我らがキャプテンだって、J2のピッチに立っていたのに。
どんな想いが去来してるんだろう?

僕は感無量です。
まだ、道半ばではあるけれども、それでも今は満足してます。
新たなシーズンが始まる頃には、とめどなく欲求が膨らみますが、
今は、この喜びを噛み締めたいと思います。

さて、世界3位を掴み取ったエトワール・サヘル戦。
なかなかシュートまでいけず、苦しい時間が多かったですが、
ワシントンが2ゴールを決め、PK戦で勝利を飾りました。

勝利のPKストップをしても喜ばない都築の憮然とした姿。
自らの軽率なプレーがなければ、このPKもなかったという想い、
そんなストイックなメンタルも勝利を呼び込んだんでしょう。

そして、赤いユニを纏ったワシントンのラストゲーム。
日本国内では浦和以外のユニを着るつもりはないって宣言。
マリッチといい、泣かせてくれます。

でも、本当に泣かされたのは、彼の2ゴールと勝利後の姿。
勝利が決まった後の、嗚咽する彼の姿には胸が詰まりました。

彼が在籍したことは、連綿と続く浦和の歴史に刻まれることでしょう。
例え、世界の頂点に立つ日が訪れたとしても、輝きは失われません。

ブラジルに戻っても、体調に留意して健康でいてください。
本当にありがとう。日本から健康を祈りつづけます。


この後行われる決勝戦はハイレベルなサッカーが展開されるでしょう。
ボールゲームとしての最高のレベルの面白さ、それもサッカー。
感情移入して、喜びと悲しみの起伏を味わう、それもサッカー。
日本に後者のサッカーが根付いていくことで、前者に近づいていく。

今までは、ハイレベルなサッカーを見ればサッカーを分かったつもりになる、
そんな表面だけの文化が支配してきましたが、浦和が出場したことで、
そうでないこともサッカーの本質なんだって伝えられたのかもしれません。
そんな意義も噛み締めながら、今日は喜びに浸ります。


CWC Semi Final Milan戦 『最初の一歩』

2007-12-13 | 浦和レッズ

レッズの選手がボールを持つだけで鳥肌が立つ。
ネスタに削られた闘莉王を見て、鳥肌が立つ。

そんな、夢の舞台での一戦は、0-1の完敗です。
例え相手が欧州チャンピオンだかといって、負けると悔しいね~。

普通にボールキープできるとことで、ボールを奪われる。
地味なところですが、力の差を一番痛感した部分です。

Jでよく見るディフェンスって、寄せているようで寄せてない。
距離をあけて、抜かれないように、時間を遅らせるようにしてますが、
ミランの選手は、普通にボールを奪いにきてましたね。

面食らったんじゃないのかな、普段はキープできるところでくるから。
何かやる前の段階で終ってしまう。で、ちょっとずつ慌てていく。
トラップにしてもパスにしても、できなくなってましたからね。

ディフェンスっていう言葉の意味が、世界とはまだ違うんでしょうね。
「守る」・「自由にさせない」って意味じゃなく、「奪う」。
そんで奪ったボールをクリアしないで、攻撃に繋げる。

そんな世界でやるには、伸二のような技術と判断が必要なんだろうなぁ。
残念ながら、日本国内で戦うレッズのサッカーにはマッチしてませんが。

とにかく、世界との距離はまだまだ開いているということですね。
その距離を体感できたことは、日本サッカーにとっての財産です。
世界との距離を感じて、それをフィードバックするのが必要です。

ボールを動かす、人が動くだけでは、とても太刀打ちできないでしょう。
月並みですが、個人のレベルアップが本当に必要なんでしょう。
世界の感覚を体感して、その中で技術を発揮できるようにならないと。

やっぱりJの成長が必要なんだよなぁ。
小笠原や柳沢、ゲームには出られなかったけど、体感はしてきた。
そんな選手がゴロゴロいるリーグになれば、成長するかもね。
無念の帰国をしても失敗だなんて言わない、嫌いだとしても。


聞かせておくれ。

2007-12-12 | ひとりごと

「100回やって1回起きるかどうかのことが起こった。」
「地球の裏側からきてるから、コンディションが不利だった。」
「世界中の多くの人が望んでいない結果になった。」
「ホームアドバンテージ、向こうでやったら手も足も出ないくせに。」
「相手が弱いから、本気でやらなかったんだよ。」
「レッズは空気読めない。」

他に何かあるかな?
海外ヲタ&アンチレッズの輩の負け惜しみ。
明日、聞けると良いな♪


「妥当な結果でしょ。」
「こんなもんでしょ。日本のレベルなんて。」
「まぁ頑張ったんじゃない。」
「世界に恥さらしたよね~。」

なんて声だけは聞きたくないなぁ・・・。


CWC Quater Final セパハン戦 『俺達の誇り』

2007-12-10 | 浦和レッズ

♪赤き血のイレブン ラララ浦和レッズ
世界に見せ付けろ 俺たちの誇り♪

試合前、両チームの選手がセンターサークルに並び、
一瞬の静寂の後、ゴール裏から聞こえてきた「赤き血のイレブン」
思わず、胸の奥から何か込み上げて来てしまいました。

J2のピッチに立っていたチームが、世界の舞台に立っている。
そこにいるだけで、そこに立っているだけで胸が詰まります。

選手にとって、そんなセンチメンタルな気持ちは関係ありません。
伸びしろ世界一の相馬が、低い弾道のクロスを放ち、
今シーズン、大舞台で仕事をすることを覚えた永井が決める。
胸を張って、この戦いに臨んでます。

ワシントンの追加点は、彼にしかできないゴールです。
去年の爆発力がなくなったとはいえ、さすがの技術です。
赤いユニを纏った彼の勇姿も後2試合。
マリッチがそうであるように、気持ちの良い別れになるといいな。

次はACミランとのガチンコ勝負。
ミランにとっては、勝たなくてはいけない試合で、勝って当たり前の相手。
こんなに難しい試合はないでしょうね。何か起きる可能性は非常に高い。

再び、テレビの前での応援ですが気持ち送ります。

『世界に見せ付けろ 俺達の誇り!』


サッカーの醍醐味

2007-12-08 | サッカー

入れ替え戦の結果、広島が降格となりました。

「降格」というのは心が折れます。
やってきたことが間違っていたと、そんなことを突きつけられます。
現実的には、選手も移籍するだろうし、経営規模も小さくなります。
そして、高みを目指すのが更に困難になります。

逆に、入れ替え戦に臨む下位カテゴリーのチームも失敗すれば、
「昇格」のために、苦しみながら必死で積み上げてきた1年、
その努力や、犠牲にしてきたもの全てが崩れ去ります。
時間をかけ、手が届くところまでたどり着いたのに、無駄になります。

そんな、失うものがあまりにも多い、想いが凝縮されたゲーム。
大きな成果、名誉を手に入れることができる戦いよりも面白い。
入れ替え戦はたまりません。

トヨタカップに代表される、ピッチの上で繰り広げられる、
ハイレベルなゲームだけがサッカーではありません。
そんなサッカーの魅力の一部で、サッカーを語る人間は薄っぺらです。

サッカーの醍醐味は、チームに入れ込んでこそです。
悲喜こもごも、喜びと絶望を経験すること自体が、その醍醐味です。
これを味わったらもう離れられません。
ケシの花から取れる○○と一緒です。

浦和レッズから離れられないのは、決して、今強いからではなく、
降格と昇格、その瞬間の駒場の空気を経験してしまったからなんです。

広島の降格は二度目ですが、ファンやサポは離れないですよ。
離れられるわけがない。一緒に物語を歩むことが喜びなんだから。

主力が抜ける苦しいシーズン、頑張って這い上がってきてください。
今日、ピッチにいた選手の何人かは、来年ウチで預かりますから。
あ、ラーメン修行してる人はいりませんけど。


みたびセパハン

2007-12-07 | サッカー

レッズの相手がセパハンに決まりました。
大方の予想通りとはいえ、いや~な相手です。

セパハンとしては、ACL決勝のリベンジって意味合いもあるし、
なによりプレッシャーはレッズより少ないでしょう。
良いモチベーションで臨んできそうですね。

レッズはなによりもコンディションを整えて臨んで欲しい。
そして、晴れ舞台を心から楽しんで欲しいですね。
結果にこだわって、あらゆるものを犠牲にして戦い抜くことより、
楽しみ、良いところを全て出し切る、オレを見て!って戦いを選択してほしい。
ピッチ上ではしゃいじゃってください。

・・・ヌルイって他の赤い人達に怒られるかな。
負けると、普段レッズをひがんでいる人達や、勘違いしたサッカー通の人達に、
絶好のネタを提供することになりますからね。

それにしても、ワイタケレだっけ?後半すごかったですね~。
ラグビー王国だけあって、体の強さを活かしてゴリゴリ攻めてましたね。
あれで足元がうまかったらとんでもないことになりそうです。

決して日本人には真似のできないプレースタイルです。
日本人であること、日本人の特徴がなんであるか考えさせられます。
擬音でいうと、日本人は「シュッ」とか「ピュッ」って感じですかね。
京の小路に誘い込むような戦い方が日本の生きる道でしょうか。

ところで、昨日の日テレの特番は醜かったようで、見なくて良かった。
野球(巨人)偏愛主義から、サッカーを嫌ってるのかと思ってたけど、
単に無知で、スポーツに対する敬意が足りないだけだったようです。
スポーツ関係から撤退頂けることを切に願います。