ハードボイルドで行こう!

本人はハードボイルドじゃないんですけどね。憧れってところですかね。

2008 J1:第19節 鹿島 vs 浦和 『ゲルトに届け!We are REDS!』

2008-07-27 | 浦和レッズ

待ち望んだエジミウソンのスタメン落ち。
闇の契約がないのであれば、これまでの先発はなんだったのか、
そんな疑念はさて置いて、達也と高原のコンビに期待高まるキックオフ。

前半から、高原・達也の2TOPに永井が絡み、且つ前線からのプレスも活発。
やっぱりこの二人でスタートするのがいいんですよ。

サイドの平川と相馬も、果敢に攻撃に絡んでいく久しぶりの展開。
中に切れ込んだ平川、あんなシュート見たのはいつ以来のことだろうか。

そして川崎戦に引き続き、闘莉王が最終ラインに入り鹿島の攻撃を跳ね返します。
サイドを起点にゲームを作られ中央へボールを送られても、最後の最後で跳ね返す、
決して美しいとは思いませんが、選手の個性に合わせた良いサッカーです。

闘莉王が最終ラインに戻ったことで、中盤に運動量豊富な選手が配置されました。
やっぱり阿部ちゃんはボランチですね。あの運動量は中盤でこそ輝きます。

適材適所に人が配置されたことで、全体のパフォーマンスが上がりましたね。
それどころか、選手一人一人にやる気があるように見える。不思議なものです。

さて、せっかくの良い流れも、激しい雷雨での中断で水を差されます。
再開後の集中力の欠如、鹿島の良い意味での狡猾さを心配してましたが・・・。

ゲーム終了後、画面から聞こえてくる久しぶりの「We are REDS!」。
首位奪還のためには、どうしても勝たなければいけないゲームでのドロー。
それにも関わらず、これまで聞こえてこなかった「We are REDS!」が響きます。
ゲルトに届いていればいいんですけどね。

今日みたいなゲームを続けていけば、変なストレスは溜まらないんだろうね、きっと。
「もっと、ここのプレーが」とか、「このゲームはどうしても・・」とか視点も変わるんでしょう。
結果もついてくると思うし、楽しい酒が飲めると思うしね。


2008 J1:第18節 浦和 vs 川崎 『出口のない迷宮』

2008-07-21 | 浦和レッズ

阿部、ホリ、萌のディンフェスの3人が累積警告で揃って出場停止。
危機的状況ではあるけれども、闘莉王を最終ラインに戻す絶好の機会。
まさかのウッチー起用の心配もありましたが、杞憂に終わりました。
ウッチーはバイエルン戦へ向けて温存しないと。危ない危ない。

これで運動量の少ない中盤の選手がいなくなり、安定感のあるDFが君臨する、
そんな風に期待していたんですけどね、3失点ってどういうことなの。
これで次の鹿島戦は闘莉王が中盤に戻るんでしょう。がっかりです。

そんな意味で、振り返ってみると今シーズンの鍵を握るゲームだったのかも。
このゲームで無失点での完勝であれば、やはり闘莉王はディフェンスでの起用、
良い結果が出なければ、中盤での起用が正しいということになってしまう。
そして・・・。
次節でのゲルトのジャッジに要注目です。

それにしても、ゲルトの選手起用、選択する選手や起用方法もわからんですな。
よっぽど大原での練習ではうまくいっているんでしょうか。
エジと高原が息の合ったパス交換からゴール連発、走り回る闘莉王、
縦に勝負しまくりの平川、球際の競り合いに積極的に参加する選手達。
一方で、大原ではチンタラ動かない達也と永井、梅崎や萌の姿が見られるんでしょう。
でなかったら、あんな起用は素人でもすまい。

降格争いに参加していてもおかしくないゲーム内容。
にも関わらず、首位争いに参加している事実。
現実を正しく見つめることのできないこの状況は危険極まりないですね。
出口のない迷宮に迷い込んでしまったようです。
もう監督交代のカードは使ってしまったし、どうなるんでしょうか。


2008 J1:第16節 大分 vs 浦和 『ゆるゆるサッカー』

2008-07-12 | 浦和レッズ

九石では勝てませんね。アルパイとネネが嫌がらせされてからずっと。
相性が悪いんでしょうか。それとも実力の差なんでしょうか。
少なくとも今日はチーム力の差がありありと感じられました。
ゆるゆるサッカーをした末の、妥当な結果なんでしょう。

浦和は基本技術の拙さが目立ちます。トラップもパス自体もへたくそですね。
大分の選手が普通にプレーしているのに対し、浦和のそれはゆる~い感じ。
意図がかみ合っていないパスだからなのか、ボール到達点が予測できてない。
対応が遅れ、ボールを奪われる、奪い返すためのアクションもゆるい。

選手達は一生懸命にプレーしてます。
それでも闘っている選手が少なく感じるのは、なんなんでしょう?
危機察知能力を感じさせないボールウォッチャー、
代表で駒野が見せるプレーと同類のリトリート、
戦術的に未熟だから選手が自発的、積極的なプレーを選択できないんでしょうか?


萌はまだか?


2008 J1:第15節 浦和 vs FC東京 『ダメ!ゼッタイ!』

2008-07-06 | 浦和レッズ

キックオフ前に、ちびっこ達がセンターサークルで掲げていたメッセージ。
「ダメ!ゼッタイ!」
社会的なメッセージであると同時に、ゲルトにも向けていたんじゃないのかな。
闘莉王さんのボランチ起用はやめて頂戴よって。

練習中に流れる選手のメッセージ、堤にホリとメッセージがあったから予感はしてました。
スタメン組みが練習している中にも、彼らの確かに姿がありましたしね。
闘莉王に阿部ちゃんにホリに堤。そういえば萌がいないなぁ・・・。
ん?3バックなら一人多くないか?それともこのメンツで4バック?まさか・・・。

ゲームは勝ちました。それも完封で。前半なんて久しぶりの手ごたえだったし。
でもね、中盤スカスカなんですよ。中盤の王様が走れないから。
攻撃も前の3人だけでしたね。あと一人誰か後ろから絡んでくれればって思ってました。
でもダメなんですよ。中盤の王様が走れないから。

闘莉王は、もう本当にDFに戻して欲しい。
中盤には、走れてボールを前に運べる萌を起用してほしい。
もう奇襲は通用しないですよ。後半なんて目を開けていられない状態だったし。
ゲルトさんには英断を期待してます。

ところで前半20分くらいまでの圧倒したサッカーは、達也のおかげですね。
達也が入るだけでこれほど変わるのかと思うほど劇的に変わってましたね。
ボールを呼び込む動きは秀逸で、前線からのチェイスには心を揺さぶられました。
エジミウソンも達也との距離を意識してましたし、パスを出そうとしてましたし。
ま、エジより高原がスタメンだった方が良かったとは思いましたが。

達也が交代する時のスタジアムからの声が、彼の貢献度の高さを物語ってました。
彼に、ゴールというご褒美をプレゼントしたかったって皆思っていたことでしょう。
惜しむらくは、彼の体調。早く万全になってフル出場してほしいですね。

高原がスタメン落ち。これで、スタメン確約の黒い契約がないことが証明されました。
あとはもう一人。ゴールは決めてくれましたが、先発させることには疑問のFW。
次節は、達也と高原のスタメンを期待です。黒い契約がないことの証明も。