「夢を叶えたか」
大神は感慨深げに言うと
コーヒーを飲んだ。
本人決まってると思っている。
「昼間から、何ハードボイルド1人イメクラしてんですか」
ユリ、呆れ顔。
「人聞きの悪いこと言うなっ。
そんなのまるっきり変態ではないか」
「これは失礼、でも変人でしょ」
ユリ、ニッコリ。
大神、冷や汗。
「全く、人が夢を叶えた人に素直に感動してたのに台無しだ」
「へ~そんな感動秘話の記事なんてありましたっけ」
「全く、君の目は節穴か。
この記事を読んで見たまえ、感動で涙が止まらないぞ」
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<中央教育審議会>武道必修化を大筋了承
9月4日19時21分配信 毎日新聞
学習指導要領の改定作業を進めている中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)の専門部会は4日、中学校の保健体育で選択必修になっている武道(柔道、剣道、相撲など)を1、2年生の男女を対象に原則、必修化することを大筋で了承した。昨年12月改正の教育基本法に盛り込まれた教育目標「伝統と文化の尊重」の実現を目指す。
この教育目標は「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する態度を養う」といういわゆる「愛国心」表記として、賛否を呼んでいた。
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「これはまた軍国主義とか叩かれそうですね」
「それは違うぞユリ君。
そんな表面だけに捕らわれるとは、それでも深読み探偵大神空也の助手かっ。
修行のやり直しだ」
「だったら、その前にたまっている給料払って下さい」
ユリに未練無し、本気で給料貰えば辞める気迫。
「え~と、うんユリ君は良くできた助手だ」
「まあ、給料代わりに探偵の見解をお聞きしましょうか」
溜息一つ。
馬鹿話でも聞かなきゃやってられないという態度。
「ずばり、軍国主義はカムフラージュ
その心は」
「心は」
「隠れ
ドラゴンボー○
北斗○拳
魁○男塾
聖戦士星矢ファン」
「はあ?」
「その昔一生を風靡した少年雑誌があった。
その読者達が大人になり権力を握ればどう思う。
そんな世界を実現してみたいと思うじゃないか。
違うか」
「え~と」
「ガンダムに憧れた少年が、車会社でロボット作るんだぞ。
政治で権力握ったら、その世界を実現したいと思うじゃないか」
「論理的あっているような、ないような」
「ユリ君は人間を分かってない。
所詮人間なんて、単純なのだよ」
「裏を読み過ぎて、表にいってしまった感じですね」
「そこでどうだろう。
今から深読み探偵大神空也の大冒険という小説を書いて
ヒットさせ。
その世代が権力を握ったら、
学校教育に探偵術が採用されるかも。
そうすれば、私も講師として雇われて、老後は安泰?」
「随分遠大な計画のことで。
頑張って下さいね」
ユリはスマイルゼロ円で去っていってしまった。
「ユリ君冷たい」
別の意味で追いつめられていく大神空也
そろそろ一山当てないと危ないぞ

大神は感慨深げに言うと
コーヒーを飲んだ。
本人決まってると思っている。
「昼間から、何ハードボイルド1人イメクラしてんですか」
ユリ、呆れ顔。
「人聞きの悪いこと言うなっ。
そんなのまるっきり変態ではないか」
「これは失礼、でも変人でしょ」
ユリ、ニッコリ。
大神、冷や汗。
「全く、人が夢を叶えた人に素直に感動してたのに台無しだ」
「へ~そんな感動秘話の記事なんてありましたっけ」
「全く、君の目は節穴か。
この記事を読んで見たまえ、感動で涙が止まらないぞ」
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<中央教育審議会>武道必修化を大筋了承
9月4日19時21分配信 毎日新聞
学習指導要領の改定作業を進めている中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)の専門部会は4日、中学校の保健体育で選択必修になっている武道(柔道、剣道、相撲など)を1、2年生の男女を対象に原則、必修化することを大筋で了承した。昨年12月改正の教育基本法に盛り込まれた教育目標「伝統と文化の尊重」の実現を目指す。
この教育目標は「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する態度を養う」といういわゆる「愛国心」表記として、賛否を呼んでいた。
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「これはまた軍国主義とか叩かれそうですね」
「それは違うぞユリ君。
そんな表面だけに捕らわれるとは、それでも深読み探偵大神空也の助手かっ。
修行のやり直しだ」
「だったら、その前にたまっている給料払って下さい」
ユリに未練無し、本気で給料貰えば辞める気迫。
「え~と、うんユリ君は良くできた助手だ」
「まあ、給料代わりに探偵の見解をお聞きしましょうか」
溜息一つ。
馬鹿話でも聞かなきゃやってられないという態度。
「ずばり、軍国主義はカムフラージュ
その心は」
「心は」
「隠れ
ドラゴンボー○
北斗○拳
魁○男塾
聖戦士星矢ファン」
「はあ?」
「その昔一生を風靡した少年雑誌があった。
その読者達が大人になり権力を握ればどう思う。
そんな世界を実現してみたいと思うじゃないか。
違うか」
「え~と」
「ガンダムに憧れた少年が、車会社でロボット作るんだぞ。
政治で権力握ったら、その世界を実現したいと思うじゃないか」
「論理的あっているような、ないような」
「ユリ君は人間を分かってない。
所詮人間なんて、単純なのだよ」
「裏を読み過ぎて、表にいってしまった感じですね」
「そこでどうだろう。
今から深読み探偵大神空也の大冒険という小説を書いて
ヒットさせ。
その世代が権力を握ったら、
学校教育に探偵術が採用されるかも。
そうすれば、私も講師として雇われて、老後は安泰?」
「随分遠大な計画のことで。
頑張って下さいね」
ユリはスマイルゼロ円で去っていってしまった。
「ユリ君冷たい」
別の意味で追いつめられていく大神空也
そろそろ一山当てないと危ないぞ
