息子からのサプライズ

遅い時間に家に帰ると、奥さんが起きてきて、
ご飯の準備をしてくれる。

洗濯物をカゴにいれて、風呂に入れば、
温かい食事が待っている。

小学校1年生の息子はたいてい寝ていて、
寝顔を見て、頭を撫でる。

たまに目をこすりながら、トイレに起きてくると
もうちょっとぐらい起きていれば良いのに、
と思うけれど、眠そうだから断念する。

テレビを見て、そろそろ寝ようかとベッドに
行くと、枕元に何かが置かれていた。


息子からの手紙。とても体裁は良くないけれど、
パパを想って書いてくれて、驚かそうと
思って、枕元に置いてくれていて、
そんな息子の健気な気持ちに、喜ぶ。


なんの為に仕事を頑張るか、これが答えやね。

年度末、新年度。息子は小学校2年生に。
自分も、本当に踏ん張りどころ、正念場。

オオカミは嘘をつく(45点)

タランティーノの煽りに乗って観てみた。
2013年のイスラエル映画。


イスラエルはここ。1948年に建国された。
1948年を調べてみたら日本は昭和23年。
北野武や井上陽水、チャールズ皇太子が生まれ、
ベーブ・ルース、ガンジー、太宰治、
ライト兄弟の兄貴が物故した年。
何でも調べたら面白いな。
因みにうちの母親も昭和23年生まれ。(68歳)

映画はというと、点数は低くしたけれど、
これはこれでメッセージ性があって面白い。

イスラエルのとある森の中で、
少女の首がない遺体が見つかる。
犯され、指を折られ、足の爪を剥がされ、
そして無惨にも殺された、少女。



一人の容疑者に浮かんだのは中学教師の男。
だが、証拠不十分で放免されてしまう。

納得いかない刑事が中学教師を追い詰めたが、
少女の父親によって、教師共々、
森の奥の家屋に拉致されてしまう。


そこで父親によって繰り広げられる拷問。
中学教師は何をされても口を割らない。
本当は犯人じゃないのか？真犯人がいるのか？

最初は疑っていた刑事も、徐々に中学教師の
人間性に感化され、次第に冤罪じゃないかと、
迷いだす。中学教師にも娘がいるのだ。


だが、更にエスカレートする父親の拷問。
この父親こそ狂気の塊に見える。

いったい誰が、少女を殺したのか。
大衝撃のラストを見逃してはいけない。

という感じのストーリー。

個人的には拷問はもっとエグくていい。
タランティーノならもっとやるはずだ。

あと大衝撃のラスト、とか書いたけれど、
もっと違ったラストなら良かった。

やりたいことは分かる。これはこれで良い。
説明不足なのも良い。メッセージ性がある。

ただ、もっともっとエグいやり方も
できるはず。これがイスラエルの限界か？

部屋を真っ暗にして一人で見るのがお勧め。

新人へ

できなかったことが出来るようになる。
そんな感覚は、いつ以来なんだろう。

例えば社外メールひとつにしても、
昔は時間を掛けて作って、誤字脱字を
チェックして、上司に見せてチェックを
してもらって、最後にもう一度チェックして、
やっとなんとか送信していた。作業時間30分。

これが今では、考える速度も、打つ速度も、
チェックの速度も、決断する速度も、
大いに早くなっているから、5分で終わる。

今、新卒の子なんかは、きっとそんな状態。
一つひとつの仕事に対して、時間を掛けて、
ミスがないようにドキドキしながら、
丁寧に仕事をしているはず。

だから時間が掛かる。

でも、今はそれでいい。

「やることが多い....」って感じているなら、
それは正解で、「まだやれることが多い」
ってことと同義だと思う。

社会人歴が長くなれば、立場も変わって、
やれることや、やらなければいけないことも、
かなり多くなってくるはず。

でも気付いたら、昔できなかったことが、
ちゃんとできるようになっていて、
キャパシティなんか、一気に膨らんでるはず。

何であんなことで悩んでたんやろ。

そう思う日がきっとくる。

でも、、、
しんどいから、
やることが多いから、
上手くいかないから、
嫌になってきたから、
帰る時間が遅いから、
休日出勤があるから、
給料が安いから、
人間関係が悪いから、

例えばそういった理由で、
目の前の壁から目を背けていたら、
絶対に成長はしないし、後悔するはず。

だから少しずつで良いから、
成長していけば良いし、
今は、時間が自分への投資だと思えば良い。

若いうちの苦労は、絶対に糧になるから。
我慢してでも、やってみたらいい。

新卒だけじゃなくて、中途社員も同じ。
新しいことにチャレンジしてんでしょ。
シンドイなんか当たり前。

やれるかどうかじゃなくて、やらんとね。
やろうと思えるかどうか。

自戒の念を込めて、甘えは置いていこうと思う。
新卒と話していて、勉強にもなった。

残3日と30分

3月中にしましょうか。
じゃあ金曜日はどうでしょう。
金曜日はもう4月ですよ。

そんな会話をしていて、時間の流れの速さに
毎度のことながら驚きを隠せなかった。

あと3日と30分で、今年度が終わる。
そして、1年の1/4が終わる。

大人になって時間の流れが速いと感じるのは、
新しい体験をしなくなって、脳が新鮮さを
忘れてしまっているから。

常々思うのは、
日々を無意味に消費したくないということ。
どうせなら毎日意味を持って生きていたい。

あの時何をしていたか。
あの時何を感じていたか。

そんなことを忘れないようにしたい。

2016年パ・リーグ予想

プロ野球開幕から2試合が経過。
(これを書いているのは26日夜)

中日のビシエド、阪神の高山、広島の黒田、
巨人の小林、DeNAの井納、ヤクルトの大引。
この辺りが好成績。

まだ二試合だから何も分からないけれど、
阪神の岡崎が出塁率.800は予想外。
能見と同期入団の苦労人が、今年は奮起。

パ・リーグは、ロッテが好調。
涌井も良いけれど、試合を観てると、
西野と藤岡が良い仕事をしている。
特に西野は2試合連続登板で打者6人で
完全なリリーフ。危なげなさすぎ。
藤岡は予想以上に良い。

王者ソフトバンクの4番内川は大賛成。
長打を意識せずに確実に繋げる4番像。
.350 200本安打 10本塁打 120打点
こんな成績を残せるイメージすらある。
まだ勝ち星はないけれど、ホークスは大丈夫。

西武はスタメンファースト山川が驚いた。
おかわり二世として西武に入団したけれど、
この2年間はほとんど二軍生活。
ここらで一気に爆発....は難しいと思う。
スイングは早いけれど選球眼が悪い。
早く森をスタメンに戻す方が良い。
下位打線でブレーキがかかる。

オリックスは打線が強い。
1番に大学野球日本代表4番、青山学院大学の
ドラフト1位ルーキーの吉田を起用するとは。
しかもルーキーを指名打者！凄い。
左翼で使うかと思っていたけど、ビックリ。
全員が3割を打てる配置なだけに、期待大。

楽天はゴームズが意外と選球眼が良い。
まだヒットは出ていないけれど、
三振が少なくて、四球を選べたら、
36歳でもまあやれそう。
ただ、楽天は決め手がない。
則本と松井がどれだけ持つかが鍵。

日本ハムは2戦2敗。でも大丈夫。
エースと4番がしっかりしているチームは強い。
そしてレアードが今年ホームラン王を獲る。
中島、陽、西川、そして田中賢介。
抑えも増井がいる。これは絶対に強い！


というわけで、順位予想。


1.日本ハム
2.ソフトバンク
3.オリックス
4.ロッテ
5.西武
6.楽天

ソフトバンクの連覇はないと予想。
ダークホースはロッテ。でも後半失速する。

やはり大谷・中田の存在は大きい。
日本ハムが優勝、だと思う。

個人タイトル。

首位打者 内川聖一
本塁打王 レアード
打点王 中田翔
盗塁王 中島卓也
最多安打 内川聖一
最高出塁率 内川聖一

最優秀防御率 涌井秀章
最多勝 大谷翔平
最多奪三振 大谷翔平
最優秀勝率 涌井秀章

最多セーブ 増井浩俊
最優秀救援 森唯斗

新人王 吉田正尚
沢村賞 涌井秀章