観た映画は全てメモしているわけだけど、
このブログにも何度か映画の感想は載せていた。
けれど、最近は載せるのも面倒になって、
メモ程度でスマホに記録している。
まあ性格的に、そうしたい、だけ。
で、2021年は120本ぐらい映画を観て、
まあこれが多いか少ないかといえば、
一番観ていた時代の1/3程度なので、
少ないような気もするけれど、
昨年観た映画の中では、コンジアムか、
ゲットアウトか、パラサイトか。
まあそんな感じなのだけれど、
2022年になって自分の中で満点が出た。
このブログでも100点なんて、
付けたことがないような気がする。
それぐらい、この映画はヤバい。
ガールインザベースメント。
17歳のサラは18歳になる直前に、
実の父親のドンが自宅の地下室に監禁。
性的虐待で子供を生まされたサラ。
そこから20年間、監禁が続く。
という、実話を元にした映画なのだけど、
もう、胸くそ悪くて心が痛すぎる。
とにかくこの父親がイカれてる。
どんな悪党よりも狂人で、変人。
ネタバレはなしで見てほしいけれど、
もうとにかく観ているのが辛い。
ただそれだけでは100点にはならない。
この映画には確かな「愛」がある。
20年という月日を実の父親に奪われたサラ。
そしてサラの子供達への愛情。
地下の狭いスペースで20年間暮らした、
家族の愛が溢れる狂気の作品。
途中から涙が止まらなくなった。
感情が爆発した。
完全に名作。なかなか、これを超える作品は
ないと思う。本当に素晴らしい映画だった。
100点か...巡り合った。
2度と観たくない作品だ。