ラーメンむさし

ラーメンむさし藤井寺店
昔、働いてたんよね。ここ。

採用面接の時、堺の本店まで社長面接に
行った記憶がある。将来は店を任せる、
なんて言われたけれど、そこまで本気には
なれんかった。そもそもラーメンは原価率が
非常に高くて採算が合わない。ライバルも
多いし、千荊万棘の道を行くことになる。

だから、ちょっとだけで辞めた。
元々ヘビーユーザーだったから、
働けて良かったとは思っている。




そんな原価率が高いって言われる業界で、
本当に頑張っている、むさし。

見てよこれ。ラーメンに100円足すだけで、
唐揚げとライスとドリンクが付くのよ。

大体相場は300円～400円でしょう。
それを100円って、価格破壊も甚だしい。


しかもこの唐揚げがまた美味しいんよね。
これにドリンクがついて780円だからね。

ちなみにこのラーメンは元祖ど濃厚ラーメン。
鶏ガラと豚骨に煮干しを入れた、
ガッチリした味わい。ただ煮干しが強すぎる。


つい頼みすぎる。唐揚げ、2皿。

電力不正節電で経営者は捕まったけれど、
現場のスタッフはお客様の為に全力で
働いています。むさしは心の接客がモットー。

これからも、利用したい。
ご馳走様でした。

ゾンビーバー(70点)

話題作、ゾンビーバーを鑑賞。
スタッフもキャストも誰も知らない。
正真正銘のB級映画。

そして最高のB級映画。


男女6人が田舎の別荘で馬鹿騒ぎしていたら、
恐ろしいビーバーが現れて、襲われる。

この定番を見事に崩さずに作られているのが
なんというか、すごくちょうどいい。

休日の湖畔、水着、SEX、痴話喧嘩。
B級映画の予定調和がしっかりと
盛り込まれているので、見ていて安心する。

女の子のキャストも美人揃いで、
それぞれにちゃんと個性がある。

一人ずつゾンビになった化物ビーバーに
殺されていくのがワクワクするし、
ビーバーに噛まれたらゾンビーバーになる、
という異色の設定は面白い。


衝撃的なビジュアルもドンピシャ。
素晴らしい美術レベル。


そんなわけないやん。
ちゃんとコメディ要素もあるから、
子どもでもなんとか楽しめる作品。

とにかく、「ちょうどいい」の一言に尽きる。
是非観て欲しいB級映画。

もっと書きたいけれど我慢。
肩の力を抜いて観るべし。

2016年セ・リーグ予想

いよいよプロ野球の開幕。
今年のセ・リーグは面白い。
全員が40代の監督。これは見もの。

悩み抜いた末の順位予想は下記。

1.阪神
2.ヤクルト
3.巨人
4.DeNA
5.中日
6.広島

阪神
金本監督は「上司にしたい」と思えるような
意図と愛のある叱り方ができる。
その上、熱意があり、畏怖の対象にもなる。
勝てるチームに育ててくれそう。

先発投手陣は12球団でも抜けている。
藤浪・メッセンジャー・岩田・能見。
実績のあるエース級が4人いるのは大きい。
連敗しにくいからチームに勢いが増す。
この4人で700回投げて、55勝はして欲しい。

藤川は先発では絶対に結果は出ないから、
早めに中継ぎにして、福原・藤川の2枚で、
マテオに繋ぐパターンを作ってほしい。
ただマテオも不安。四球が多いタイプなので
僅差の試合を落としそう。
2勝4敗32セーブ防御率3.54とかになりそう。

打撃陣の要は、間違いなく3番鳥谷。
鳥谷が.315 12本 75打点 出塁率.400
これぐらいやってくれたら最高。

高山、梅野、横田らの若手に期待。
その反面、ベテランが少ないのが不安。
ヘイグも打たんやろうから、早めに
5番に福留を置いた方が良い。
.270 20本 80打点やってくれたら十分。
ゴメスが最低30本100打点しないと勝てない。

結論、投手は7回以降の勝ちパターンの確立。
野手は3番～5番の固定。

ヤクルト
真中監督は平凡。負けない方法を知っている。
昨年の優勝は大きい。一日の長はあるはず。
投手陣をどう采配するかが決め手になる。

何と言っても打撃陣が強い。
川端・大引・山田・バレンティン・畠山・雄平
この1～6番の抑え方が分からん。

川端が首位打者&200本安打
大引が出塁率4割越え
山田がトリプルスリー
バレンティンが60本塁打
畠山が100打点
雄平が3割20本
これだけやったら、優勝や。

ただ残念なのは先発投手陣。
計算できるのが小川と石川だけ。
館山、成瀬が復活すれば...。

そして何より中継ぎ不足と守護神不在は大きい。
オンドセルクは昨年並みの活躍が必須。
バーネットが抜けた穴を防げるかが鍵。

巨人
高橋監督では巨人は勝てない。
若いだけでなくて、熱量が足りない。
勝つ！という思いが伝わらない。
まだまだ傀儡という感じが否めない。

4位にするか悩んだ末の3位予想。
僅差でなんとか3位。

まず主力選手の衰えが酷い。
阿部、村田が精神的支柱と言われたら終わり。

長野、片岡もせいぜい.260止まりだろうから、
立岡、小林、岡本、大田、重信の若手を
我慢して使う必要が絶対にある。

でもギャレットの加入でポジションが埋まる。
だから若手が育たない。良い選手多いのに。

個人的にキーマンは亀井。09年並に活躍すれば
中軸として勢いがつくと思う。

そして投手陣が酷い。

杉内、大竹、マイコラスの故障。
これが痛すぎる。なんとかなりそうなのは
開幕投手の菅野とポレダぐらい。
後ろは澤村がいるけれど、いつ壊れるか。
ルーキーの桜井と3年目の田口に期待。

故障者が戻ってきて、内海が復活して、
阿部が捕手を辞めて、村田が爆発して、
坂本と亀井がキャリアハイ出せばいける。

DeNA
ラミレスが監督ってそりゃダメだ。
大好きな選手の一人だけど、さすがに無理。

筒香が首位打者を獲る。
それ以外のイメージが湧かない。
でも腰の状態が心配。
.330 30本 110打点 ぐらいやってくれたら最高。

石川、梶谷、飛雄馬あたりが仕事をすれば、
かなり良いところまで行くと思うけれど、
正直、そこまで期待できない。

何より先発投手陣が足りない。
山口、井納、三嶋、ドラフト2位の熊原。
コーチ兼任の三浦兄貴はもう厳しい。

中継ぎは三上、エレラがどれだけやれるか。
そして山崎が2年目のジンクスに勝てるか。
山崎と広島中崎のタイトル争いが見たい。

守護神が確定しているだけ強い。
ラミレス監督じゃなかったら、2位だ。

中日
谷繁監督はこれから名将になるはず。
ただ今年は戦力が整っていない。

昨年よりは活性化されていると思うけれど、
先発で計算できる選手が、大野と若松だけ。

若松は実質2年目みたいなもんで、
10勝すれば大活躍といえる。
大野がどれだけ勝てるかだが、
球界の大エースとは呼べるレベルじゃない。
うまく勝てても12勝。

昨年防御率0点台の吉見が復活すれば、
まだ3本柱で見栄えはいいけれど、
吉見は通年では無理だと思う。

そして中継ぎ～抑えの不在。
浅尾、田島あたりが頑張らんと。
ただ又吉は今年良い気がする。

野球は投手力。この時点でかなり弱い。
そして打撃陣も、しんどい。

平田が大活躍しても、.300 10本 65打点
とかで終わりそうだし、森野はもう厳しい。

となると高橋周平や福田に期待だけど、
ここもまだまだ一流ではない。
亀沢が覚醒してくれたら良いけど。

個人的に期待しているのは、ビシエド。
.250でも良いから35発100打点ぐらいやれば、
チームに勢いがつく。三振多いけど。

頑張って欲しいけど、Bクラスは間違いない。
ここは我慢して、来年の為の采配を。

広島
まず緒方監督を変えないと勝てない。
ネットでも酷評で、それに乗じた感じで
嫌だけれど、広島はもっと緻密な
野球をしないと勝てない。

広島の王道パターンは、先発が試合を作り、
1点を堅実に取りにいって、守り勝つ野球。
昔の中日のように、二遊間と投手で勝つ、
そんな計算された野球がセオリーなはず。

せっかく丸や菊池のような守備の
上手い選手がいるのに、守備力を
活かした戦いが出来ていない。

一発を狙いに行ったり、無理に進塁打を
打たせようとしたり、そうじゃない。
もっと選手の技を使っていかないと。
バント、エンドラン、盗塁、攻撃的守備。
カットして、四球選んで、っていう野球。

戦力的にもどう足掻いてもマエケンが抜けた
穴は絶対に埋まらない。200回を投げ切る
エースの代わりは福井じゃ無理。

黒田も今年はさすがにサービス残業。
防御率4点台で7勝して、客を呼べれば最高。
福井が14勝したとしても、大瀬良を先発に
戻して野村が10勝するぐらいじゃないと。

個人的に抑えの中崎は大注目。
この選手は凄い。日本を代表する守護神になる。

ただ、そこに繋げる中継ぎがいないから、
一岡やジャクソンに頑張って欲しい。
頼むからジャクソンを抑えは止めてくれ。

打線は、エルドレッドの前にどうやって
ランナーを溜めるか。菊池と丸の後を打つ
3番バッターが不在。ルナに期待、と言われる
中で、自分は実は鈴木誠也に期待。
菊池→鈴木→丸→エルドレッド。
キクマルスズキが機能すれば、怖い打線になる。

ただマエケンが抜けた精神的なダメージは
大きいのと、緒方監督のダメ采配で、
最下位予想。でも、本心は勝って欲しい。
阪神の次に好きなチームだから。


長かった。最後にタイトル予想。


首位打者 筒香嘉智
本塁打王 バレンティン
打点王 ゴメス
盗塁王 山田哲人
最多安打 川端慎吾
最高出塁率 鳥谷敬

最優秀防御率 菅野智之
最多勝 藤浪晋太郎
最多奪三振 藤浪晋太郎
最優秀勝率 藤浪晋太郎

最多セーブ 中崎翔太
最優秀救援 又吉克樹

新人王 高山俊
沢村賞 藤浪晋太郎

新外国人で期待できるのは、
巨人のギャレットと中日のビシエド。

さあ開幕！いよいよ明日！

ホモセクシャル・トレイン

深夜23:45の電車内。

二人のスーツ姿の男性が乗ってきて、
自分の目の前の席に座る。

どちらも20代後半ぐらいの風貌で、
顔と髪型はホスト風だが、持っている鞄と
すり減った靴で、サラリーマンだと分かった。

「じゃあ次は課長。せーの」
「あり！」
「被ったやん！じゃあお前にあげる」

みたいな会話をしていて、特に大声だったから
やたらと気になっていた。

「お前、ノブヒコさんどうよ」
「俺めっちゃ好き。抱ける」

どうやら、彼らは同性愛者のよう。
いや、全然良いんだけど、ここ、電車内。

仮に異性愛者が大声で話していても不愉快。
だから、同じように不愉快だった。

その後も、引くぐらい大声で、
引くぐらい卑猥な話をしていた。

見た目も話し方も男性的だったから、
ゲイではなくホモセクシャルかな。

どんな性癖を持っても自由だけど、
なんにしても時と場所は弁えないと。

カッコ悪い大人はダサい。

ちなみにホモセクシャルの対義語は、
ヘテロセクシャル(異性愛者)という。
なんてことない豆知識。

ばいばい。

5年間一緒に働いた仲間の送別会。

彼と初めて出会ったのは、2011年4月。東京。
その当時入社したメンバーの研修会場。
第一印象は、小さいテンパの変な奴。

研修が終わって、当然、同期同士で
呑みにでも行くかと思いきや、
気付いたら高田馬場駅に向かって、
颯爽と一人で歩いて行ったので、驚いた。

何という協調性のない奴。

かと思ったら、翌日のプレゼンの為に、
自分の部屋で一緒にプレゼン内容を考えよう！
と、会ったばかりなのに、人懐っこかったり、
ホント、良く分からん奴やった。

研修が終わっても、当時の上司に何度も
キレられてたり、うるさいけど、あまり仕事は
できない印象で、1年目、2年目は、
「賑やかで面白い奴」として、名を轟かせた。

でも3年目には全国トップクラスの成績で、
優秀社員に選出されるなど、目覚ましい活躍で、
この頃から、存在感や安定感が抜群になって、
後輩や先輩からも、頼られる存在になった。

4年目、5年目は同じ立場で仕事をして、
最初は自分勝手なプレイヤーだったけど、
最後には、本当に信頼できる男に成長していた。

結局、5年間も一緒にいて、数回しかゴハンに
行かなかったような、そんな仲。

自分からすると、「隣町の番長」という感覚。
俺の方が上！って、お互いに思ってたんやろな。

イライラさせられたり、本気でムカつくことも、
なかなか多くあって、何やねんコイツ！
って思うことも、多々あった。

でも、彼が優秀社員になった時と、
昇格した時は、めちゃくちゃ嬉しかったし、
誇らしかったし、何度もガッツポーズをした。

こんなに感情的になれる人も珍しいと思う。
年下やけど、後輩と思ったことは一度もない。
格下だと思ったことも一度もない。

負けたくない、っていっつも思っていて、
同期入社で、自分はライバルだと思っていた。

一度もそんな話はしたことなかったから、
こっちの一方的な感覚かと思っていたけど、
最後に、俺はライバルだと思っていました、
って言われて、思ってたんや、って思った。

多分これからも多くは話さないし、
そんなに会うこともないと思うけど、
心の底から応援してるのと、活躍を期待してる。

尊敬もしてたよ。本当に凄いって思ってたよ。
どこへ行っても、明るく元気に頑張って欲しい。

5年間ありがとう。お疲れ様でした。