MOLE / 生きてる証拠の備忘録

継続は力なり、というので、
出来る限りは毎日書くつもりです、多分。

ばいばい。

2016-03-22 23:30:11 | 仕事

5年間一緒に働いた仲間の送別会。

彼と初めて出会ったのは、2011年4月。東京。
その当時入社したメンバーの研修会場。
第一印象は、小さいテンパの変な奴。

研修が終わって、当然、同期同士で
呑みにでも行くかと思いきや、
気付いたら高田馬場駅に向かって、
颯爽と一人で歩いて行ったので、驚いた。

何という協調性のない奴。

かと思ったら、翌日のプレゼンの為に、
自分の部屋で一緒にプレゼン内容を考えよう!
と、会ったばかりなのに、人懐っこかったり、
ホント、良く分からん奴やった。

研修が終わっても、当時の上司に何度も
キレられてたり、うるさいけど、あまり仕事は
できない印象で、1年目、2年目は、
「賑やかで面白い奴」として、名を轟かせた。

でも3年目には全国トップクラスの成績で、
優秀社員に選出されるなど、目覚ましい活躍で、
この頃から、存在感や安定感が抜群になって、
後輩や先輩からも、頼られる存在になった。

4年目、5年目は同じ立場で仕事をして、
最初は自分勝手なプレイヤーだったけど、
最後には、本当に信頼できる男に成長していた。

結局、5年間も一緒にいて、数回しかゴハンに
行かなかったような、そんな仲。

自分からすると、「隣町の番長」という感覚。
俺の方が上!って、お互いに思ってたんやろな。

イライラさせられたり、本気でムカつくことも、
なかなか多くあって、何やねんコイツ!
って思うことも、多々あった。

でも、彼が優秀社員になった時と、
昇格した時は、めちゃくちゃ嬉しかったし、
誇らしかったし、何度もガッツポーズをした。

こんなに感情的になれる人も珍しいと思う。
年下やけど、後輩と思ったことは一度もない。
格下だと思ったことも一度もない。

負けたくない、っていっつも思っていて、
同期入社で、自分はライバルだと思っていた。

一度もそんな話はしたことなかったから、
こっちの一方的な感覚かと思っていたけど、
最後に、俺はライバルだと思っていました、
って言われて、思ってたんや、って思った。

多分これからも多くは話さないし、
そんなに会うこともないと思うけど、
心の底から応援してるのと、活躍を期待してる。

尊敬もしてたよ。本当に凄いって思ってたよ。
どこへ行っても、明るく元気に頑張って欲しい。

5年間ありがとう。お疲れ様でした。