703 ~NAOMI’s Room~

「鎌塚氏、すくい上げる」

正月ぶりに舞台を観に行ってきた。

心から大好きな満島ひかりさんが出ている
「鎌塚氏、すくい上げる」





今、この時期に満島ひかりさんの演技を生で観れるというのは
かなり幸せなことだと思う。

2009年、一気に評価され初めてから
舞台をやるのは初。

今回はコメディーだったので、
インタビューや取材や会見で出している
本来の彼女がもつコミカルさやウィットに富んだ演技が観れた。

私が最も好きな満島さんの演技は、
「川の底からこんにちは」や「さよならぼくたちのようちえん」「カケラ」など
一見ごく普通の人間(の内面を爆発させる時がすごい)の役だけれど
こんな笑いの起きる満島さんの演技は初めて観たかもしれない。

なのにやっぱり切り替えがすごかった。



彼女のWEB上や雑誌のインタビューを読んでいると
すごく感性の方向が定まっていると感じる。
なのにその幅も持ち備えている不思議な人。

ブログの言葉の選択や想いもとても魅力的だった。
辞めてしまったのはすごく残念だけど、考えがあってのことだと思う。

昔から文章や詩を書くのが好きだったそうだから
今でも別の場所で日々の気持ちや想いを綴っているのだろうな。


昨日舞台を観てからというもの、
ここ最近の忙しさで少しやわらいでいた私の「満島ひかり病」が再発し、
昨日から様々な動画や記事を見漁った。
そして今日は「愛のむきだし」を観直した。

彼女自身が何かの取材で語っていた通り、
「満島ひかり像」が浮き出る作品ではなく、
「え?誰コレ?」みたいな新鮮さと刺激をもつ
“針を挿すような役者”(満島さんの表現)をこれからも創っていってほしい。


今冬には阪本順治監督の「北のカナリアたち」(豪華ゲスト!!)や
舞台「100万回生きた猫」(またまた森山未來と)、
そして2013年には、ものすごく楽しみな「夏の終わり」が公開。

「夏の終わり」は本当に楽しみ。
原作も買ったので少しずつ読み進めて楽しみにしていよう。

満島さんを観たり聞いたり読んだりしていると
感性が研ぎすまされる気がする。

今後もずっと期待させてください。


今日の一言。
「夢中にさせる力」

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